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【文学フリマ挑戦】#13 まだ誰にも渡せない名刺を作った話|MMPP Publishing

1つ前のお話はこちら

名刺を作ろうと思った。
渡す相手は、まだいないけど。

前回、ようやく「作る」と決めました。
試験印刷から見直して、初版第1刷へ……。

少しずつ、個人ではなく、レーベルとして動いている感覚が出てきています。

となるとです。もう一つ必要なものがある。

「名刺」

仕事で使っているような名刺とは、違う。

せっかく個人レーベルとして作るなら、もっと自由でいい。
ちゃんとしたものではありたいけど、少し遊びも入れたい。

たとえばですよ。

本と一緒に置いたとき、違和感がないこと。
手に取ったとき、「これ、いいな」と思ってもらえること。

今回考えている仕様は、こんな感じ。

・用紙:ヴァンヌーボVGスノーホワイト 195kg
・サイズ:91mm × 30mm
・表面:黒猫ロゴ+小さく「MMPP.K(管理人)」
・裏面:「短い文章が好き。」+QRコード(noteへ)
・左上に3mmの穴
・黒と白、2種類のグログランリボンのどちらか(各3mm幅)

作る気満々の構想である。
でも、このくらいがちょうどいい気もしています。

紙の質感。
手に持ったときの軽さと厚み。
小さな仕掛け。

たった一枚だけど、レーベルの空気が少しでも伝わればいい。

配る機会は、たぶんそんなに多くない。

それでも、本を買ってくれた人には、受け取ってもらいたい。

自分の書いたものに、時間とお金を使ってくれた人。
それだけで、もう十分すぎるくらいのつながり。

たぶん最初に買ってくれた人がいたら、めちゃくちゃ嬉しいことでしょう。

握手してほしいくらいだし、記念に一枚お願いできますか、って言いたくなるくらいには感動する。
(いや、ほんま)

そんなときに渡す。

「これ、名刺です」

レーベルとして、そして自分として、ちゃんと繋がるための一枚……。
最初に受け取ってくれる人は、どんな人なんだろう。


 ▶ #13.5 レーベル管理人の名刺が届いた日
 ▶ #12 レーベルとして、本を作る。

「短い文章が好き。」の作品一覧
 ▶ One-Cut-Story(断片・切取り)
 ▶ 短くて小さな物語(読みやすい短編)
 ▶ Lab(実験・断片・連作)

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