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UpNoteは生成AIの出力置き場として使いやすい

UpNoteを使い始めて、半年ほど経ちました。

当初の私にとって、UpNoteはWindows PCで作ったものをiPhoneに持ち出すための、「紙に印刷する代わり」でした。

ところが、ここ数ヶ月でもう一つ、大きな役割が加わっています。

ChatGPT、Claude、NotebookLMなど、生成AIの出力を、とりあえず貼って、並べて、眺める場所です。

保存庫というより、作業中の資料を広げておく机に近いと思います。

半年使ってみて、UpNoteが何に向いていて、逆に何には向いていないのかも、かなりはっきりしてきました。

今回は、以前の記事から私のUpNoteの使い方がどう変わったのかをまとめてみます。


なぜ、またUpNoteについて書くのか

2026年4月にnoteを始めてから、いちばん読まれている記事と2番目に読まれている記事は、どちらもUpNoteについて書いたものです。

ダッシュボードを見てみても、この2つの記事が人気であることが分かります。ちなみに4位もUpNote関連の記事ですので、ベスト5のうちの3つも含まれていることになります。

上位2つの記事を公開したのは4月6日と7日です。

単に古い記事ほど検索に引っかかりやすいという事情はあるにせよ、それを差し引いても、想定外によく読まれています。

理由を考えてみると、UpNoteについての「等身大のレビュー」が、それほど多くないのかもしれません。

ちなみにGemini Notebook(旧:Notebook LM)でUpNoteのレビュー記事についてFast Reserchしてみると・・・

一番下の「UpNoteの6つの欠点」が私の記事が検索で出てきていることが分かります。

Evernoteを使っていた人が次の移行先を探し、Notionには行かなかった場合に、「じゃあUpNoteはどうだろう」と検討する。そのタイミングで検索に引っかかっているのではないかと考えています。

前の記事を書いてから4ヶ月が経ちました。

当時とは使い方が少し変わったので、現在どう使っているのかを、一度まとめておくことにしました。

なお、この記事でいうUpNoteは、Apple純正の「メモ」ではなく、UpNoteというノートアプリのことです。


私がUpNoteを使っている環境——Windows PC+iPhone

私の環境は、次のようなものです。

  • WindowsのデスクトップPC

  • iPhone

  • UpNote【有料プラン】(デスクトップアプリとiPhoneのアプリで同期)

  • デュアルディスプレイ環境(メインモニターとは別にDellのモニターを縦向きで設置)

この「Windows PCとiPhone」という組み合わせが、私がUpNoteを使っている理由のかなり大きな部分を占めています。

MacとiPhoneであれば、Apple純正の「メモ」で足りる人も多いと思います。

一方で私の場合は、

Windows PCで作る → iPhoneで見る

という往復が日常的に発生します。

この環境で、UpNoteがとてもよく効きます。


私にとってUpNoteは「紙に印刷する代わり」

私の中でのUpNoteの位置づけは、クラウドストレージでもデータベースでもなく、紙に印刷することの代わりです。

ここでいう「印刷」は、保存のための印刷ではありません。持ち運ぶための印刷です。鞄に入れて持ち出す数枚の紙です。膨大なデータをすべて携行する、というイメージではありません。

この比喩には、二つの含意があります。

  1. 持ち歩く枚数は、それほど多くない

  2. どれを一番上に置くか、自分の手で決められる

二つ目が、地味に重要です。

UpNoteではノートを手作業で並べ替えられます。
重要なものを上に、そうでないものを下にする。

私は基本的に、「次に予定があるもの順」に並べています。

必要なものだけを、そのとき手元に置く。
私にとってUpNoteは、そんな道具です。


UpNoteを半年使って分かった「向いていない使い方」

逆に、私はUpNoteを次のようには使っていません。

  • クラウドストレージの代わりではない——重いファイルは入れない

  • アーカイブではない——何でも永久保存する場所にはしない

  • データベースではない——大量の情報を構造化して検索・集計する用途には使わない

  • 共有ツールではない——Notionのように他人と共同編集することは想定していない

あくまで、自分ひとりが「いま使うもの」を持ち出すための場所です。
そう割り切ると、UpNoteはとても素直な道具になります。


私がUpNoteに置いているノート

現在、よく使うノートは上からだいたい次のように並んでいます。

  1. To Doリスト——常に最上段

  2. noteのメモ帳——記事のネタなど、雑多なメモ

  3. 日付ごとのノート——その日の概要、オンラインMTGのURL、関連メールのコピーなど

3番目が、実質的な本体です。

日付順に並べ、予定が近いものを上に置きます。
仕事の予定が入れば、そのノートが上に来る。終わったものは下に移していく。

カレンダーとメモの中間のような使い方です。

オンラインMTGのURLや、その予定に関係するメール本文なども一つのノートに貼ってあります。

そのためiPhoneを開けば、「今日の用事」に必要な情報を一枚で確認できる。これが、私にとっての「紙に印刷して鞄に入れる」の代替になっています。


今いちばん便利なのは「縦型モニタ+生成AIの出力置き場」

ここ数ヶ月で大きく変わったのが、この使い方です。

私はデスクトップPCを使っています。
メインモニターの他に、デュアルディスプレーとして縦型モニタを使用しています。ここにUpNoteをほぼ常時表示しています。

縦型モニタなので、とにかく長い文章をスクロールして読むのに向いています。

そこに何を表示しているのか。

生成AIの出力です。

一つのテーマについて、

  • ChatGPTの回答を貼る

  • Claudeの回答を貼る

  • NotebookLMの結果を貼る

  • 必要なら資料から画像を切り取って貼る

これをぱぱっとやると、一つのテーマについての「作業台」ができます。

ChatGPTで考えを広げ、Claudeの回答と比べる。NotebookLMから資料に基づいた情報を持ってくる。必要なら元資料の図表も横に置く。

それらを一つのノートにまとめて、縦型モニタで眺めます。

複数の生成AIの回答を比較しながら考えるときに、これがちょうどいいのです。


なぜ生成AIの出力置き場としてUpNoteが便利なのか

生成AIの出力を置く場所なら、WordでもGoogleドキュメントでもよさそうです。

実際、それらを使うこともあります。ただ、UpNoteには一つ大きな利点があります。

貼り付けたときに、そこそこ綺麗な状態で収まることです。

見出しや箇条書きなどもある程度そのまま残り、こちらで細かく装飾しなくても読める形になります。

ここで手間がかからないから、気軽に貼れます。これはかなり重要です。

「あとで綺麗に整理しよう」と思わなくていい。
とりあえず貼る。
必要なものを追加する。
スクロールしながら読む。

私にとっては、それくらい雑に使えることが重要です。

考えてみれば、紙に印刷して持ち出すのも、生成AIの回答を貼って眺めるのも、やっていることは似ています。

どちらも永久保存することが目的なのではなく、

「いま使う情報を、手元に広げておく」

ためのものだからです。


UpNoteからPDFにすることもある。ただし……

一通り情報を貼り終えたノートは、そのままPDFにして使うこともあります。

きっちり仕上げたいものはWordに貼り直しますが、自分用の資料や限られた関係者内で確認する程度であれば、UpNoteからそのままPDFにすることもあります。

ただ、たまにうまくいかないときがあるので、

  • とりあえず見るだけならUpNote

  • PDF化がうまくいけば、そのまま使う

  • 確実に仕上げたいものはWordへ移す

という使い分けになっています。

便利ではありますが、「UpNoteだけで最終成果物まで全部作る」という使い方はしていません。


UpNoteが向いている人・向かない人

私が考える「UpNoteが向いている人」は、次のような人です。

向いている人

  • Windows PCとiPhone・iPadを併用している

  • PCで作った情報をスマホへ手軽に持ち出したい

  • 持ち出す情報は「数枚分」くらいで足りる

  • ノートの並び順を自分で決めたい

  • 複雑なデータベース機能までは必要としていない

  • 生成AIの出力を貼って眺める場所がほしい

一方で、次のような用途なら、他のツールを検討した方がよいと思います。

向いていない人

  • チームで共有・共同編集したい

  • 大量のファイルを保管したい

  • 情報をデータベースとして構造化したい

  • 複雑なプロジェクト管理をしたい

  • 一つのアプリですべてを完結させたい

UpNoteは万能な情報管理ツールではありません。むしろ、そこを期待しない方が使いやすいのだと思います。


UpNoteは「第二の脳」ではなく、机の脇にある数枚の紙

UpNoteを半年使ってみて分かったのは、私には「何でも保存できるアプリ」が必要だったわけではない、ということかもしれません。

必要だったのは、

いま使う情報だけをPCからスマホへ持ち出し、必要なときには生成AIの回答を一時的に広げておける場所

でした。

要するにUpNoteは、私にとって、

PCとスマホを素早くつなぐ、シンプルなノートアプリ

です。

紙に印刷して鞄に入れる、その代わり。

そして最近は、左側の縦型モニタに表示して、ChatGPT、Claude、NotebookLMなどの回答を広げておく作業台にもなりました。

私にとってUpNoteは、「第二の脳」というほど大げさなものではありません。

むしろ、

机の脇に置いてある、いま使う数枚の紙。

そのくらいの役割だからこそ、毎日使い続けているのだと思います。




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