見出し画像

『光の感染者』第22話|約束という選択

約束は、
信頼から生まれる。

それが交わされた瞬間、
答えはすでに決まっている。
物語の始まりも、
その終わり方も。

人はただ、
時間の中でそれを追体験する。

断片を拾い、
意味を与え、
あとから「物語だった」と呼ぶ。


真実は揺れない。
揺れるのは、
世界の見え方だけだ。

世界の表層と、
その仕組みに気づいた者は、
世界に従うことができなくなる。

従えなくなる、
と言ったほうが近い。


人の前には、
いつも二つの道が現れる。

一つは、
現実に合わせて生きる道。
心を抑え、
理解される範囲で生きる選択。

もう一つは、
心を真実として生きる道。
現実のほうを問い直す選択。

恐ろしく、
勇気が要り、
多くを失う可能性を含んだ道。


だからこそ、
ほとんどの人は選ばない。

だが、
真理は常に、
選ばれない側にある。


あなたは、
そのことを知ってしまった。

恐れを引き受け、
壊れる覚悟を持ち、
一歩を踏み出した。


その先に待つものは、
成功でも、
救済でもない。

ただ、
世界があなたを
以前と同じようには
扱わなくなる。

それだけだ。


しかし、その瞬間、
あなたは理解する。

約束は、
未来で果たされるものではなかった。

最初から、
すでに果たされていたのだと。

世界の側で。

「わたしは初めであり、終わりである。」

— ヨハネの黙示録 22:13

▶ 続きを読む

▶ 前に戻る

▶ シリーズ一覧


▶ 生産者の物語


生産者の覚悟と挑戦が詰まった1ヶ月分セットを、
日々の食卓と健康習慣に届けます。


いいなと思ったら応援しよう!