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ワクワクと不安は、同居していい|一歩がこわい時に【福田のスパイス#01】

1.今日のエッセイ

バックパッカー婚のはじまりは、オハイオのじゃがいも畑から。

もう、15年も前の話。

私の父親の駐在先だった、アメリカ・オハイオ州で結婚式をした。

友人宅に招かれると、本当にオハイオ・ポテトとコーンが振る舞われる。
もうひとつ付け加えると、母親の趣味は「野うさぎの餌付け」とまで言えるようなところだ。

白いドレス、和装、家族と、父親の部下ファミリーの笑顔、「おめでとう!」のシャワー。

「ついに私も、安定と安心のレールに乗りました〜!」みたいな顔をして、写真にも残っている。

で、そのあと日本に帰って、少し経ったある日。
夫がコーヒーを飲みながら、アイスでも勧めるテンションでこう言った。

「世界を見たい。」

軽い。すごく言葉が軽いぜ。

最初は「4ヶ月ぐらい会社を休職して旅しようか」という、
かわいいプランを話していたはずなのに──

「会社、辞めてきたよん。」(電話口で) 

そう、さらっと 休職プランが “寿退社バックパッカーコース” に進化していた。
誰もそんな進化ボタン押してない。

📷 安定のレールを降りて、1カ国目は友人が住む仏へ。まだ次の行き先も期間もふわっとしたまま、「とりあえず今日のごはんどうする?」だけ決まってた日。

夫が当時の会社に勤めていた理由は、サラリーが良いにも関わらず、残業がなく、小説を書く時間がある、服装自由だったからとのこと。

独身時代の部屋は「大好きな本とこだわりの服以外は生き物を確認できません」という状態で、
紙と布にしか囲まれてこなかった男である。

そんな彼が改めて、

「世界を見たい」

と言った瞬間、表向きの私は心の底からこうだった。

「いいやん!!バックパッカー婚とか、絶対おもろいやつやん!!」

その時インスタを使っていたなら
#新婚バックパッカー #住むように旅する
とかタグを量産してたと思う。

でも、そのすぐ足元で、内側のワニ脳🐊(=生存本能むきだしの原始的な脳)が土下座していた。

「ちょっと待って、安定どこいった?」
「夫に甘えて、私はゆるくピアノ活動〜という夢のプラン、どこいった?」

胸はソワソワ、肩はガチガチ。
「ワクワク」と「不安」が、ワンルームの同居生活を始めた瞬間だった。

📷 こんな感じの部屋が、しばらくの“新婚リビング”でした。洗濯物とバックパックが主役。

2.今日のスパイス名称

🧂 「ワクワクと不安は同居してていいスパイス」

「ワクワクしてる自分」と
「安定どこって言ってる自分」が
同時に存在してても、それでいい。

不安って、「間違いのサイン」じゃなくて、
ワニ脳が一生懸命「安全確認」してるサインでもある。

どっちかを黙らせようとすると、だいたい夜中に復讐してくる。
最初から「2人でシェアハウスしてる」と思っておくと、ちょっとラク。


3.今日の一行カオス(ワニ脳バグらせ版)

バックパックの底でワクワクと不安が体育座り、「行き先は未定で決定な」とチャックがぱくっと閉まった。

作:福田ゆみ(musicand)

レベル1:ただ声に出して読んでみる。
レベル2:英語っぽい発音で、口を大きく動かしながら読んでみる。
レベル3:身振り手振りもつけて、ちょっとだけ全力で。


🧠 ロジカルな種明かしはこちら

このエッセイの裏側では、
「安定どこいった…」って固まるワニみたいな脳とか、
胸がソワソワ/からだがカチカチになるときの“感覚のクセ”が、
じわじわ動いていました。

理屈は、気が向いた方だけどうぞ。

▶︎ 「寿退社でワニ脳が固まった日」(ゆるっと種明かしスレ)

🪞 もっとちゃんとDay0を知りたいときは

「がんばってるのに息がつまる夜」のことを、
もう少しだけロジカルにまとめたのが、note『自分に戻るDay0』(今だけ全文無料)です。

Day0は、
「がんばる前に一回、自分に戻るゼロ地点をつくる」ための、小さなコンパスの話。

今日のスパイスや一行カオスが、
「なんか分かる」「もうちょっと奥をのぞいてみたいかも」と感じたときだけ、続きとして読んでもらえたらうれしいです。

▶︎ 自分に戻るDay0(リンク)


👍SNSサバンナ編も気になるときは

「いいね」でワニ脳がバグる夜や、
タイムラインを見るたびにちょっと疲れてしまう感じを、
脳科学×人類学のレンズでまとめた姉妹ノートが、

musicand スパイス調合ノート #01
『Threads人類学 ─ HSP・発達特性のためのSNSサバンナ観察術』
です。

Day0が「がんばる前に自分に戻る内側編」だとしたら、
#01 は「SNSサバンナでどう遊ぶかの外側編」。

▶︎ musicand スパイス調合ノート #01「Threads人類学」はこちら


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✨ 著者プロフィール

福田ゆみ|musicand 主宰/発達音楽エデュケーター

オーストラリア生まれ、インドネシア育ち。
いまは京都とルワンダのあいだで、ピアノ・発達・旅・人類学をごちゃまぜにしながら、
「音楽で自分に戻る場」をつくっています。

音楽教室、リトミック、発達支援、国際協力、オンライン講座など、
いろんなフィールドをまたぎつつ、

「音楽って冒険!」
「音楽は、生きること」
「すべての癒しとひらめきは、つながりから」

を合言葉に、
がんばり屋さんの大人と子どもたちの「Day0」と「音の地図」を育てています。

最近のマイブームは、一行カオスと、ルワンダの太鼓と、娘のツッコミ。

▶︎ 「福田ゆみってこんな人」詳しい自己紹介はこちら


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京都・出町柳(上京区)のピアノ&英語リトミック教室。 上手に弾くより、音楽する。評価のない輪から始まります。
主宰:福田ゆみ(ピアニスト/発達特性支援士)

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#福田のスパイス #ワクワクと不安は同居してていい
#一行カオス   #自分に戻るDay0


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福田ゆみ|musicand 京都市上京区・出町柳 ピアノ&英語リトミック 「一行カオスちょっと好き」「1ミリ楽になったかも」と感じたら、その気持ちのかけらをチップとしてルワンダの子どもたちと場づくりに飛ばしてもらえたらうれしいです。

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