日本語は「開音節」、英語は「閉音節」(1)
(↑との関連です)
日本語発音と英語発音には、次の3つの本質的な違いがあります。
日本語は「開音節」、英語は「閉音節」
日本語は「高低アクセント」、英語は「強弱アクセント」
日本語は「等拍リズム」、英語は「強制拍リズム」
ここからは、
このうちの
1.「日本語は「開音節」、英語は「閉音節」
について説明します。
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音声学では、
「母音で終わる音節」のことを「開音節」、
「子音で終わる音節」のことを「閉音節」
と呼んでいます。
なお「音節」とは、物理的な音声そのものではありません。
「言語話者の頭のなかにある、区別された音のシステム」です。
いいかえると
各言語の母語話者が「意味ある音のかたまり」だと心理的に(主観的に)認識している単位のこと
です。
日本語は「典型的な開音節言語」です。
日本語の「音節」(日本語ではモーラ(拍))のほぼすべてが(母音で終わる)「開音節」だからです(50音図で母音で終わらないのは「ん」/促音/撥音/長音だけ)。
日本語以外の「開音節」言語の例としては、イタリア語やスペイン語などがあります。
いっぽう、英語は「緩やかな閉音節言語」です。
英語の「音節」の非常に多くが「閉音節」であるものの「開音節」の音節もかなりあるからです。
英語の「閉音節」の例としては、strong (/strɑːŋ/)、「閉音節」の例としては、she(/ʃiː/)が挙げられます。
英語以外の穏やかな「閉音節」言語の例としては、中国語や朝鮮語などがあります。
(つづきは↓)
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