「そっちゃそ」氏との対談より――日本の英語教育への提言(1)学習のあり方を根底から変える
以下、「学習者の時間が無駄になっている現状」に関する成瀬からのコメントです。
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すでにお話しましたように、私が代表をしている「ことさきく」プロジェクトでは、これから「グローバル英語学習」プログラムを社会に広く提供していこうとしています。
このプログラムでは、これまでの英語学習の考え方や学習の仕方を根底から変えることによって、英語学習を10倍速にするという大胆な目標を立てており、それは可能であるとしています。
10倍速が可能であると私が考える根拠はいくつかありますが、そのうちのひとつが、そっちゃそさんが指摘されている「学習者の時間が無駄になっている現状」が挙げられます。
この無駄をなくすだけで学習スピードが数倍アップすると私はみています。
具体的な話をしましょう。
私は柔道のコーチでもあります。
柔道のコーチングの基本中の基本は「正しい型(かた)をまずしっかりと教えて理解させ、それを反復練習によって体に覚えさせる」というものです。
これは柔道にかぎらず、どのようなスポーツでも同じです。
そして、英語の学習においても同じく通用する原理原則です。
ところがこの原理原則が、これまでの英語教育、英語学習では守られていません。
最初に正しい型(知識)をしっかりと教えて理解させることなく、たんに、たくさん単語を覚えなさい、たくさん英語を聞きなさい、たくさん英語を話しなさい、たくさん英語を読みなさい、といっているような指導がなされています。
野球でいえば、たくさんバットを振れば振るほど、たくさんノックを受ければ受けるほど野球はうまくなる、だから毎日たくさんバットを振って、たくさんノックを受けなさい、といっているようなものです。
こんなことをしているかぎり、膨大に費やした時間と労力がそれに見合う成果を生み出すことはありません。
これが、そっちゃそさんのいう「学習者の時間が無駄になっている現状」です。
こうした学習のあり方を根本的に変えて、「正しい知識をしっかりと理解し、それを反復練習によって体に覚えさせる」という学習方法を採用しましょう。
それをするだけで、日本の英語教育は大きく進歩し、英語学習は各段にスピードアップします。
(つづきは↓)
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