いざ温泉県へ!人生初の大分を行く【愛媛・大分編】
毎年秋になると祝祭日が多い。
9月から11月にかけては三連休が3度も続くので、ここ数年はこの時期に休みをとって3泊4日の旅に出ることにしている。
人生は何が起きるか分からないので、やりたい事はやれるうちにやっておくのが最善なのだ。
前置きはこのあたりにしておこう。
令和6年の秋は、九州地方で唯一足を踏み入れたことのない大分へ行くことにした。
大まかなルートは、愛媛県までは高速道路で行き、そこからはカーフェリーで海を渡り大分県へ向かうというプランだ。
山陽道と関門橋を通り高速道路で向かうことも出来たが、あえてフェリーにしたのは船旅をしたかったという理由による。
高速道路と比較すると航送運賃は高速道路の通行料金よりも割高だが、その分フェリー内部でのんびりしながら移動することが出来るという利点がある。
加えて船というのは日常の交通手段ではないので、利用するだけで新鮮さを感じさせてくれる。
船旅そのものも目的になるのだ。
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11月2日(初日)
初日はフェリーに乗船の乗船時刻である夕方までに愛媛県八幡浜市へ行くだけなので、八幡浜までは一直線だ。
西日本へ行く際は必ず利用する宝塚北サービスエリアで休憩を入れつつ淡路島を目指した。


あっという間に淡路サービスエリアに到着した。
時刻はまだ午前10時過ぎを回ったところ。
ここまで渋滞に巻き込まれることもなく、進捗としては滞りなし。
良いペースだ。

明石海峡大橋が見えるが、あいにくの雨天であまり写真映えはしないのは残念だった。
もっとも雨天といっても小雨だったので、その程度で済んでよかったと思う。

淡路サービスエリアを過ぎ、淡路島の南端まで来た。
ここで一つひめっちのアクスタと写真を撮る私。
これは別にロンリードライバーとして寂しさに耐えきれず、魔が差して運転中にアクスタを取り出し撮影行為に及んだわけではない。

実はこの時、私は渋滞に巻き込まれていた。
この先の大鳴門橋で工事をしており、片側二車線の本線が一車線に絞られていたのだ。
まさかこのタイミングで工事渋滞に巻き込まれるとは思っていなかったので、余裕を持って自宅を出たとはいえ到着時刻に影響してしまわないか少し心配になった。
結果的には問題はなく、八幡浜には想定の範囲内で到着している。
車移動は特に時間が読めないところがあるので、早く着きすぎるくらいでちょうどよいのだ。
高松道へ入りしばらく走ったところで津田の松原サービスエリアに入り、そこで昼食をとることにした。
普段は外食でうどんを食べることは全くないが、せっかく香川まできたのでうどんを食べた。

実はこのとき、順調に見える旅に暗雲が立ち込めようとしていた。
天気の話ではない。
少しづつ良くなっていく天気に対し、私の体調は徐々に悪化し始めていたのだ。
車内で運転中にやたらと出るくしゃみと鼻水に悩まされながらも、これは風邪ではないに違いないと自分に言い聞かせていた。
常備薬としてロキソニンSは持っていたのだが、今回は頭痛ではなく鼻水やくしゃみといった症状がメインだったので服用しなかった。
悪化しつつある体調に耐えながら石槌山サービスエリアで休憩を取った。
時刻は午後2時過ぎ。
ここまで来れば松山市まではあと少しだ。
しかし、八幡浜は松山市から更に南にあるので、しっかりと休憩を挟み無理をしないように注意していた。


石槌山から走り続けること1時間半余りが過ぎ、時刻は午後3時40分を回る頃には八幡浜の市街地に到着していた。
道中こそ雨に降られたものの、到着した時はもうすっかり快晴だった。
やはり私は晴れ男に違いない。

給油した後は、真っ先に八幡浜港にあるフェリー乗り場へと向かった。
今回のフェリーは予約してあるので乗れなくなることはないのだが、早めに乗船手続きを済ませておけばゆっくり出来る。

山には愛媛の特産であるみかんの畑が広がっていた。
海の近くでみかんと言うとラブライブサンシャインの聖地、沼津を思い出してしまうのはラブライバーの常だろう。

この時の時刻は大体午後4時20分くらいで、フェリーの出航時間は午後5時25分だから随分余裕があった。
おかげさまでドラッグストアで買い物が出来る時間を確保することが出来た。
八幡浜港へ到着した私は相変わらず鼻水が酷く、風邪薬とティッシュが欲しくてたまらなかったのだ。
とにかく出先でこれ以上体調が悪化することは避けたい。
そういうわけで、風邪薬とポケットティッシュ、そしてスポーツドリンクを買い込むという病人ムーブ全開の行動を取らざるを得なかったわけである。
宇和島運輸フェリー
フェリー乗り場の屋上は展望台のようになっており、八幡浜港を一望することが出来た。
鮮やかな夕日も出てきて最高の景色だったと思う。
青い空とオレンジの夕日が世界を照らしていて、私のような素人でもよく映える写真が撮れていた。






到着したフェリーからランプウェイに向かってブリッジが降ろされているところだ。
船の先頭部分が上に向かってせり上がる構造というのは、男の子なら誰しも好きになれる景色ではないだろうか。
こういう「メカ」っぽいギミックが好きなんだよ、男というのはね。


さあ、あとは車を運転してフェリーに自走して乗り込むだけだ。
そう思い前を見てみると、なんとまさかの愛知県人を発見してしまった。
こんなところで名古屋ナンバーなんてまず見ることがない。
よそ者だらけの場所で同県人がいるとシンパシーを感じ、勝手に嬉しくなってしまう。

フェリーの中に入ってみると思ったよりも人は少なかった。
平日の金曜日というのもあるのかもしれない。

船に乗った時は絶対にデッキに上がる私。
もう日没も近いが、それ故にいい景色を見ることが出来たと思う。
ただ、海上ということで風が凄まじく強かった。
このまま長居すると風のせいで風邪が悪化しそうなので、早めに船内に戻ることにした。


船内ではお弁当の販売を行っており、着座して食べることが出来るスペースも複数用意されている。
せっかくなので私もお弁当を買って食べることにした。



陽が完全に落ちて海も暗くなっていく。
写真だと一層海が黒く見えて少し怖いくらいだ。


電灯で照らされた夜のデッキには人は殆ど居なかった。
風は相変わらず強い。
夏場なら涼しく感じられるのではないだろうか。

さて、三時間弱の船旅もそろそろ終了だ。
九州には車(関門橋経由)と新幹線の両方で行ったことがあるが、フェリーで行くのはさすがに初めてのこと。
非常に新鮮な気持ちだ。
暗くてよくわからなかったが、別府が見えてきて感動したのを覚えている。

無事、定刻通り別府へ到着!
ここからホテルまでは30分ほど自走しなくてはいけないが、三時間の休憩のおかげで体は大分回復していた。
大分だけにね。

30分近く走行してホテルに到着した。
フェリーは別府までだが、私の宿泊先は大分市なので少しだけ離れている。
ホテルに着いた時に走行距離がちょうど600kmに達していたのが嬉しくて記念撮影してしまった。
こういう細やかな事で喜べる瞬間を人生で大切にしていきたい。

本格的な観光は二日目以降、区切りもいいので二日目については次の記事で書くとしよう。
