沖島とふなずし体験クルーズ⑨〜琵琶湖を感じろ!〜五感で味わう 湖水浴・ふなずし・琵琶湖周航クルーズ
〜風を切り、波を感じる。神戸から友人二人と織りなす、琵琶湖周遊クルーズの記録〜
↑少し飛びましたが、ここからの続きです。
誕生日の朝は早い。そう、この日は私の誕生日。
沖島にふなずしを漬けに行く!
8時前にはホテルを出て浜大津まで親水公園を歩く。

遠くに大きな船が何船も見えてきたら、そこが大津港。

ミシガンをはじめ大きな船がたくさん並んでいる。その中に、滋賀県の小学生5年生が(フローティングスクール学習)をする「うみのこ」が!
うみのこは模型やお話では聞いたことがあるけど本物を見たのが初めてただった。我がミシガンが小さく見えるほど大きな船!私も滋賀県に生まれて「うみのこ」に乗りたかったなあ。
浜大津の船乗り場には、乗り込もうとする小学生たちがたくさん集まっていた。
8:30に搭乗受付があり、友人Aのお友達のCさんと合流し、挨拶。
沖島へと出航する。

私は今回ボランティアスタッフとして乗ることになっていて、もう一人のアンバサダーと船でみなさんに紹介してもらう。
その方は「びわ湖の人 アツミ」として、琵琶湖のゴミ拾いやヨガのインストラクターをやっている素敵な女性で、だんだん打ち解けて楽しく良き日になった。

ボランティアスタッフと言われても何をするのかもよくわからないまま船に乗る。参加者は60名ほど。(琵琶湖汽船では毎夏、7回程の鮒ずし作り体験クルーズが行われている)
沖島には、1時間20分ほどと結構かかる。その間に、沖島についてや、鮒ずしの漬け込み方などをしっかり教えていただく。
沖島は近江八幡市で、大津のある琵琶湖の南端から北湖の中央部分まで船で突っ切るような感じ。

そして、沖島へ到着!

沖島は世界でも珍しい淡水湖にある有人の島。
自動車もバイクも走ってなく、島の方が使うのは、、、

この三輪車!漁業関係の方が多く、普段は、「通船(おきしま通船)」を使って近江八幡の堀切港から10分で到着できる。

たどり着いた私たちが最初に訪れるのが沖島漁協のふなずし体験という倉庫のような建物。


そこで塩漬けしたニゴロブナを1樽につき、15〜20尾、トロ箱に入れて配られる。これは3人まで一緒に作業し、分けることができる。

ニゴロブナは琵琶湖の固有種で冬に捕られ、内臓を取って卵だけを残して塩漬けにするそう。
夏に仕込みで、その塩とウロコを取るためにタワシで力を入れてニゴロブナを磨く。


銀色になってきたら、エラの部分の塩をとり、水洗いして口が下になるようにもう一つのトロ箱の中に干す。

全てを綺麗にできたら、洗濯バサミがたくさんついてるハンガーで干す。

というのが前半の工程。
私は、その道具を渡したり、聞かれたところに行って手伝いするのかと思ってたら、「琵琶湖汽船の樽」をアンバサダーで作ってください、と言われ、その工程の洗濯バサミ以外を二人で全部やらせてもらった。
最初、魚たくさんある〜、とちょっと引き気味だったけど、人はすぐに慣れるもので、途中からは無心になってゴシゴシニゴロブナをたわしで磨き、洗い、楽しくなってきた。

早めにボランティアな私たちは作業場を出て、島弁当の作業。島のお母さんたちが作った島弁当をコミュニティセンターへ持っていき配ったり、お茶の準備をしたり、作業の終わった人たちを案内したりする。

お昼休みは1時間半ぐらいあり、その時間中にニゴロブナは干して扇風機をかけられ、

人間は島弁当(私たちボランティアは、湖魚満載の「まかない」)と沖島を散策。

アツミちゃんは何度も沖島に来ているので昼食後に島内を案内してもらった。

ブラブラと島の反対側まで歩くとそこにアイスクリーム屋さんがあるんです、と。一緒に行って、そこにエビスビールがあったので!!!沖島でビール。

気持ち良いぜ。


途中で友人達も一緒になってアツミちゃんの堅田の話や、Cさんより草津の話などを聞く。他にも毎年参加してるの女性社長がCさんの友人で偶然一緒になり、ふなずしの魅力について教えてもらった。
さて、お昼休みが終わり、作業場へと戻る。

次の作業は干したニゴロブナに飯を詰めること!
このご飯(飯と呼ぶ)で発酵させるのだけど、その、エラの中に飯を詰めるっていうのも最初はなんか気持ち悪い。

私はライスプディングみたいに、ご飯がお茶碗に入っていないと違和感があるんだけど、それを魚に詰める!という作業は衝撃的だった。それも何尾もやってると平気になるのだから人って面白いよねw


詰め作業が終わったらそこでやっと樽を準備して、2枚のナイロン袋をかけて、飯を3センチほど詰めてから魚を頭と尾を交互に並べて入れていく、その上に飯をのせ、九十度樽を回してから魚を同じように並べご飯を3度繰り返し、3段にする。最後に残りの飯を詰めて内蓋をして封をして仕込みは完了。

持って帰る人と、沖島で保存して後ほど送ってもらう人とを分ける作業を手伝う。保存してもらう人は樽のまま送られてくるかと思ったら1尾ごとに真空パックして送られるそう。その時に、この漬け込んだ飯を多めにして送ってもらうには、「飯多め」とラベルに書くんだけど、これを「イイ多め」と発音するw 飯がたくさんついてる方が発酵具合を調整したりできるみたいで面白いとのこと。

魚博士の友人Aも初めての体験でどのようになるのか楽しみみたい、と言ってくれている。
このクルーズ、2026年版では
【乗船料】おひとり様 大人3,800円
【材料費】
・1樽(材料) 28,000円 (ご飯、ニゴロブナ5㌔(約15~20匹))
・樽容器(使用料)・1個 1,500円 <初参加および樽を持込されない方は必ずお申込ください>
ご希望により、沖島にて保管することも可能です。その場合、別途6,500円が必要です。沖島で保管後、11月下旬~12月初旬頃にご自宅へお届けします(着払い)。
※数名で1つの樽を漬込んでいただくこと(共同での購入)も可能です。(1樽 最大3名様まで)
【昼 食】<希望者のみ販売> 島ご飯(お弁当):おひとり様 1,600円
と、ふなずしを知らない人が聞いたら、結構するクルーズ。でも、私は前々日にマキノでふなずしの名店、魚治で1300円の「ふなずし茶漬け」に2切れしか入ってないのも、1尾が8千円ほどで売られているのも知ってたので、ふなずし好きの人にはとても貴重な経験ができてお得で楽しいクルーズだと思う。

私は、樽を3人で分けることにしていたので、その費用を友人に支払った。
作業しながら毎年来てる人から聞いたのは
「滋賀ものは琵琶湖を出ると大きくなる」という話。
ニゴロブナも近江商人も、琵琶湖を出ると大きく高価になるのだと。
そして琵琶湖にその恵みを還元するのが滋賀ものなんだろう。
毎年ふなずしを作りに来てる人や草津の有名な料理屋の主人なども参加されていて、どこの鮒寿司よりも、沖島で作ったふなずしが美味しいこと、そして、売ってるのは熟成したものしかないけど、このクルーズに参加すると浅漬けのふなずしも楽しめることを教えてもらい、ふなずしの会を絶対!友人Aにやってもらおうと思っています。
ふなずしも昔食べた時は好きではなかったけど、ワインバーをやってチーズをたくさん食べてくると、あのヨーグルトみたいな香りや味の美味しさがやっとわかった気がする。食わず嫌いの王様かもしれない、ふなずし。
自分で仕込んだのでこれからは愛情を込めてふなずしを楽しめる人生になれそう。ぜひ、毛嫌いせずに、特に、ウォッシュチーズが好きな人は経験してほしい。魚ッシュチーズとして!w

帰りの船は途中、うつらうつらしながら大津へ向かう。最後に、お楽しみ抽選会があり、抽選の手伝いをして下船。
誕生日にふなずしを漬ける人もなかなかいないだろうw
良き誕生日になりました。

↑一緒に参加してくれた有人のnote
今年の鮒ずし作り体験クルーズは終了してしまいましたが、気になった方は、来夏、琵琶湖汽船のクルーズをチェックして予約してください!
「ふなずし」を更に愛する自分に出会うことができると思います!
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琵琶湖を感じろ!〜五感で味わう 湖水浴・ふなずし・琵琶湖周航クルーズ
① マキノ駅から自転車でメタセコイア並木へ(26.7.11)
② マキノサニービーチで初めての「湖水浴」と「魚治」の鮒寿し (26.7.11)
③ 近江今津で「琵琶湖周航の歌資料館」とヴォーリズ建築(26.7.11)
④近江今津で「★一番星」見つけた!(26.7.11)
⑤キジ鍋の夜、近江今津 料理旅館「丸茂」(26.7.11~12)
⑥今日は今津か長浜か、竹生島か(26.7.12)
⑦長浜、ビワコラージュで琵琶湖の美食(26.7.12)
⑧びわ湖大津と膳所の夜は更けて(26.7.12~13)
⑨沖島とふなずし(26.7.13)
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