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頑張る漫画家は何故心の病になってしまうのか? (健康的に働くために大切な話)

今回のお話は、プロとして活躍されている漫画家達や、将来商業で漫画家として働くつもりの人達に向けた記事となっています。

健康的に漫画の仕事を続けるために大切な事』をお話しますので、長い文章ですが是非最後まで読んでみてください。

私も愛読していた漫画ジゼル・アランの作者の笠井スイさんの訃報が昨日ありました。
再開を待ち望んでいた作品だけに、残念に思います。

笠井さんは長く双極性障害の心の病で苦しんでおられたとの事。

漫画家の中には笠井さんのように心の病になってしまい、休業されてしまう人もいます。
noteでもこちらの松原千波さん

という漫画家の方が昔心の病になり、『ある日、自分の脳から声が聞こえたら』という漫画を出してご自身の心の病の体験を語っておられます。


松原さんのこの漫画は私も買って読みましたが、統合失調症であり、その統合失調症については過去に私も

という記事で、『何故統合失調症の色々な症状が起きるのか?』を解説しています。
自分や家族が統合失調症の方は、是非一度こちらの記事を読んでみてください。
(chage&askaの飛鳥さんも読むべきだと思います)

今まで多くの人は「どういうメカニズムで統合失調症の幻視や幻聴、妄想が発生するのか?」がよくわからなかったと思います。
でも最近の色々な脳の研究で何が統合失調症の症状を引き起こすのかがわかりつつあります。

病の原因をよく理解すると、今後統合失調症で苦しめられる事が大きく減る事になります。


・頑張る漫画家は何故心の病になってしまうのか?

頑張る漫画家の中には心の病を発症して休業する事になってしまう人もいます。
また、そこまでいかなくてもずっと脳の不調や脳疲労が続いた状態で漫画家業を続けている人もいるでしょう。

心の病や脳の不調は脳が正常に機能しなくなり起きますが、その原因としては

・遺伝性の脳細部の一部の変性
・血流障害(脳内の血管の一部が狭窄などが起きている)
・脳腫瘍
・薬による一時的な副作用

などもあります。

でも、多くの精神疾患では『脳の色々な細胞や神経が、日常的に増加する活性酸素により破壊が進み、それによって脳が正常に機能しなくなっていく』という事で起きているのです。

脳内で日常的に活性酸素が増加し、それが細胞や神経と接触するとその箇所を破壊してしまう」という生理現象自体は昔からよく分かっていた事です。
ただ、それが精神疾患の原因として考えられるようになってきたのは、最近の色々な脳の研究によるものと言えます。

その行為が脳を壊す:精神疾患は何故発症するのか?』という私のkindle本で

・日常的に脳内ではどのような生理現象が起きているのか?
・『13の行為』のいずれかをやると脳内で活性酸素が大きく増加する事
・増えた活性酸素が脳細胞や神経をどんどん破壊していき、やがて色々な心や肉体や自律神経の異常が起きる事
・傷ついた脳細胞や神経をより早く回復させるために大切な事

などを詳しく解説しています。
こちらの本は今現在心の病になっている人やご家族にとって学びの多い書籍となっていますので、良かったら一度読んでみてください。


・興奮したり頭をよく使うと、脳内では活性酸素が大きく増加して脳の損傷が進んでいく

その本の中でも解説しているのですが、「脳内で活性酸素を大きく増やしてしまう行為」というのがあります。

そういう行為をよくすればするほど、脳細胞や神経組織がどんどん傷ついていきます。
やがて脳細胞や神経の損傷が大きく進むと、当たり前のように脳は最早まともに機能しなくなり、心の病を必ず発症する事になります。

脳内で活性酸素を大きく増やす行為』は、先に紹介した「その行為が脳を壊す」という本の中で一つ一つ詳しく解説しています。
13種類あるのですが、その中には「興奮する事」や「頭を使いすぎる事」などもあります。

頑張る漫画家の中には、「興奮する事が多い」や「頭を長時間使いすぎる」というのをよくやってしまっている人がいます。
でもそういう行為をすればするほど、あなたの脳内では活性酸素が大きく増加してしまい、脳の色々な箇所の細胞や神経をどんどん破壊していってしまうのです。


・誰かを攻撃すると、自分の脳がぼろぼろになっていく

SNSでも興奮しながら誰かを攻撃している人をよく見かけます。
私はXをやっていませんが、Xではそういう叩きあいを良く見かけるのではないでしょうか。

その人達の脳内では活性酸素がよく増加し、自分の脳細胞や神経が溶けるようにどんどん破壊されていくという怖ろしい現象が起きているのです。

他人を攻撃しているはずが、自分の脳細胞を活性酸素で攻撃してどんどん破壊していっている」という風になっているのです。

ストレスを与え続けたネズミは脳内で活性酸素が増加し、それによって脳細胞がどんどん溶けるようにボロボロになっていきます。
同じ現象がSNSで叩きあいをしている人達の脳内でも起きているのです。


・活性酸素は血栓も増やしていく

細胞や神経だけでなく血管も活性酸素により傷ついていきます。
脳内で活性酸素を増やす事が多い人ほど脳で血栓ができやすくなり、将来脳血管系の症状で突然倒れたり死亡するリスクが高くなっていきます。

最近脳梗塞で倒れた小林よしのりさんも、ゴーマニズム宣言やブログなどを見ると脳内で活性酸素を増やす行為(興奮する事やその他)を頻繁にやられていて、そのせいで脳内の血管が傷つきやすかったのです。

検査で小林よしのりさんの脳内で大量の血栓が見つかったのも、脳の生理学をよく知っている人達からすると「そうなって当たり前」のように見えます。

小林よしのりさんも今後は興奮する事を大きく減らすと、ご自身の寿命を延ばす事ができるでしょう。

・睡眠や頭を使わない休憩がものすごく大事な理由とは?

活性酸素により損傷した脳細胞や神経は『睡眠中』や『頭を使わない休憩中』に修復されていく事が脳科学的に分かっています。

細胞や神経の損傷がかなり進んでいる状態では一日の睡眠では修復しきれず、細胞が修復しきれるまで長く日数がかかる事もあります。

心の病の治療が何ヵ月もかかるのは、それは「損傷が大きく進んだ脳細胞の修復には長期間かかるから」なのです。
よく言われている「薬の効果が出るまで何ヵ月もかかるから」ではありません。

腕に大きな傷がつくと治るまで何ヵ月もかかるのと同様、脳細胞も損傷が大きく進むと治るまで何カ月もかかり、その間は心の不調が続いてしまうのです。


・どうやって心の病を早く治すのか?

心の病の治療においては

・脳内で活性酸素を増やす行為をできるだけしない(脳細胞を傷つける行為をしない)
・傷ついた細胞や神経が修復する時間を毎日しっかり取る(睡眠や頭を使わない時間をきちんと設ける)

の二つが特に大事です。

睡眠や頭の休憩をきちんと取っても、『脳を興奮させて活性酸素を増やす行為』をそのままし続けていると、頻繁に脳細胞は傷つき当たり前のように脳細胞の修復は進みません。
ずっと心の病で苦しみ続ける事になります。

また、一度心の病が治っても、その原因をきちんと理解していないとやがてまた「活性酸素を増やす行為(脳を傷つける行為)」を良くやるようになり、心の病を再発する事になります。


・食事内容や運動によっても脳の傷つきやすさ、修復のしやすさがずいぶんと変わってくる

細胞や神経を傷つける活性酸素は、体内では抗酸化物質や酵素によって無害化されます。
体内の抗酸化物質の量や酵素の量が多いほど、活性酸素による細胞の損傷を減らしていけるようになります。

食事や運動などによっても体内の抗酸化物質の量がずいぶんと違ってきて、「脳の傷つきやすさ」「脳細胞の修復速度」が大きく異なってくるのです。

どういう食事や運動が脳の健康に良いかは、「その行為が脳を壊す」の本の中で詳しく解説しています。

運動は間違った運動をすると逆に脳の損傷を大きく進めてしまいます。
残念ながら一部の有名な精神科医はyoutubeなどでそういう間違った運動をおすすめとして勧めてしまっています。

それを信じてしまった人達は、「脳を治さないといけないのに間違った運動で脳をどんどん破壊していく」という事をして、長く心の病で苦しむはめになってしまいます。

激しい運動は脳内で活性酸素を大きく増やすので、治療中の人はやらないようにしてください。
サウナを薦めている精神科医もいますが、サウナは脳内で活性酸素を大きく増やす事になり、絶対に治療中の人は入ってはいけません。


・脳が不調になると、漫画の質も低下してしまう

活性酸素により脳細胞や神経の損傷が大きく進むと必ず心の病を発症します。
また、そこまでいかなくても、脳細胞は傷つくほどどんどん機能が低下していきます。

多くの人が日常的に体験している『脳疲労』という現象は、活性酸素により脳細胞が損傷し、それによって機能低下がある程度進む事で起きているのです。

脳疲労状態になると、頭がよく働かなくなったり、忍耐力が無くなって仕事を投げ出してしまう、記憶力が低下する、それ以外にも色々な脳の機能低下や不調が起きてしまいます。

漫画家にとっては脳疲労は作品のクオリティを引き下げる事になり、コミックの売れ行き低下も招いてしまいます。

漫画家にとっては『脳疲労が起きないようにする事』は、競争が激しい漫画業界で生き残るために特に意識すべき事です。


・漫画家として健康的に働き続けるために大切な事とは?

漫画家として健康的に働き続けるために大切な事は、

・脳内では日常的にどのような現象が起きているのか?

をきちんと知る事がまず重要です。

この知識を得ると、脳疲労や心の病になる原因を科学的に理解できるようになります。

そうなると今後あなたは脳疲労になる頻度が大きく下がり、クオリティの高い漫画を作り続ける事ができるようになります。

また、将来心の病になってしまうのを回避できたり、今現在心の病で苦しんでいる漫画家もより早く自分の脳の状態を元の健康的な状態に回復させる事ができるようになります。

今回お話した脳の健康の話については『その行為が脳を壊す』という本で詳しく解説しています。

本の値段は安いし、kindle unlimitedでも読めますので、良かったら読んでみてください。

『漫画家として健康的に働き続けるために大切な知識』を得られるようになります。