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神武征討記外伝「全国最強!?鬼をまとめる男セゴドンノキチノスケ!~新制隼人軍団創設秘話」

こんにちは。
アレテーを求めて~
今日もトコトコ( ・ω・)
弁護士の岡本卓大です。

読者のみなさま、note版、神武征討記。
楽しんでいただけているでしょうか?

神武征討記・第1話はこちら( ・ω・)

神武征討記は、有料記事ですが拡散していただければ全話無料で読めます( ・ω・)


note版で初めて神武征討記を読んで下さった方はご存じないと思いますが、実は、神武征討記には外伝があります。
それぞれ、神武征討記に登場するキャラクターから選んだ主人公視点で描いた物語です。


この度、note版【神武征討記】本編の進行に合わせて、神武征討記外伝も随時、アップしていきたいと思います。
神武征討記外伝は、すべて無料記事。
無料のマガジンも作っています( ・ω・)

一人ひとりが主人公!

神武征討記本編と合わせて、神武征討記外伝も、ぜひお楽しみください( ・ω・)


神武征討記外伝
「全国最強!?鬼をまとめる男セゴドンノキチノスケ!~新制隼人軍団創設秘話」


ストーリーテラーのアメノウズメでございます。
「一人ひとりが主人公」の『神武征討記』。
今回は、人物ではなく、軍団に焦点を当ててみたいと思います。

神武勢力と大和勢力が全国制覇を競って争っていたこの時代。
全国最強と噂される軍団が3つありました。

一つは、圧倒的な情報収集能力と将兵の結束、集団戦の強さを誇る大和十二神将ミカワノタケチヨ率いるミカワノタケチヨ軍団。

もう一つは、戦えば天下無敵と呼ばれた軍神の漆黒騎馬軍団、神武十将軍エツノケンシンが率いるエツノケンシン軍団。

そして、もう一つが、個の武勇は通常の兵の3倍とも言われる精強な武勇を誇る鬼と呼ばれた集団。薩摩の隼人軍団。

この物語は、セゴドンノキチノスケが実質的に指揮する新制隼人軍団の創設にかかる物語です。

神武様31歳の年の3月31日の夜。大隅副王であったハヤトトシヒサが斬殺され、さらに薩摩の賢王ハヤトヨシヒサが暗殺される。

夜が明けて4月1日の朝、隼人の幹部たちの詰所・・・


【タテワキコマツ】

タテワキコマツ「ハヤトヨシヒサ様が神武の刺客に殺された!?
おい!ナカムラノハンジロウ!それはいったい、どういうことじゃ!?」


【ナカムラノハンジロウ】

ナカムラノハンジロウ「・・・そのまま言った通りじゃ。
細かいことは、俺にはわからん。」

タテワキコマツ「おおぅ!我らの王が!
賢王ハヤトヨシヒサ様が殺されただと!
神武がハヤトヨシヒサ様を殺し、隼人を皆殺しにして薩摩を支配しようとしているという噂は真実であったか!
あってはならんことじゃ!あってはならんことじゃぁ!
おおぉ~!」


【ゴダイサマ】

ゴダイサマ「賢王ハヤトヨシヒサ様が亡くなられた・・・
我ら隼人族は、これからどうすればいいのだ・・・」

ナカムラノハンジロウ「四国の阿波(徳島県)にセゴドンノキチノスケがおる。セゴドンノキチノスケは我らを迎えてくれる準備をしておる。」


【オオクボキョウイチゾウドン】

オオクボキョウイチゾウドン「・・・・・・・・・」

タテワキコマツ「サツマノハナ王妃様、それにサツマノオヒラ王女様は!?」

ナカムラノハンジロウ「大和十二神将のキョウノミチナガという方が保護して下さっておる。セゴドンのいる阿波まで送り届けてくれるとのことだ。」

タテワキコマツ「阿波へ!?薩摩(鹿児島県)を離れるというのか!?」

ナカムラノハンジロウ「神武は、直に軍勢を差し向けてくる。
総大将のハヤトヨシヒサ様が亡くなられた今、神武軍と鹿児島では戦えん。」

ゴダイサマ「阿波・・・四国など行ったこともありません。
鹿児島を離れて、王妃様・王女様を四国に・・・
我らも王妃様・王女様をお守りするために四国に行くべきでしょうか?」

ナカムラノハンジロウ「ああ。セゴドンが待っておる。阿波に向かう船も手配してくれておる。隼人の将兵1万で阿波に渡り、セゴドンの指揮下にはいるんじゃ。」

オオクボキョウイチゾウドン「・・・・・・・・・」

タテワキコマツ「おのれ神武!ハヤトヨシヒサ様を殺し、サツマノハナ様・オヒラ様を見知らぬ土地に避難せざるを得なくさせるとは!
許せん!許せんぞぉ!」

ナカムラノハンジロウ「おお、そうじゃ。神武が俺達の敵じゃ。
ハヤトヨシヒサ様の仇じゃ。」

ゴダイサマ「・・・?オオクボキョウイチゾウドンさん?
隼人一の切れ者のあなたが、さっきからずっと黙っていますが、どうしました?」

オオクボキョウイチゾウドン「ん。いや、ちょっと気になっていることがあってね。」

ゴダイサマ「気になっていること?」

オオクボキョウイチゾウドン「ハヤトヨシヒサ様には、我が隼人最強の武を誇るモリイゾウ、ムラオ、マオウの3人。隼人三鬼将が護衛についていた。あの隼人三鬼将を倒し、ハヤトヨシヒサ様を暗殺するなど、そんなことをできる刺客が神武軍にいるのかね?」

ナカムラノハンジロウ「それは・・・現に暗殺されたのだからいるんじゃろう!」

オオクボキョウイチゾウドン「あの3人を人に気づかれぬうちに殺せるとなると、神武十将軍のアチタケル、カムイ、あるいは神武本人くらいでないと無理ではないかな?」

タテワキコマツ「神武自らハヤトヨシヒサ様を暗殺したのか!?」

オオクボキョウイチゾウドン「いや。今日、神武は、出雲大社学宮の入学式に出ているはずだ。神武本人がやったということは物理的にあり得ない。
さらに言えば、アチタケルやカムイといった神武十将軍が動いたなら、それなりに目立つ。神武十将軍が暗殺者ということもないだろう。」

ナカムラノハンジロウ「そ、それは・・・
きっと、神武軍には暗殺を専門にする知られておらぬ将がおるのだ!」

オオクボキョウイチゾウドン「ナカムラノハンジロウ。お前のような暗殺者が神武軍にはいると?」

ナカムラノハンジロウ「お、俺は暗殺など・・・せん!」

オオクボキョウイチゾウドン「ところで、気になっていたのだか、その顔のアザはどうした?3人ほどの猛者にでも殴る蹴るされたか?
例えば、隼人三鬼将のような?」

ナカムラノハンジロウ「お、俺がハヤトヨシヒサ様の暗殺現場にいたとでも!?」

オオクボキョウイチゾウドン「いたんだろ?だから、ハヤトヨシヒサ様が殺されたことや王妃様・王女様がキョウノミチナガとやらに保護されたと知っている。ちがうか?」

ナカムラノハンジロウ「ぐ、ぐぬぬ・・・」

オオクボキョウイチゾウドン「・・・まあ、いい。
タテワキコマツ殿、ゴダイサマ。
俺は、阿波には行かん。鹿児島に残るよ。」

ゴダイサマ「オオクボキョウイチゾウドンさん。
いいんですか?
あなたはセゴドンノキチノスケさんとは、子どもの頃からの親友。
それに鹿児島に残っていたら、神武に殺されるかも知れませんよ・・・」

オオクボキョウイチゾウドン「神武という大王を俺は直接は知らん。
だが、ハヤトヨシヒサ様がお話されていた人物像からすると、俺のような有能な男を殺すとは思えんな。」

タテワキコマツ「鹿児島に残ってどうするつもりじゃ?」

オオクボキョウイチゾウドン「タテワキコマツ殿。
キチノスケさぁ。セゴドンノキチノスケに会ったら伝えておいてくれ。
俺は、お前が鹿児島に戻るときに、お前が鹿児島に戻れるための準備をしておくと。
神武軍の中でな・・・」

ナカムラノハンジロウ「信用できるか!ここまで知っている者を神武軍になど残せるか!たたっ斬ってやる!」

オオクボキョウイチゾウドン「俺を斬れば、キチノスケさぁは黙っておらんぞ。
安心しろ、俺は人を斬ることしかできん貴様と違って、頭が良い。
頭が良い人間には頭の良い人間の戦い方がある。
キチノスケさぁ、セゴドンノキチノスケなら理解するさ・・・」

ゴダイサマ「わかりました。私達は、阿波のセゴドンノキチノスケさんのもとへ行きます。オオクボキョウイチゾウドンさんも、どうかご無事で。」

ナカムラノハンジロウ「気に入らねえ!気に入らねえぞオオクボ!」

タテワキコマツ「ナカムラノハンジロウ。
もたもたしていると神武軍が来る。
さっさとセゴドンノキチノスケのいる阿波に向かおう。
オオクボキョウイチゾウドン。セゴドンには必ず伝えるからな。」

オオクボキョウイチゾウドン「ええ。よろしくお願いします。」


隼人軍1万は船で鹿児島港を出港し、阿波に向かう。
隼人軍の船を一人で見送るオオクボキョウイチゾウドン。


オオクボキョウイチゾウドン「キチノスケさぁ。
今は、こうするのがいいだろう?
また鹿児島で天下最強の隼人を再興させよう。
それまで、俺は俺のやり方で地ならしをしておくさ・・・」


やがて、神武軍が鹿児島に入る。
ハヤトヨシヒサの葬儀を行い、ハヤトヨシヒロを薩摩王に任命する神武様。
神武様達は、数カ月、薩摩・大隅(鹿児島県)の民達を落ち着かせるために鹿児島に滞在することになる。
薩摩王に任命されたハヤトヨシヒロのもとへ、オオクボキョウイチゾウドンが士官を求めてやってくる。



【ハヤトヨシヒロ】

ハヤトヨシヒロ「おまえは・・・オオクボキョウイチゾウドンか!」

オオクボキョウイチゾウドン「はい。ハヤトヨシヒロ様。
このオオクボキョウイチゾウドン。隼人の再興のために、ハヤトヨシヒロ様にお仕えしたいと思います。
どうか、我が知略と政略。隼人のためにご利用ください。」

ハヤトヨシヒロ「おお!残ってくれたものがいたか!
ありがたい!礼を言うぞ!」

オオクボキョウイチゾウドン「(ええ。ハヤトヨシヒロ様。
私は、あなたを策に陥れるために、あえて残ったのですよ。
でも、不忠と思わないでください。
私が目指すのは、隼人の天下なのですから。)」


ハヤトヨシヒロに仕官するオオクボキョウイチゾウドン。
しかし、このオオクボキョウイチゾウドンの士官を認めたことが、後にハヤトヨシヒロから薩摩・大隅(鹿児島県)を奪うことになる長期的な計略となることを、武の人ハヤトヨシヒロは気づいていなかった・・・


阿波(徳島県)徳島要塞・・・



【セゴドンノキチノスケ】

セゴドンノキチノスケ「・・・・・・そうか。
イチゾウドンは鹿児島に残ったか。」

タテワキコマツ「伝言はさっきの通りじゃ。」

セゴドンノキチノスケ「よかよか。イチゾウドンらしか。
さて、土佐(高知県)のソガベモトチカ軍がトサノリョウマの伊予(愛媛県)を攻めておる。
おいら(俺達)も、サツマノハナ王妃様のご了解をいただいたうえで、讃岐(香川県)攻めを始めるかの。」

ナカムラノハンジロウ「おうよ!神武軍なんぞ、斬って斬って斬りまくってやるわ!」

セゴドンノキチノスケは、サツマノハナ王妃と面会。
サツマノハナより神武軍との戦うとの布告が出され、セゴドンノキチノスケが率いることになった隼人兵1万はトサノリョウマ軍団と激しい戦いを開始することになる。
四国、そして九州を舞台とする最強の新制隼人軍団が動き出そうとしていた。

神武征討記外伝
「全国最強!?鬼をまとめる男セゴドンノキチノスケ!~新制隼人軍団創設秘話」



今後も、ぜひ、神武征討記( ・ω・)
よろしくお願いいたします。



歴史の糸を紡ぐのは誰だ!?
弁護士 岡本卓大の描くかつて無いスペクタルドラマ!

神武征討記

アレテーを求めて~
今日もトコトコ( ・ω・)
にて、絶賛連載中


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