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増えた体重が戻らないと思ったら、1日に牛乳を300kcal飲んでいた管理栄養士の話

以前、「旅行で1.5kg増えた体重が、なかなか戻らない」という話を書きました。

旅行中はいつもより食べていたので、増えたこと自体は想定内。
普段の生活に戻れば、そのうち戻るだろうと思っていました。

ところが、その後もなかなか戻らない。

食べる量がそんなに増えた感じもしない。
お菓子を毎日たくさん食べているわけでもない。

なんでだろう。

そんなある日、いつものようにアイスコーヒーを飲んでいて、ふと思いました。

「……私、最近、牛乳飲みすぎじゃない?」

いつの間にか増えていたアイスコーヒー

私は在宅仕事の傍ら、何かしら飲み物を飲んでいます。

もともと水そのものはあまり飲まない派。
普段は麦茶がメインです。

でも、一日中麦茶というのもちょっとつまらない。

紅茶は暑いし、アイスティーにするための氷を作るのはちょっと面倒。

つい手が伸びていたのが、手軽でおいしいアイスカフェオレでした。

私はブラックコーヒーは苦手なので、アイスコーヒーには牛乳を入れます。砂糖は入れません。

最初は午前中に飲むくらいだったはずが、最近は寝つきもいいし、

「まあ、午後も一杯くらいいいか」

と、いつの間にか一日に何杯も飲むようになっていました。

牛乳なら血糖値も上がりにくいし、たんぱく質やカルシウムも摂れる。

そんな安心感もあって、特に気にしていませんでした。

私、牛乳どのくらい入れてるんだろう

気になって、いつものアイスコーヒーに入れている牛乳を量ってみました。

ちょうど100g。

牛乳は100mlあたり60kcal程度なので、1杯で約60kcal。

これを一日に4〜5杯。たぶん。

つまり私は、牛乳だけで一日240〜300kcalくらい摂っていたことになります。

しかも、「今日は何杯飲んだ」と数えていたわけでもありません。

私の中では、「牛乳を400〜500ml飲んでいる」ではなく、

「アイスコーヒーを飲んでいる」

だったからです。

毎日300kcal近く余分に摂っていたなら、体重がなかなか戻らないのも納得です。

管理栄養士なので、牛乳100mlが何kcalくらいかは、今回調べるまでもなく知っていました。

それなのに、自分が一日にどれくらい飲んでいるかは、まったく把握していませんでした。

知っていることと、自分が実際にやっていることは別。

毎日の「いつものこと」ほど、案外見えていないものですね。

「何を減らす?」より、「何が変わった?」

体重が増えると、

「お菓子をやめよう」
「ご飯を減らそう」
「もっと運動しよう」

と、何かを変えたくなります。

でも、その前に、

「最近、何か変わったことはなかったかな?」

と振り返ってみるのもいいかもしれません。

飲み物が変わった。
間食が少し増えた。
暑くて歩かなくなった。
夕食の時間が遅くなった。

一つひとつは、たいした変化ではないように見えます。

私の場合も、きっかけは、「夏が来て、冷たい飲み物を飲みたかった」だけです。
麦茶だけじゃつまらないからアイスカフェオレを飲むようになり、それがいつの間にか毎日の習慣になっていました。

だからといって、牛乳もアイスコーヒーもやめません。

ただ今回、

「私、思っていたよりずっと牛乳飲んでたんだな」

と気づいた。

それなら、午後は麦茶にしようかな。
今日はもう3杯飲んだから、この辺にしておこうかな。

そんなふうに調整したらいいと思います。

何かを禁止する前に、まずは「今、自分が何をしているのか」を見てみる。

体重が増えた理由は、意外とそんなところに隠れているのかもしれません。

ちなみに、カルシウムは

ここまで「牛乳を飲みすぎていた」と散々書いてきましたが、最後に一つだけいいこともありました。

一般的な牛乳には、200mlあたり220mg前後のカルシウムが含まれています。成人女性のカルシウム推奨量は1日650mg(日本人の食事摂取基準2025年版)。

一方、令和6年国民健康・栄養調査によると、40代女性のカルシウム摂取量は平均411mgでした。平均的には、推奨量に届いていません。

そこへ、平均的な食事に加え、牛乳を一日400〜500ml飲んでいた私。
牛乳だけでも、カルシウムを440〜550mgくらい摂っていたことになります。

カルシウムは、足りてる。

よかった。笑

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