家で染めた髪が縮毛矯正しづらくなる本当の話
お家で染めること自体が悪いわけではありません

お客様から
「家でカラーしてますけど、そんなにダメですか?」
と聞かれることは、現場ではよくあります。
今回は、これについて解説していきたいと思います!
結論から言うと、
お家で染める=即ダメ
という話ではありません。
ただし、縮毛矯正やストレートを前提に考えると、
注意してほしいポイントがいくつかあります。

市販のホームカラーは“しっかり染まる設計”です

市販のカラー剤は、
誰が使ってもある程度しっかり染まるように作られています。
なぜなら、染まらなければクレームになる。
だからどうしても薬剤は強めになりやすいです。
これは特に理論的なことを調べたわけではなく、自分の長年の感覚ですが泡タイプのカラーは、
髪がパリっとした質感になりやすい
放置時間が長くなると負担が一気に増える
根元だけ染めたいつもりでも中間や毛先まで付着しやすい
こうした特徴があります。(あくまで自分の感覚ですが)
泡タイプカラーで起きやすい「ムラ」という問題
泡タイプのホームカラーを繰り返している髪を見ると、
塗布できている部分
あまり塗布できていない部分
この差によって、
見えないムラの履歴が髪に残っていることが多いです。
特に、見えるところが染まってれば大丈夫お客様側は感じるかもしれませんが、染まっているところと染まっていないところでは、髪の内部では状態がバラバラになっています
ムラのある履歴は、縮毛矯正の難易度を上げます

縮毛矯正は、
髪の状態を見ながら薬剤を細かく塗り分けていく施術です。
ただ、ホームカラーによるムラが多いと、
毛髪の強度が残っているところ
毛髪の強度が極端に弱いところ
が混在してしまい、
薬剤を均一に効かせることが難しくなります。
結果として、
効かせきれない
逆にダメージが出やすい
こうしたリスクが高くなります。
リタッチとフルカラーの考え方の違い
ファッション性を重視するサロンでは、
毎回フルカラーをすることも珍しくありません。
おしゃれは我慢と言うように、ある程度の髪の毛の負担は置いておいて、、
その時の気分によって髪色を変えたり、トレンドや季節に合わせて染めることがほとんどだと思います。
ただ、
縮毛矯正を継続していく前提で考えると、
必要以上に毛先へ負担をかけない
リタッチで繋げられる部分は繋ぐ
この方が、
髪の“薬剤のストライクゾーン”を広く保てます。
ストライクゾーンが広いほど、
施術は安定しやすくなります。
もちろん、フルカラーを繰り返している髪の毛やホームカラーをしている髪の毛でも縮毛矯正をかける事は全然可能です。ただストライクゾーンが広い方が安定して施術ができるんじゃないかなと思ってます。
ホームカラーを完全否定したいわけではありません

予算やライフスタイルによって、
選択肢は人それぞれです。
ただ、
なんとなく全体染めを続けている
特に理由なく泡カラーを使っている
この状態は、
後々の施術の自由度を狭めてしまうことがあります。
これからの施術を楽しむために
カラーも、ストレートも、カットも、
髪の毛という素材があってこそ成り立ちます。
今すぐどうこうしなくても、
一度ご自身の髪の履歴を見直してみる。
それだけでも、
次の選択が少し変わるかもしれません。
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