見出し画像

髪の悩みとの向き合い方 ー毛先がパサつく悩みの解消編。

今回は、先日ご来店されたお客様のビフォーアフターと、長年にわたるお悩みについてまとめていきます。

ビフォーアフター

こちらのお客様は、もともと別店舗から引き継ぎさせていただいた方で、当店での施術歴はトータルで2年以上。
一貫して抱えているお悩みは、毛先のパサつきと縮れ感でした。

「昔はこんなことなかったんです」

そう語ってくださいました。

聞くと3年以上前に縮毛矯正を受けた際、最初の数回は問題なかったものの、3回目以降に髪が縮れてしまったことで、大きなダメージを感じて、その縮毛矯正の施術は辞めてしまったそうです。

そこから髪の毛は完全に生え変わったにもかかわらず、チリチリ感が消えない…。そんなお悩みを抱えてのご来店でした。

髪質と過去施術との因果関係 

お客様ご自身は、「私のケアが悪かったのかも」「自分の髪が弱いのかも」と、少しネガティブに捉えてしまっていました。
しかし、決してそんなことはありません。

美容師として改めてお伝えしたいのは、
「3回目で髪にダメージを著しく感じたのはご自身のせいではない」ということ。

むしろ、施術側のプロセスに原因があった可能性が高いと考えています。

例えば、常に正確に根元のみリタッチしていれば問題ないはずですが、毛先まで何度もストレートを繰り返してしまったり、薬剤やアイロン操作が適切でなかったり。。。この要因考え出すとキリがないです。(明日は我が身。技術の過信はいけません)

そして、結果的に髪の毛にとって必要以上の負担がかかった結果、縮れが起きてしまったのだと思います。

だから、お客様のケア不足でも、髪質のせいでもありません。

過去の出来事に対して、どうかご自身を責めないでほしいと、心から思っています。

現在のスタイリング状況

beforeはそのままの状態

普段はシャンプー後、ドライヤーで乾かすだけ。
スタイリング剤はあまり使わずに自然なまま過ごされているとのことでした。

実はスタイリング剤を使うことは、パサつきを抑えるため、そして髪本来のカールやクセを生かすためにとても大切です。

そして、クセのある方の髪の毛の場合、少し水分を含んで濡れた髪にスタイリング剤をつけるのが大切です。乾いた髪にスタイリング剤をつけるよりも、濡れたときのカール感やしなやかさをキープできるからです。

ただ、どのくらいの「濡れ加減」がベストかは個人の感性による部分も大きく、(乾いても良くも悪くも濡れ髪みたいな質感になるので好き嫌いはあります)
びしょびしょの状態でつけるのがいい人もいれば、ハーフドライくらいがベストな人もいます。

だから、いろいろ試しながら「自分にとってちょうど良い」を探していくことがすごく大切だと感じています。 

これは、プロにメイクしてもらっても「なんか違う…」と感じることがあるように、スタイリングも「自分の感覚で調整する」ことが必要なんですよね。

この方のクセについて思うこと

私自身、このお客様のクセは本当に素敵だと感じています。
少しくるっとした柔らかい動きがあり、直毛の方から見たら「むしろパーマみたいで羨ましい!」と思われるようなクセ毛。

だからこそ、
「このクセをもっと好きになってほしい」
「このクセを活かして、毎日をもっと楽しんでほしい」
そんな想いで施術させていただいています。

髪型を楽しむためのマインドセット

もちろん、ツヤツヤ・サラサラの髪も美しい。
だけど、クセ毛特有の「柔らかさ」や「動き」のある髪も、同じくらい素敵です。

今回の仕上がりも、ツヤ感を求めたものではなく、ナチュラルで空気感のある素敵なスタイルになりました。
これを「美しい」と感じられるようになると、髪のお悩みも、ぐっと減るはずです。

最後に

何年も通っていただいていること、本当に感謝しかありません。
悩みが完全にゼロになるわけではないけれど、
一緒に「今できるベスト」を見つけながら、少しずつ心地よいヘアスタイルを作っていきたいです。

これからも寄り添いながら、サポートさせていただきますね!


いいなと思ったら応援しよう!