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【“琥珀色”のダンボール〜】(詩)


琥珀の記憶


世間が塵(ゴミ)と呼んで
見捨てた破片を前にして

僕の瞳を支配した
あたたかな琥珀色の光

白く四角い抜け殻は
僕を夢へと誘う城壁に

文字の敷き詰められた古紙は
海へと漕ぎ出す帆に変わる

理由なき衝動に背中を押され
無心で指先を動かした

創り出す喜びだけに満たされ
あの頃の僕は何処へでも行けた


だけどいつしか
冷徹な組織という名の檻の中

あらかじめ決められた型枠に
心を切り取られてゆく

すし詰めの檻に揺られながら
自分で望んだはずの席の上

自分という存在がすり減っていく
静かな違和感

胸の奥底で
ずっと不協和音を響かせて
あふれていく

夢の設計図を破り捨てた僕は
深い霧の底


出口のない迷路で立ち尽くす
五感の扉はすべて閉ざされて

世界は色彩を忘れた
灰色一色の砂嵐

あの日に両手いっぱいに抱きしめていた
僕の「琥珀色の宝物」さえも
絶望という名の地層の奥底へ
埋もれて消えかけてゆく



〜メッセージ〜

最後まで読んで頂き、 ありがとうございます♪
是非スキを押して頂けると
とても嬉しいです。

以前、はじめてnoteを投稿させて頂きました。
私の投稿を読んで頂いた方々、
また、
note初心者の私をフォローしていただいた方々、
そしてスキを押して頂いた方々、

本当にありがとうございます!
とても嬉しく、励みになっています♪

初めて投稿した記事は
私の「自己紹介」にもなるエッセイです。
ぜひ読んで頂けると嬉しいです☆

《初投稿記事》↓↓↓


そして今回のこの詩は

その初投稿したエッセイの
エピソードの中の

目次でいうと
「第3章」の所の内容を
元に綴りました。

子供の頃に抱いていた希望と可能性、
大人になるにつれ忘れてしまった悲しさ、
その思い出を綴りました。

日の中で「これでいいのかな?」と
迷ったり、立ち止まったりする事も
あるかもしれません。

でも、その迷った時間さえも、
いつか自分だけの綺麗な花を咲かせる
糧になると信じています。

今、道に迷っているあなたの心に、
小さな灯火がともりますように。

そして、
今日も明日もその先も、
あなたにとって、

素敵な一日になりますように。

《連作詩集まとめ》↓↓↓





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