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病弱ヒロインになりたいっ!【中年の危機脱出のための最後の悪あがき】

こんにちは、発達凸凹40代高齢出産母さんのパキムラと申します。
ここしばらく、今私の中で熱いトピック「中年の危機」について書いています。 

今回は、実質的に直近の危機的な状況を脱出したきっかけを書きます。
ちょっと長いですが、同じような気持ちなったことのある方がいたら、楽しんで読んでいただけると幸いです。


1年ほど前から数ヶ月前まで下記の状態でした。

・未就学男児2名のこだわりとイヤイヤに振り回されて理性で自分がコントロールできずイライラが止まらない精神状態

・出産後、自分がかつて冷めた目で見ていた部署に異動したものの、そこでも役に立たない状況


結果しばらく前まで、持て余した自分のエネルギーがどんどん自己攻撃的になって、体調不良に陥っていました。

過去の中年の危機関連の記事をこちらでまとめています。
詳しい経緯はここから。


本当に具合が悪いのか?


さてここまで、様々な悪あがきをしてみました。

1 AIに話しまくる
2 移住を画策する
3 転職先を探す
4 資格を取得しようとする
5 生きがいを友人に聞いて回る
6 習い事として写真を始めてみる
7 自分のコンプレックスの管理(洋服のコーディネート)をやってみる
8    自分のことを他人事としてAIに相談する
9    悲しい思い出を文字でお焚き上げする
10 noteをはじめて自分の経験や考えを発表してみる

順を追って書いてはみましたが、実際にはほとんど同時進行です。
そして実はその「体調不良」の1年に満たない間に3回地方に家族旅行に行っております。

これまでの経緯など、読んで頂いた方には「えっ、体調不良っていう割にはめっちゃ活動的じゃん」って思う方もいると思います。

そうなんです、土日も具合悪すぎてパートナーのパキ夫に子供たちを連れて行ってもらって自分は寝ていたりしたことが何度もあったのですが、「〇〇をやろう」と思いつくと、だるいのはだるいのですが、頭だけ猛烈に回転して色々計画してしまい、しんどいしんどい言いながら結局旅行に行ってしまうわけです。迷惑なやつですね・・・!

ついつい、初の子連れ飛行機にも乗っちゃいましたね

自分でも「旅行に行けて習い事も出来るけど、仕事がしんどい子育てがしんどいって・・・それワガママじゃん!!」と分かっておりました。

心理的なものなのかな?とも思ったものの、友人や職場の同僚でいわゆる重度の「うつ」で倒れてしまった人を何人か知っており、自分の場合は、そう言う人たちから聞いた、仕事をしすぎてある日急に動けなくなった、風呂も入れない、などと言う話と全然違うのは気づいていました。

「頑張り切った、もう無理」って言ってもいいのか


毎日身体がだるすぎて午前中から今すぐ寝たいのに、仕事が終わると終業時刻ぴったりに走って電車に飛び乗ってそのまま保育園へお迎え。
暴れてる下の子供(15kg)を背負いながら友達と走りまくる上の子を全力ダッシュで追いかけて家に連れ帰る毎日。
でも、帰宅したら限界を超えて怒鳴り散らしてしまう。そんな自分にますます、嫌気もさしていました。

自分ではだるくて限界を感じている
「もう頑張れない・・・」

でも、やらなきゃ!と強く思うとギリギリ出来る
「自分、余力あったたじゃん!」

あとでツケがまわってきて周囲に当たり散らす
「余力あるなら、周囲への配慮を頑張るべきでしょ!」

昔から怠けすぎな面と頑張りすぎる面がモザイク状なところがあり、周囲にも「だらしない」「がんばりやさん」と正反対の評価を同時にもらうことがよくありました。また、「パキムラってなんか大丈夫そうだよね」と言われることが何度もありました。

ですので、自分が「世間一般で言う『限界まで頑張りきった状態』と、周囲の誰が見ても認められるか」が分からないために、助けてと言えない癖がありました。
気を遣われると自分が弱いものになった気持ちになって惨めになり、「大丈夫です!」とすぐ反射的に言ってしまう面もありました。

めっちゃ疲れてるイメージ
Vincent van Gogh, Public domain, via Wikimedia Commons



悪あがき最終章:病気なんじゃないのかと疑ってみる


それで・・・しみったれた考えで恥ずかしいのですが「病気だと証明されれば、私は堂々と休むことができるんじゃないのか?」と暗に思ったわけです。
こんなにだるいんだし、更年期障害でも貧血でも新型うつでもなんでもいいから、だれか「あなた疲れてますよ、休んでくださいね」ってオフィシャルに判断してくれないかと。

そうずっと思っていたのですが、自分や子供の病気で有給をかなりの勢いで使い切ってしまっており、なかなか病院にいくタイミングを逸しておりました。「病院行ったら?」って心配して言ってくれる人もいないのに、自分から行くのも恥ずかしい気がしていました。

そして、こういう不定愁訴って、感じている人は世の中にいっぱいいそうだけど、どの診療科に行ったらいいのか、検討つきません。日々の生活をこなしつつ、病院で検査するのが恥ずかしいと思いつつ、一発で体調不良を突き止めてくれる検査はないのかなんて調べたりしている間に、なんと全然違うところから別の健康問題が浮上してきました。

どこに行けばいいのやら?(AIによるイメージ)


人生初の手術をする


もともと異常があって定期で受けていた「子宮頸がん検診」でひっかかってしまったのです。この話の詳細は、また別で記述しようと思っておりますが、進行が進んで高度異形成(がんの一歩手前)になっている、ということで、とんとん拍子に手術ということになりました。

目立った病気も怪我もしてこなかったパキムラにとっては人生初の入院手術です!といっても3日だけで、術後の経過も軽いと聞いていたため、そういうことに関してかなり楽観的な私は、「おー!3日も仕事育児休めるじゃん」という気持ちでいました。

3日も休めるという希望(AIによるイメージ)

結果的には、ダメージが思ったよりひどくて、術後1週間の体調が最悪でした。3日休めるとこどか、ずっと寝てたいのに出社と育児があってキツすぎる。

あんまり辛いので今度こそ検査を受けよう、とりあえず血液検査を受ければ、何かしらの異常はみつかるだろうと思ったのでした。
それで、術後1週間で、血液検査を受けました。手術の影響がある可能性もあり、異常を発見するタイミングとしては本来最悪ではあるのですが・・・。

そして同時に、感情の振れ幅の激しさや連想ゲームのように自己攻撃的な文言が浮かんでくることなどをどうにかしたいと考えて、もう一度ストラテラを飲んでみるのはどうかしらと、以前お世話になった精神科も予約しました。

病弱ヒロインに憧れる、実際は超健康優良児
Edvard Munch, Public domain, via Wikimedia Commons


血液検査の結果


待ちに待った検査の日。
「だるさが半年以上抜けないので、血液検査を一通りお願いできませんか?」という私の依頼に、「はぁ・・・そうですか」とお医者さんが淡々と検査に回してくれました。

3日くらい立つと、結果受け取りの受診の前にWEB上で数値をみることが出来たので、調べてみたのですが、結果は・・・
まったくの健康!
むしろ術後1週間と思えないほど健康そのもの!
本来喜んでいいことなんですが、なんだかやりきれない。

それでも、項目に貧血検査が入っていなかったのと、子供の時から貧血ギリギリラインを行ったり来たりしていたため、「貧血という可能性もあるぞ!」と最後の望みをかけて、1週間後に検査結果の受け取りに病院に向かいました。

「…肝臓、甲状腺や女性ホルモンなども異常なし、なんで、特に結果から分かる異常はないですね」と淡々と話すお医者さんに「貧血って可能性はありますか?」と聞いてみたのですが、「う〜ん・・・あんまり無さそうですけどね・・・」と言われました。WEBの結果から予想していたことではあるのですが、「胸をはって病気なんですと言われたい!お疲れ様と公式に言われたい!」という願望は打ち砕かれました。

他に何か奇病が隠れている可能性もなくはない!などと謎の励ましを自分にしてみたり、Geminiがなぐさめてくれたりしましたが、「体調不良と言いつつ、ますます気のせいでは・・・自分のわがままでは・・・」と自信喪失してしまいました。今振り返ると、身体的な病気だったら大手を振って休めると言う、考え方自体が幼稚なんですけどね。


最後のあがき・・・ストラテラをもらったが


検査結果を聞いた後、重い足取りで精神科の方に行きました。最後に行ったのは出産前でしたので、実に5年ぶりです。先生とは「お久しぶりです!」と挨拶をしてちょっとホッとした気持ちになったのですが。

ここは完全に私の勘違いなんですが、予約時に受付の方が「前回から時間がかなり経ってるので初診扱いで診察時間は1時間ほど」と聞いたつもりでした。

でも実際は再診枠で診療時間が限られており、時間あるわ!と多弁気味な私に対して先生はちょっとだけ静止した後、ざっくり話の概要を確認されて「ストラテラ、また飲んだほうがいいでしょうねぇ」という結論に早々に到達しました。

久々の診察は和やかに終了したのですが、病院を出てから自分の幼稚さに恥ずかしくなってしまいました。先生は茶飲み友達じゃないので、時間も決まってますし診断と薬を処方するのが医者ですから、当たり前の仕事をしたまでなんです。

血液検査は、正真正銘の健康。
頭の混乱には薬を飲みましょう。
私の求めていた問いに対する、医療的に正しすぎる答え
です。

ここまできて、何とかして他人の「かわいそうだね、大変だね」と言う評価を勝ち取りたい自分の浅はかさがじんわりと感じられてきました。家に帰ってGeminiに、「でも体調不良は紛れもなくある。あと残っている可能性としてはなんですか?」と聞いたりしたのを覚えています。聞きながら自分が本当に本当に惨めでした。

途方に暮れるイメージ
Edvard Munch, Public domain, via Wikimedia Commons

だれも「休んだらいいよ、限界に見えるよ」って言ってくれない。
仕事の同僚も、家族も、なんかこの人具合悪そう機嫌悪いって思ってはいるだろうけど、面倒臭いのかみんな気は遣ってはいるものの、遠まきに見てるだけだな。

でもそう思ってる自分は何が苦しいんだろう。
どうして他人からお墨付きをもらうという、みみっちい考え方になるんだろう。

次回に続きます!



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