大規模言語モデル(LLM)やそのツールの情報整理2025年11月版/MS+Anthropic分
OpenAIが企業再編を完了し、その株の27%を保有をMSが持つことに。
今後OpenAIをMSがどう扱うか興味深い、Azureから使うOpenAIは今でも有用だけど、自前かAnthropicで良いAIモデルがあるなら乗り換えるかも。
以前も取り上げたOpenAIとMS、Anthropicの三角関係?の残り2社を。
Microsoft
AIモデルの精度はイマイチなままだけど、copilotでできることが増えてるのは素直に凄いと思う。保守的な企業からすれば、よくわからない企業のAIを入れるより、MSで良いじゃんとなる、各企業にofficeが入ってる強み。
と言ってられるかというと、トランプに追随し過ぎたせいで欧州のデジタル主権としてMS Officeから脱却しようという動きが。こうなると強みがなくなるどころかベース収益の確保すらできなくなる危機。
従業員の職場不在を会社に通知するとか上への絶対はMSの発想かww
フェアに話すなら、AIエージェント訓練フレームワーク「Agent Lightning」とか技術力は手抜かりなく。
【MicrosoftのAIエージェント訓練フレームワーク「Agent Lightning」公開】
— LangChainJP (@LangChainJP) October 29, 2025
ほぼコード変更なしで既存エージェントを最適化できる訓練フレームワーク。LangChainやOpenAIAgentSDK、AutoGen、CrewAIなど各種フレームワークで動作し、フレームワークを使わないPython OpenAIでも利用可能。… pic.twitter.com/5CvNQQmsau
Anthropic
AnthropicとMicrosoftの提携をベースに、Excelとの連係して分析・説明・編集を自動化するアドインを発表。金融機関向け機能も追加。
Anthropicが金融サービス向けClaudeを大幅に強化。Excel統合、リアルタイム市場データ接続、金融業務特化型のAgent Skillsを新たに提供開始。
— ML_Bear (@MLBear2) October 27, 2025
・Claude for Excelをベータ版でリリース。Excelサイドバーから直接データ分析や数式修正が可能
・Sonnet 4.5がFinance…
上記の金融向けの元になっているかまではわからないけれど、Claude新機能「Skills」、カスタマイズ用の機能一覧、もしくはシステムプロンプトの辞書みたいなものかな、かなり便利そう。
AIモデルについてはSLMの最新版を発表
他には、AIのリスク行動を可視化するツール、核兵器づくりを防ぐフィルター、この辺りは効果はよくわからないけれど。
anthoropicが東京オフィスを開設したのはアジアでは初らしいが、やはり日本は活動しやすいのかもしれない。少なくともOpenAI並みに悪意を持って動かない限りにおいては。
OpenAI vs Anthropic。意外とAnthropicがここから追い上げて世界一のAI企業になるシナリオもあり得る。目移りしづらい法人顧客が多いのが大きい。開発者のAPI費用が同社の売上を支えている。
— チャエン デジライズ CEO (@masahirochaen) November 2, 2025
(1) 売上規模
OpenAI:$12B(約¥1.8兆)
Anthropic:$4B(約¥6,000億)
→… pic.twitter.com/XePw62FS5B
OpenAI分のページでも取り上げたけれど、既にAPI利用ではAnthropicが上回る。法人向けに特化して品質だけでなくセキュリティやガバナンスの機能も整備していけば、法人市場ではOpenAI以上の存在になると思う。まぁ、今のOpenAIの対応は個人向けな感じもするし丁度良い。
だからこそMSも三角関係の一角にAnthropicを巻き込んだのだろうけどww
2025年11月版の記事全般を見たければ上記へ。
