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10か国語わかるアラフォーの大人になってからの外国語の学び方第5回

こんにちは、Mayutaです。

第1回~第4回の記事への♡ありがとうございました!

第5回目の今回は文法は英語and/or日本語を軸に各国語を飛び回るというお話です。

  • 「日本人は外国語が苦手」は思い込み

  • 「自分の知的アセット(資産)」を大切にする

  • 外国語学習は長い旅

  • 文字と発音はじっくり腰を据えて

  • 文法は英語and/or日本語を軸に各国語を飛び回る

  • 勝負は最初の3か月、等々

「文法」と聞くと悩ましい思いを持つ方も多いことでしょう。私は文法大好き人間でして、これまで学んだ外国語は、ほぼ全て文法の勉強から始めています。

ただ、中学校の頃の国文法はあまり面白いと思えませんでした。この時は皆さんが英文法などに感じている感覚と同じものを持っていたと思います。『一体何の役に立つんだ…』という感覚です。

今振り返ってみれば、古文の文法等も含めて、本当にもったいないことをしたな、と思っていますが、その頃は今のような目で国文法や古文文法を見ることができませんでしたし、そのように指導してくれる先生にも残念ながら会うことはありませんでした。

私がもし中学校の学習内容について決定権を持っているなら、国語と英語を同一科目にして、「言語」という枠を作り国語と英語が有機的に結びつくような気付きを与える授業にしたいと思いますし、それが行く行くの「外国語学習」に役立つ経験になってほしいな、と思っています。

今思えば中学校や高校での学びというのは、将来に備えた「学び方の習得」にこそ本当の意味があったんだな、と、この歳になって強く思います。もちろん、即戦力的にすぐに使える知識であったほうが有難いのですが、社会人になってからも学びは続きますし、その中で自分が興味のないことでも学ばなければならない時がやってきます。

そのような意味において、「英語」の授業は英語習得の為だけにあらず、「外国語を習得する」という行動の練習の場でもあったと捉えられると思います。

文法と言っても、大事なことは基本的なルールの違いを理解することくらいから始めることで問題ありません。我々アラフォー世代の私立大学の文法問題のような細かいことまで突き詰める必要は少なくとも入口の時点ではないと思います(追及が必要な知識は出てきたときに都度でOKかと)。

そもそも「文法」というのは、「文が一定の意味を持つための基本原則」と捉えることができます。英語と日本語で一番わかりやすい例は、「並べ方」でしょう

英語において次の2つの文は構成する単語は同じなのに、全く違う意味になります。

Cats eat fish.
Fish eat cats.

一方、日本語では構成する単語を一定にしつつ、順番が違っても同じ意味を成すことができます。

猫は 魚を 食べる。
魚を 猫は 食べる。

英語にも『倒置』という現象は起こりえますが、基本的に『主語-述語-目的語』の語順が日本語に比べるとうーんと厳格に運用されています。

日本語が語順にうるさくないのは、『助詞』という要素があるからです。これらの要素がどこに主語があるのか、目的語があるのか、というのを教えてくれる仕組みで動いているからです。これは英語と日本語で大きく違うところの1つです。

次に英語と日本語で似ているところについて考えてみましょう。例えば、「動詞が活用する」という点は似ていると言えます。

I learn English everyday.
I learned English yesterday.

私は毎日英語を勉強しています
私は昨日英語を勉強した

動詞の活用』というのは簡単に言うと、動詞の形を変化させることで、何らかの意味を付与することです。ここでは、時間的な情報を付与しています。さらに細かく見ていくと、『現在形』は『習慣』を、『過去形』は『過去の一過性の出来事』の意味を付与している、とも言えます。

文法的意味の深堀は大枠を捉えた後で十分と言えば十分ですがeverydayがあるから現在形で、yesterdayがあるから過去形、というやり方での活用の記憶は、少しもったいないな、と思いますので、是非どこかのタイミングで『なぜ動詞を活用させるのか』ということについて考えてみてください。理由が分かれば、「思ったより面白い」と思えることもあるでしょう。

さて、「英語と日本語で似ていることころ」といったものの、100%一致するわけではありません。例えば、日本語においては、『彼』や『彼女』のときだけ活用の形が変わる、などということはありません。細かい話をしだすと違いはたくさん出てきますので、「本当に似ているといえるのか」と感じられると思います

これも、他の言語を比較対象に取り入れてみると解決します。例えば、中国語においては、動詞それ自体は主語の違いや時制の違いによって変化することはありません。『走(歩く、動く)』を過去形の時は『去』にしましょう、ということがないということです。今日でも昨日でも明日でも『走』の部分は変化しません。

ただ、中国語も追加要素を加えることで、よりはっきりと『時制』や『アスペクト』といった追加情報を付与することがありますので、やり方が違うだけで、同じようなことを言い表そうとはしているわけです。この点は、ベトナム語になっても、インドネシア語になっても、ウルドゥー語になっても同じです。

中高生の頃に英文法にあまり馴染めなかった方、母語の文法を学ぶ意味はどこにあるんだ、と思っていた方は多いと思います。私も部分的にそう思っていたことがありましたが、『文法』というのは、より効率的に外国語を学ぶための非常に有用なツールだと思います。

覚えている範囲からで全く問題ありませんので、是非新しい外国語を学ぶ際は頭の中にある英語や国語の知識を活用して、「似ているところ」、「違うところ」を整理しながら学習してみてください。

そのような整理を繰り返すことで、将来どのような外国語を学ぶ際にも、自分の頭の中に取り込んだデータベースを基に、新しい外国語を学ぶ際の特徴を掴むスピードがぐんと速くなると思います。

私個人も、30代に入ってインドネシア語、ベトナム語、タイ語、ミャンマー語、ウルドゥー語…と学ぶ度に、言語の特徴を掴むスピードはだいぶ速くなったと思います。あとは時間をかけて単語を覚え、発音や聴き取りの技術を伸ばしていくだけ…といえば簡単に聴こえそうですが、実際にはこっちの方がよっぽど時間も労力もかかりますので、まだまだ修行中です。。。

おもしろかった、役に立ったな、と思っていただけましたら、是非♡とフォローをしていただけますと嬉しいです。また、勉強している内容に対して、自分の中でとっかかりが見つけにくいという方は、是非コメントしてみてください。何かヒントになることをお返しできるかもしれませんので…

それでは、また次回以降の投稿でお会いできましたら幸いです(^^)/

2025年8月 日本東京より 
Mayuta






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