香坂は“魔女”なのか?守るために堕ちた人物の可能性|マイ・フィクション第3話考察③
※第3話までのネタバレを含みます。
※作中の情報をもとにした個人的な考察です。
『マイ・フィクション』第3話までを観て、私が特に気になっている存在が、香坂睦美(国仲涼子)という刑事です。
一見すると、伊川正樹(玉森裕太)の事件に関わる「捜査側の人物」。
しかし物語の構造を考えると、香坂は単なる捜査役ではなく、過去の事件や二宮祐介の秘密に深く関わる“キーマン”なのではないかと感じています。
今回は、香坂の立ち位置について考察していきます。
■ なぜ香坂が怪しいのか?
香坂が重要人物だと感じる理由は、
「事件に近い場所にいる人物だから」です。
もし記憶操作や7年前の事件が物語の中心にあるなら、重要人物は突然現れるのではなく、序盤から配置されている可能性が高い。
香坂は、
・警察という事件にアクセスできる立場
・伊川正樹の過去を調べられる立場
・二宮祐介という人物に接触できる立場
・津村と関係のある立場
を持っています。
この時点で、「物語の中心に関われる条件」が揃っている人物です。
■ 仮説① 香坂=二宮祐介の親族説
まず考えられるのが、
香坂が二宮祐介の家族なのではないかという説。
伊川正樹は、
「両親はいない」
という趣旨の発言をしています。
もしそれが本来の記憶だとしたら、姉や兄弟の存在がある可能性もあります。
もし香坂が姉だった場合、
彼女は刑事としてではなく
「弟の人生に何が起きたのかを知っている人物」
になります。
■ 仮説② 香坂=記憶操作に関わる人物説
もう一つの可能性として、
香坂自身が記憶操作や研究に関わっている説。
この場合、香坂は
「真実を追う側」ではなく
「真実を知った上で管理している側」
という立場になります。
■ 第3話で浮かび上がった“決定的な違和感”
第3話で気になったのが、
香坂の知らないところで進められていたDNA照合の存在です。
津村(野村周平)は、伊川(玉森裕太)と二宮祐介のDNA照合を
本来頼るべき香坂ではなく、後輩の辻元晴人(三浦獠太)に依頼している点です。
さらに重要なのは、
香坂がこのDNA照合自体を把握していなかった可能性がある描写があった点です。
■ 辻元と津村の関係性
辻元は津村に対して軽蔑しているような態度を見せていました。
しかしその一方で、津村の依頼を受け、しかも急ぎでDNA照合を進めている可能性があります。
ここから考えられるのは2つの可能性です。(あくまで仮定)
① 実は関係性が良好だったパターン
表では距離を取っているように見せながら、裏では信頼関係が成立している可能性。
香坂の前での態度は演技だったとも考えられます。
② 弱みを握られていたパターン
津村が辻元に対して優位性を持ち、断れない状況だった可能性。
ただし「急ぎで動いた」点から、単なる強制以上の関係性も感じられます。
■ なぜ香坂を通さなかったのか?
通常であれば上司である香坂に報告するのが自然ですが、津村はそれを避けています。
つまり、
・香坂を信用していない可能性
・香坂に知られてはいけない理由があった可能性
が浮かび上がります。
■ 香坂の立ち位置
これらを踏まえると、香坂は
表向きは有能で信頼される上司でありながら、
裏では警戒されている存在である可能性があります。
■ 香坂は“魔女”なのか?
白雪姫に例えるなら、香坂は「魔女」のポジションにも見えます。
しかし単なる悪役ではなく、
「守るために堕ちた人物」
なのではないでしょうか。
誰かを救うために真実を隠し、
その結果として疑われる立場にいる――
そんな存在にも見えます。
■ まとめ
・DNA照合は香坂を通さず実行された可能性
・津村と辻元の関係には裏がある
・香坂は警戒される存在である可能性
・すべては何かを守るための行動かもしれない
■ 今後の注目ポイント
香坂がどこまで真実を知っているのか。
そしてなぜ伊川正樹を気にする立場にいるのか。
ここが今後の大きな鍵になりそうです。
そして
伊川正樹になる前の二宮祐介は、何に追い詰められ、何を思っていたのか。
次回は、二宮祐介の視点から考察していきます。
では、この辺で〜♪
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