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Claude入門5|無料の学校「Claude Academy」がありました

前回、次は実際に触ってみますと書きました。その回です。

ただ、ひとつ予定を変えました。最初に使うのは「Cowork」という入口にします。

なぜ変えたのか。その話から始めます。




1.もっといい入口が見つかりました

このシリーズは、私が覚えた順番で書くつもりでいました。

Claudeを知る。Claude Codeを知る。課金を決めて、使えるようにする。私が実際にたどった道です。

でも、あることを知って考えが変わりました。

先に結論を書きます。これから初めて使うなら、Claude CodeよりCoworkのほうが向いています。

私は自分が通った順番をそのまま説明しようとしていました。でも、これから始める人が同じ遠回りをする必要はありません。


2.Claude Academyという場所があった

きっかけは、公式が用意している学習サイトを見つけたことでした。

Claude Academy(クロード・アカデミー)といいます。

無料で、日本語で読めます。誰でも見られて、登録すれば進み具合も残ります。私はYouTubeで、こういう場所があると知りました。

私はここを、ずっと知らないまま使っていました。分からないことは、そのつど自分で調べていました。

もっと早く知っていればよかった、と思っています。


3.読んでいて、手が止まった

見ていて、あるページで手が止まりました。

Claudeには入口が3つある、と書かれていたからです。

  • チャット … 一緒に考える

  • Cowork … 任せる

  • コード … ソフトウェアを作る

そして公式はコードをソフトウェアを作るための場所と位置づけていて、書類を作る仕事には向かないという分け方をしていました。

読んで、少し固まりました。

私がやりたかったこと——ファイルを整理する。資料をまとめる。手順書を作る。 これは3つめではなく、真ん中でした。

このシリーズは「AI初心者が、身近な面倒を減らせるようになる」ために書いています。だとしたら、入口はCoworkのほうです。


4.私も、最初はCoworkを使っていました

ここが、今日いちばん書きたいところです。

実は私も、最初に使っていたのはCoworkのほうでした。

最初に打ったのは、一言でした

何を頼めばいいのかも、どう書けばいいのかも分かりませんでした。だから、思っていることをそのまま打ちました。

YouTubeで収入を得たい。

これだけです。

手順も段取りも、何ひとつ分かっていませんでした。それでも会話は始まりました。

いま振り返ると、ここが出発点でした。この一言から、いま自動化しているYouTubeの運営につながっています。

うまい頼み方を覚えてから始める必要はありません。

ただ、ここは正確に書いておきます。一言打てば、それだけで完成するわけではありません。

一言打つと、Claudeのほうから質問が返ってきます。 「こういう意味で合っていますか」「どういう形で出しましょうか」といったことです。それに答えていくうちに、だんだん形になっていきます。

つまり必要なのは完璧な指示ではなく、最初の一言だけです。あとは行ったり来たりしながら作っていけます。

そのあと、頼んでいたこと

慣れてきてから頼んでいたのは、こういうことでした。

  • 画像をダウンロードフォルダから特定のフォルダに保存してもらう

  • 自分の使い方に合わせて設定を整えてもらう

どれも、プログラムを書く話ではありません。普通の、面倒な作業です。

そして、私はClaude Codeに移りました

しばらくしてから、YouTubeでこう言っているのを見かけました。

CoworkもCodeもほとんど変わらない。トークン消費が少ないから、Codeでいいのでは

それを聞いて、私はCodeに移りました。

ここは正直に書いておきます。私は自分で確かめたわけではありません。 そう聞いて、そういうものかと思って移っただけです。


5.Coworkは何をしてくれるのか

公式は、Coworkを「任せる」ための場所だと説明しています。

やってほしいことを伝えれば手順を考えて実行し、できあがったものまで渡してくれます。

向いているのは、こういう仕事です。

  • 手順がいくつもある仕事(集める、比べる、まとめる、を一度に頼める)

  • パソコンの中にある実際のファイルを扱う仕事(文書や表やPDF)

  • いくつかのアプリにまたがる仕事(メールやカレンダーなど)

私が頼んでいた「画像を保存する」「マニュアルを作る」は、ちょうど2つめでした。

チャットとの違いは「ファイルを扱えるかどうか」ではありません。 チャットでもファイルを読み込んだり、文書や表を作ったりできます。

私が分かりやすいと思った違いは、こうでした。チャットは一緒にやり取りしながら進める場所。Coworkは、仕事をまとめて任せる場所。


6.使うのに必要なもの

ここは変わりやすいところなので、まとめて書いておきます。

【2026年8月時点】 - 有料プランが必要です。 無料のままでは使えません - 自分のパソコンの中のフォルダを扱うなら、デスクトップアプリが必要です(別に何かを入れる必要はありません) - 選ぶところは画面のどこかにあります。置き場所や呼び方は変わります 画面が説明どおりでなくても、似た言葉を探してみてください。 それで進めます。

入門4で課金の話を書きました。そこで紹介した有料プランがあれば、Coworkも使えます。


7.ひとつだけ、先に知っておいてほしいこと

Coworkを使うときは、作業してもらうフォルダを最初に選びます。

公式は、この選択を「いちばん重要な選択」と書いています。理由は、そこが読み書きの範囲になるからです。

そして、ここからが大事なところです。

パソコンの中のファイルについては、Claudeが直接読み書きできるのは、自分で選んだフォルダの中だけです。 これは公式にはっきり書かれています。

でも、「選んだから安全」という意味ではありません。

同じ公式が、こうも書いています。限られているのは範囲だけ。その中では本当に実行されます。 中のファイルは本当に開かれて、本当に書き換わります。

だから公式はこう勧めています。

  • Claude専用の作業フォルダを作る(いきなり広く許可を出さない)

  • 大事なファイルは、別に控えを取っておく

  • お金や大事な書類が入ったフォルダは選ばない

私も同じことを勧めます。最初は、なくなっても困らないフォルダから始めてください。

そのうえで、安心してよいことも書いておきます。

ファイルを完全に消す前だけは、どの設定にしていても必ず許可を聞いてきます。 公式に「例外はありません」と書かれています。

ただし、止めてくれるのは「完全に消すとき」だけです。書き換えたり上書きしたりするところまで全部止めてくれるわけではありません。だからやっぱり、最初は大事なファイルを置かないほうが安心です。


8.次は、実際に何かひとつ任せてみます

次回は練習用のフォルダを作って、実際に「整理して」と頼んでみます。

一度で思ったとおりにならなかったところも、そのまま書きます。 うまくいった話だけ読んでも、詰まったときに戻ってこられないからです。

最後に、いちばん正直なことを書いておきます。

私はいまClaude Codeを使っていますが、自分でコードを書いているわけではありません。 画面に何か流れているのを、見ているだけです。「開発者の人はこれをどう使うんだろう」と思いながら触っています。

それでも、会話だけで進められています。

そして正直に言うと、私は今もCoworkとCodeの違いがよく分かっていません。使い心地があまり変わらないからです。

全部を理解してからでなくても、少しずつ試しながら進められます。 分からないから始められない、ということはありません。

次回、一緒にひとつ片付けてみましょう。


※追記(2026年9月)

このあと実際に、ひとつずつ頼んでみています。パソコンのフォルダを片付けたところと、献立から買い物リストを作ってスマホに送ったところです。



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