【節税対策】投資初心者の私がNISAを選んだ理由|「いつでも辞められる」安心感が大事だった
「節税しながら投資できる」
投資の勉強を始めた時、よく聞く言葉でした。調べてみると、
NISAとiDeCoという2つの制度がある。
どっちを選べばいいの?
NISAは非課税。iDeCoは所得控除が受けられる。
どちらも節税効果があって、お得そう。
でも、調べれば調べるほど、分からなくなりました。
「iDeCoの方が節税効果は高いらしい」「でも、60歳まで引き出せないって...」「NISAは自由度が高いけど、節税効果は少ない?」
投資初心者の私は、混乱していました。
そして、私が選んだのは新NISAでした。
理由はシンプル。「仕組みが分かりやすくて、自由度が高いから」です。
iDeCoの節税メリットは魅力的でした。でも、投資初心者の私には、もっと大事なことがあった。
それは、「続けられる」こと。そして、「いつでも辞められる」安心感でした。
この記事では、投資初心者の私がなぜNISAを選んだのか、iDeCoとの違いを比較しながら、その理由を正直にお伝えします。
あなたがもし、NISAとiDeCoで迷っているなら、少しでも参考になれば嬉しいです。
私がNISAを選んだ3つの理由—シンプル・自由・安心
①シンプルで理解しやすい仕組み
NISAを選んだ一番の理由。それは、仕組みがシンプルで分かりやすいことでした。
NISAの仕組みを一言で言うと、こうです。
「投資で得た利益(含み益・配当金)にかかる税金が非課税になる」
それだけ。これなら、投資初心者の私でも理解できました。
普通、株式投資や投資信託で利益が出ると、約20%の税金がかかります。100万円の利益が出ても、20万円は税金で持っていかれる。
でも、NISA口座なら、その20%が非課税。100万円の利益は、まるまる100万円。
この分かりやすさが、NISAの最大の魅力でした。
一方、iDeCoはどうか。
掛金が所得控除の対象になる
運用益も非課税
受取時も退職所得控除や公的年金等控除が使える
「...うん?」って思いました。所得控除?退職所得控除?公的年金等控除?
正直、この時点で頭が混乱しました。税金の仕組みに詳しくない私には、理解するのに時間がかかる。
投資初心者に必要なのは、「理解できる」制度です。
複雑な制度は、調べるのも面倒だし、続けるモチベーションも下がる。NISAなら、「非課税」というシンプルな仕組みだから、迷わず始められました。
②いつでも辞められる自由—資金拘束されない安心感
NISAを選んだ最大の決め手。それは、「いつでも辞められる」自由があることでした。
これが、投資初心者の私にとって、一番大事なポイントでした。
NISAは、いつでも資金を引き出せます。急にお金が必要になった時、売却して現金化できる。
投資は長期でやるつもりです。インデックス投資で、淡々と積み立てていく。でも、人生、何があるか分からない。
突然の病気や事故
失業や収入減
家族の緊急事態
もし、こんなことが起きた時。手元に現金がなくて、投資しているお金も引き出せなかったら?
考えただけで、怖くなりました。
一方、iDeCoは原則60歳まで引き出せません。どんなに緊急でも、資金がロックされている。定年まで資金拘束される仕組みです。
「長期投資だから、引き出す必要ないでしょ」
確かに、その通りかもしれません。でも、投資初心者の私には、その「保証」がありませんでした。
「もしもの時」に備えられない不安。これが、iDeCoを選べなかった一番の理由です。
生活防衛費は確保しています。約半年分の生活費を現金で持っています。でも、それでも不安だったんです。
投資に回したお金が、完全にロックされる。この「資金拘束」が、どうしても怖かった。
NISAなら、長期投資をしながらも、柔軟性を保てる。「逃げ道がある」という安心感。
投資初心者には、この安心感が何より大切だと思いました。
③入口も出口も自由—始めやすい、辞めやすい
NISAのもう一つの魅力。それは、入口も出口も自由なことです。
始めたい時に始められる。辞めたい時に辞められる。
NISAは、いつでも投資を開始できます。NISA口座を開設して、好きな時に買い付けを始める。それだけ。
投資金額も自由。月1万円でも、月10万円でも、自分のペースで調整できます。つみたて投資枠なら、年間120万円まで。成長投資枠なら、年間240万円まで。自分の収入や生活スタイルに合わせて選べます。
そして、辞めたい時も自由。売却すれば、すぐに現金化できる。
この「自由度の高さ」が、投資を続けられる理由でした。
一方、iDeCoは、一度始めたら60歳まで続けることが前提です。途中で掛金を止めることはできても、引き出すことはできない。
投資初心者の私には、この「縛り」がプレッシャーでした。
「ちゃんと続けられるかな...」「途中で投資が怖くなったら...」
そんな不安があったんです。
でも、NISAなら、いつでも辞められる。この安心感があるから、逆に「長く続けよう」と思えました。
「逃げ道がある」からこそ、前に進める。投資初心者には、この心の余裕が必要でした。
DeCoを選ばなかった理由—節税効果は魅力だけど...
税制優遇は魅力的だった—でも複雑すぎた
iDeCoを調べた時、最初に目に入ったのは「節税効果」でした。
「iDeCoなら、所得控除が受けられる!」
ネットでも、本でも、iDeCoの節税メリットが強調されていました。
具体的には、こんな仕組みです。
毎月の掛金が、全額所得控除の対象になる
例えば、年収400万円の人が月2万円(年24万円)積み立てると、約3.6万円の税金が安くなる
運用益も非課税
受取時も、退職所得控除や公的年金等控除が使える
「すごい!こんなに節税できるんだ!」
最初は、そう思いました。NISAよりも節税効果が大きい。年間で数万円の節税になる。これはiDeCoの方がいいんじゃないか?
でも、調べれば調べるほど、混乱しました。
所得控除って何?退職所得控除って?公的年金等控除って??
税金の仕組みに詳しくない私には、理解するのが大変でした。確定申告も年末調整も、よく分からない状態です。
「所得控除で税金が安くなる」と言われても、実際どのくらい安くなるのか、自分で計算できない。
ネットで「iDeCo 節税シミュレーション」を検索して、計算ツールを使って、やっと理解できるレベル。
この時点で、「これ、本当に自分に向いてるのかな...?」って思い始めました。
NISAは「利益が非課税」というシンプルな仕組み。一方、iDeCoは「掛金の所得控除」「運用益の非課税」「受取時の退職所得控除・公的年金等控除」という3段階の税制優遇。
投資初心者の私には、NISAのシンプルさの方が合っていました。
複雑な制度は、理解するのも大変だし、続けるモチベーションも下がる。
節税効果は魅力的。でも、理解できない制度を続けるのは、不安でした。
まずは、シンプルで分かりやすいNISAから始めたかったんです。
「60歳まで引き出せない」が怖すぎた
そして、iDeCoを選ばなかった最大の理由がこれです。
「原則60歳まで引き出せない」
この一文を見た時、正直、凍りつきました。
iDeCoは、老後資金を作るための年金制度です。だから、定年まで資金を拘束することで、確実に老後資金を貯められる仕組みになっている。
理屈は分かります。でも、感情がついていきませんでした。
「もし、急にお金が必要になったら?」
この不安が、頭から離れませんでした。
人生、何があるか分かりません。
突然の病気で、高額な医療費が必要になるかもしれない
失業して、収入が途絶えるかもしれない
家族に何か起きて、まとまったお金が必要になるかもしれない
子供の学費が予定以上に増えるかもしれない
もちろん、生活防衛費は確保しています。約半年分の生活費を現金で持っています。
でも、それでも何かあった時のリスク管理としては不安だったんです。
投資に回したお金が、完全にロックされる。何があっても引き出せない。緊急時の出金もできない。
この「資金拘束」が、投資初心者の私には、どうしても怖かった。
「長期投資するんだから、引き出す必要ないでしょ」
そう言われるかもしれません。確かに、その通りです。
でも、投資初心者の私には、その「確信」がありませんでした。投資を始めたばかりで、自分が本当に長期で続けられるか、自信がなかったんです。
「もしもの時」に備えられない不安。これが、iDeCoを選べなかった決定的な理由です。
NISAなら、いつでも引き出せる。売却して現金化できる。この「逃げ道がある」という安心感が、投資を続けられる理由でした。
長期投資はNISAでもできる
iDeCoのメリットとして、よく言われるのが「長期投資に向いている」ということ。
60歳まで引き出せないから、強制的に長期投資できる。暴落しても売れないから、狼狽売りを防げる。これがメリットだと。
でも、私は思いました。
「長期投資って、iDeCoじゃないとできないの?」
答えは、NO。NISAでも、長期投資はできます。
私は、新NISAのつみたて投資枠でインデックス投資をしています。オルカン(eMAXIS Slim 全世界株式)を、毎月、淡々と積み立てる。上がっても下がっても、気にしない。
これは、iDeCoと同じ長期投資のスタイルです。
違いは、「いつでも引き出せる」柔軟性があるかどうか。
NISAなら、長期投資をしながらも、緊急時に対応できる。
「でも、いつでも引き出せたら、暴落した時に売っちゃうんじゃない?」
確かに、その誘惑はあるかもしれません。でも、それは「投資方針」の問題です。
私は、投資方針を書いたものを写真でPCのディスクトップにしています。
「淡々とインデックス投資を積み立てる」
「短期的な上下に一喜一憂しない」
「長期で市場に居続ける」
この方針があるから、暴落しても売らない。NISAでも、長期投資は続けられます。
iDeCoの「強制力」に頼るのではなく、自分の「投資方針」に従う。
投資初心者の私には、この方が合っていました。
そして、何より。柔軟性を保ちながら、長期投資できる。これがNISAの強みだと思いました。
iDeCoは60歳まで資金ロック。NISAはいつでも売却可能。この違いが、投資初心者にとっての安心感につながりました。
iDeCoは悪くない—ただ、初心者には早かった
iDeCoのメリットは理解している
ここまで、iDeCoを選ばなかった理由をたくさん書いてきました。
でも、誤解してほしくないのは、iDeCoが悪い制度だとは全く思っていないということです。
むしろ、iDeCoには大きなメリットがあります。
節税効果は、NISAよりも確実に高い。
NISAは、投資で利益が出た時に非課税になる制度。つまり、運用益が出なければ、節税効果はゼロです。
一方、iDeCoは掛金の時点で所得控除が受けられる。投資の結果に関係なく、毎年確実に税金が安くなる。
例えば、年収400万円の人が月2万円(年24万円)をiDeCoに積み立てると、約3.6万円の税金が戻ってくる。10年続けたら36万円。これは大きい。
さらに、運用益も非課税。受取時も、退職所得控除や公的年金等控除が使える。
税制面では、iDeCoの方が圧倒的に有利です。
それは、理解しています。年間の節税額を考えると、長期的にはiDeCoの方がメリットが大きい。
ただ、投資初心者の私には、「今は」まだ早かった。それだけです。
でも、投資初心者には「続けられる」が最優先
iDeCoの節税メリットは魅力的です。でも、投資初心者の私にとって、もっと大事なことがありました。
それは、「続けられる」こと。
どんなに節税効果が高くても、途中で不安になって辞めてしまったら意味がない。どんなに制度が優れていても、続けられなければ、資産は増えない。
複雑な仕組みで、理解するのに時間がかかる。60歳まで引き出せない資金拘束がある。この2つが、私にとっては大きなハードルでした。
投資初心者に必要なのは、「理解できる」「安心できる」制度です。
NISAは、シンプルで分かりやすい。いつでも引き出せる安心感がある。だから、続けられる。
以前読んだ『サイコロジー・オブ・マネー』で学んだことを思い出します。
「資産形成で大切なのは、大儲けすることではない。市場に居続けることだ。」
節税効果が高くても、途中で不安になって辞めてしまったら、元も子もない。
節税額が少し低くても、安心して長く続けられる方が、最終的には良い結果につながる。
投資初心者には、「続けられる制度」を選ぶことが最優先だと思いました。
そして、私にとっては、それがNISAでした。制度の優劣ではなく、自分との相性の問題です。
まずはNISAで投資に慣れる—いずれはiDeCoも検討するかも
今、私はNISAで投資を続けています。
毎月、つみたて投資枠でオルカン(eMAXIS Slim 全世界株式)を積み立てる。淡々と、焦らず、投資方針を守る。
この1年で、投資に対する不安は少しずつ減ってきました。
株価が上がっても下がっても、一喜一憂しなくなった。長期投資の意味が、少しずつ分かってきた。インデックス投資の良さも実感できるようになった。
NISAで、投資の基礎を学んでいる感覚です。
そして、いずれは、iDeCoも検討するかもしれません。
投資に慣れて、長期投資への確信が持てたら。60歳まで引き出せなくても大丈夫だと思えたら。
その時は、iDeCoの所得控除のメリットを活かして、さらに節税しながら老後資金を作る。NISAとiDeCoを併用して、より効率的に資産形成する。
それが、私の次のステップだと思っています。
投資は、焦らなくていい。自分のペースで、一歩ずつ進めばいい。
今は、NISAで投資の基礎を学ぶ。そして、NISAの投資枠が埋まり余裕ができたら、iDeCoにも挑戦する。サイドFIREへの道は、長い。だから、無理せず続けられる方法を選ぶ。
投資初心者は、「今の自分に合った制度」を選ぶべきだと思います。
節税効果だけで選ぶのではなく、「理解でき納得できるか」「続けられるか」「安心できるか」。
その視点で選んだ結果、私はNISAを選びました。
あなたも、自分に合った制度を選んでください。正解は一つじゃありません。
あなたが続けられる制度が、あなたにとっての正解です。
まとめ—投資初心者の私がNISAを選んだ理由
NISAとiDeCo、どちらを選ぶか。
投資を始める時、私も本当に迷いました。でも、最終的に選んだのはNISAでした。
理由はシンプル。「分かりやすくて、いつでも辞められる安心感」があったから。
iDeCoの節税効果は魅力的でした。でも、複雑な仕組みと60歳までの資金拘束が、投資初心者の私には怖かった。
NISAなら、シンプル。いつでも引き出せる。この安心感が、投資を続けられる理由でした。
『サイコロジー・オブ・マネー』で学んだように、大切なのは「市場に居続けること」。
節税効果よりも、続けられることが大事。
今、私はNISAでオルカンを毎月積み立てています。投資への不安は、少しずつ減ってきました。
いずれは、iDeCoも検討するかもしれません。でも、今はNISAで十分。焦らず、自分のペースで進めばいい。
あなたがもし迷っているなら、こう考えてみてください。
その制度、理解できますか?続けられそうですか?
正解は一つじゃありません。あなたが続けられる制度が、あなたにとっての正解です。
一緒に、長く続けられる投資を、淡々と積み重ねていきましょう。
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