見出し画像

【創作百合】金木犀【140字小説】風まかせ文芸部/ふわっとことばあそび

泣き伏せる姿を見かねて、姉が私を抱き寄せた。

中学に上がり、初めて恋をして破れた。

青春がこんなにも苦しいものとは思わなかった。

金木犀の甘い香りがする。

姉が通う高校へは金木犀の並木道がある。

そこを歩く姉は秋になると、とても甘くなる。

思い出した。私の初恋はアイツじゃない。

お姉ちゃんだ。



#風まかせ文芸部
お題:『金木犀』

i様
記事のご紹介ありがとうございました。
読了、スキ、フォローしてくださった方愛してます。


▼百合を咲かせましょう。

▼大丈夫。怖くないよ。

▼S(少し)F(ふしぎ)

▼おすすめ


いいなと思ったら応援しよう!