黒川敦彦…関係者取材で浮かび上がった「関わってはいけない男」の軌跡
本誌はこれまで、彼が行った投資案件での資金集めや、使途をめぐる横領疑惑を報じてきた。
関係者への取材を重ねるうちに、時系列が浮かび上がってきた。 そこには「最低」という言葉では足りない、「底なしの闇」が広がっていた。 関係者たちの証言を時系列に並べると、その闇の深さは想像を絶するものだった。
黒川氏は、まず妻を議員にするという形で政界に足を踏み入れ、妻を前面に立てて「ヒモ」の立場に収まった、というのが周囲の見方だ。 その後、イーハートーブなる事業を立ち上げるも頓挫。活動家に転じ、加計学園問題に関わった。
転機となったのは山口での選挙だった。 ある人物(T氏)の秘書として動き、そこで外山まき氏と出会う。 関係者によれば、外山氏が「爪切り貸して」と黒川氏の元に押し掛け、そこから一気に関係が深まったという。 いわゆるダブル不倫の始まりだ。
T氏と斉藤まさし氏が集めた選挙関連の資金を持ち逃げし、妻と子供を捨てて外山氏と「失楽園」を選んだ、 関係者はそう語る。 その後、オリーブの木を立ち上げ、T氏の知人から1億円規模の資金を引っ張ったとされる。 しかし選挙は完敗。メンバーは次々と離れていった。
そして現在の「つばさの党」へ。 政治団体Qを立ち上げ、暗号資産などを発行する投資案件で資金を集め、使い込み、立ち上げた合同会社からは横領を行った。 本誌がこれまで報じてきた疑惑の延長線上に、この男の軌跡がある。
興味深いのは、黒川氏と懇意の関係にあるシュガー氏の言葉だ。 シュガー氏は黒川氏のことを、こう表現しているという。 「宗教ビジネスのような感じ」「選挙で人気を集めてお金を集めるビジネス」。
支持者を熱狂させ、選挙という「祭り」で注目を集め、そこから資金を吸い上げる。 まさにその構造を、近くにいる人間が冷静に指摘しているのだ。
関係者の一人は、取材に対してこう吐き捨てた。 「はっきり言って、最低です。ここまで来ると、もう『ヤバい人』というレベルじゃない。ガチで関わってはいけない人間だと思います」
本誌が以前から指摘してきた「お金を集めては消える」パターンは、決して単発の出来事ではなかった。 妻を利用し、資金を集め、恋愛で家庭を壊し、組織を立ち上げては食い潰す。 その繰り返しが、ここに至るまでの軌跡だった。
ドン引きするしかない男、黒川敦彦という男の本質が、よりくっきりと見えてきたと言える。
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