ここは言葉の正確さよりも、思いついたことのなかから、分析命題が挙げられるってことを、言いたかったって思うけど!… ふっと浮かんだことの中に分析命題が潜んでいると… 連載 超訳プロレゴメナ 140 読書会編102
超訳プロレゴメナ読書会 第九回から
ディスカッション(承前)
須田隆雄:
カントが「分析的判断はア・プリオリなもの」としてあげてる例ですが、そう言えるのかって思うこともありますけど!
山際このみ:
ここのこと言ってるの?
たとえば「金は黄色の金属である」という命題がある。
須田隆雄:
ええ、金は黄色に似た色と言えるかもしれませんが、黄色じゃありませんから。
曽根康夫:
こういえば適切だったかもしれませんね、
金は黄色に似た色の金属である
でも例としては、これじゃあ回りくどく感じますけど!
栗林雄太:
どうしてカントは、黄金色って言葉を思わなかったのだろう!
金は黄金色の金属である
前島幸太郎:
ここは言葉の正確さよりも、思いついたことのなかから、分析命題が挙げられるってことを、言いたかったって思うけど!
池田幸男:
そうだと、ぼくも思います。ふっと浮かんだことの中に分析命題が潜んでいると、言いたかったって思います。
さっき、前島君が言った「赤ちゃんが歩けない」も、たったいま、思いついたことだったんでしょう…
山際このみ:
ここを読んで疑問を感じることが、分析命題を考えやすくするための端緒だったのかも…
