思いついただけで終わらせないで、深く追求していく、それが哲学の途ではないのか… 連載 超訳プロレゴメナ 141 読書会編103
超訳プロレゴメナ読書会 第九回から
第九回のまとめ
読書会が終わりかけたとき、子猫のコトラちゃんを抱いた環さんが部屋までやってきて、こう言った。
「これから夕食の用意をするから、みんな食べて行ってね!」
環さんは、先生の奥様が妊娠6ヵ月になったころから、夕飯の手伝いをするようになっていた。それから半年以上は経った今ではかなり料理上手になったとの話を聞いていた。だれから聞いたのだろうか? それは先生だったのだろうか? もしそうなら、それは奇跡に近いことではないだろうか!
夕食にはビールも出てきた。先生はあまり飲まないほうだが、参加者を労ってのことに違いない。
このみが酒豪であることは、よく知られていた。また奥様も先生より強いってことも聞いていた。しかし、育児のことを考えてだろうか、このみと話しながら少しだけ口にするだけだった。
夕食を採りながらも、分析命題の話が弾んでいた。
そして、こんな命題も出ていたような記憶もあった。
車の燃料がガソリンだけの時代もあった
パソコンは文房具だ
ここでは掲げるだけにするが、これは良い例だとぼくは思う。
思いついただけで終わらせないで、深く追求していく、それが哲学の途ではないのか…
(前島幸太郎記)
