創作キャラの“初期設定”を見返したら、別人すぎて笑った
20年以上一次創作をしていると、当然ながらキャラクターも長い年月を生きることになる。
そして、たまに昔の設定を見返す。
「……誰???」
となる。
いや、名前は同じ。
見た目もだいたい同じ。
能力も同じ。
なのに、中身がめちゃくちゃ変わっている。
今回は、私の創作キャラ・葉月を例に、その変化を見てみたい。
葉月、昔はこうだった。
現在の葉月は26歳。
おしとやかで、いつもニコニコしている。
人の話をよく聞いて、困っている人がいたらそっと助ける。
いわば、
「みんなの優しいお姉さん」
みたいなキャラクター。
植物を操る能力を持っているけれど、その能力には大きな代償がある。
使えば使うほど身体に負担がかかり、熱を出したり、吐血したりする。
戦闘能力が特別高いわけでもない。
むしろ、無理をするとすぐ身体にガタがくる。
そんな現在の葉月。
ところが。
初期設定を見てみると――
14歳。
そして、
勝気で強気なお姉様キャラ。
植物を操る能力を持っていて、
めちゃくちゃ強い。
しかも健康。
……誰??????
同じ「植物を操る葉月」なのに、だいぶ違う。
現在の葉月が、
「まあ、無理はしないほうがいいわ」
みたいなことを言ってそうなのに対して、
昔の葉月は、
「そんなの私一人で十分よ!」
みたいなことを言ってそう。
方向性が違いすぎる。
でも、よく考えると「変わった理由」が分かる
昔の葉月を作った頃の私は、
「強くてカッコいいお姉さん」
に憧れていたんだと思う。
勝気で、自信があって、能力も強い。
誰かに守ってもらうんじゃなくて、自分が誰かを守る。
そういう女性像が「カッコいい!」だった。
だから葉月も、当然のように強くなった。
ところが、長い年月をかけて創作しているうちに、私の「好き」が少しずつ変わっていった。
強いだけじゃなくて、
優しい。
穏やか。
人の痛みに気づける。
自分が傷ついても誰かを助けようとする。
そういうキャラクターに惹かれるようになっていった。
そして現在の葉月が出来上がった。
つまり葉月の変化って、
私が「こんな人になりたい」と思う理想像の変化
でもあるのかもしれない。
昔の私は「強い女性」に憧れていた。
今の私は「優しい女性」に惹かれる。
同じ「憧れのお姉さん」でも、方向が変わっている。
そして、もう一つの変化
……あと、これはかなり正直に言う。
私の性癖が変化した。
いや、正確には、
育った?のかも。
昔の私は、葉月を健康な最強キャラとして作っていた。
今の葉月は、
植物の力を使う
↓
身体に負担がかかる
↓
熱を出す
↓
吐血する
↓
それでも誰かを助けようとする
という、
めちゃくちゃ身体が弱いキャラになっている。
どうしてこうなった。
たぶん私は、創作を20年以上続ける中で、
「強いキャラが好き」から「強い意志を持っているけど、身体は弱いキャラが好き」へ進化した。
……進化したのか?
まあいい(投げやり)
少なくとも、体調不良属性への愛が育ったことは間違いない。
昔の私が現在の葉月を見たら、
「なんで最強キャラだった葉月がこんなに熱出してるの?」
って困惑すると思う。
私も昔の自分に説明したい。
20年後のお前は、キャラを弱らせることに喜びを感じるようになるぞ。
怖いね、創作って笑
でも、こうして考えると、キャラクターの設定が変わるって、単純に「昔の設定を捨てた」ということではないのかもしれない。
そのキャラクターを作っている自分自身が変わったから、キャラクターも変わった。
昔の自分が好きだったもの。
今の自分が好きなもの。
昔の自分が憧れていた人物像。
今の自分が憧れる人物像。
それが、キャラクターの中にそのまま残っている。
だから昔の設定を見返すと、
「このキャラ、別人じゃん!」
と笑ってしまう一方で、
「ああ、これを作った頃の私は、こういうものが好きだったんだな」
とも思う。
キャラクターって、意外と作者の変化を記録しているのかもしれない。
そして20年後の私は、今の葉月を見てまた、
「なんでこの子こんな設定になってるの???」
って思うのだろうか。
……いや。
これ以上、弱くはしないでほしい。私。
もう十分だよね、葉月😂
葉月の詳細プロフィール記事はこちらから!↓
以上!キャラ培養博士ちゃんの研究レポートでした🧪✨️
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