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ゲーム攻略の視点でシリーズ|チュートリアル③|改善が止まる現場に共通する3つの負けパターン

改善って、

ちゃんと考えて、ちゃんとやってるつもりなのに、
なぜか途中で止まることがある。


最初は盛り上がった。
会議もやった。
対策も決めた。


それなのに、
気づいたら元に戻っている。


「忙しかったから仕方ないよね」「現場がついてこなかった」


……うん、それも分かる。


でも、少しだけ立ち止まって考えてみたい。


改善が止まる現場には、
かなり高い確率で共通点がある。


今日はそれを、
ゲームで言うところの「負けパターン」として整理してみる。


負けパターン①:いきなり対策から入る


一番多いのが、これ。


会議で意見が出る。
「じゃあ、こうしよう」と決まる。
すぐ実行。


スピード感があって、一見すると良さそうに見える。


でもこれ、
ゲームで言えばボスの行動を見ずに装備を決める行為。


何が原因だったのか。
どこで時間を使っていたのか。


そこを整理しないまま対策すると、
ズレた一手になる。


結果はどうなるか。


効果が出ない。
「やったのに…」が増える。
次第に誰も口を出さなくなる。


改善が、静かに止まる。


負けパターン②:数字だけを追い始める


次に多いのが、これ。


UPH、工数、時間、金額効果。


数字は大事。これは間違いない。


でも、数字"だけ"を見るようになると危ない。


なぜなら、
数字は「結果」。
改善は「過程」。
だから。


ゲームで言えば、
HPバーだけ見て戦っている状態。


なぜ削られたのか。
どの攻撃が痛かったのか。


そこを見ないと、次の一手が見えない。


数字を追い始めた瞬間に、
「説明が苦しくなる」「現場との距離が広がる」


こうして、改善は息切れする。


負けパターン③:標準化で思考が止まる


最後は、ちょっと意外かもしれない。


標準化そのものが悪いわけじゃない。
むしろ、必要だ。


問題はここ。


「標準を作ったから、もう大丈夫」


と思ってしまうこと。


ゲームで言えば、
クリアした、セーブした、
もう攻略は終わりと思い込む状態。


でも現場は、
人が変わる。
条件が変わる。
量が変わる。


標準は、守るものじゃなく、更新するもの。


ここで思考が止まると、改善も止まる。


3つに共通していること


ここまでの負けパターン、
実は全部、同じところでつまずいている。


それは、


考える順番が飛ばされている


という一点。


何が起きているのか。
なぜそうなっているのか。
だから何をするのか。


この順番を守らないと、
どんなに正しいことをしても途中で止まる。


少しだけ、きつい話をする


ここまで読んで、
「うち、当てはまるな…」
と思った人がいたら、それは悪いことじゃない。


むしろ、
ちゃんと改善に向き合っている証拠だと思う。


本当にダメな現場は、
改善が止まったことにすら気づかない。


じゃあ、どうすればいいのか


答えはシンプルで、
考える順番を"形"にすること。


負けパターンに名前が付いた。
順番のズレが見えた。


それだけで、次の景色は少し変わる。


その「考える順番」を、
ゲーム攻略の視点でそのまま整理したのが次のシリーズだ。

▼ゲーム攻略の視点で考える
 改善の横槍攻略#01
「何をするの?」|何から始めればいいか分からない人へ


前回
ゲーム攻略の視点でシリーズ|チュートリアル②|同じ作業なのに、なぜ結果に差が出るのか





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