【サブスクやってみた】「GOOPASS(グーパス)」プロカメラマンが1カ月レビュー。SONY α7 IIを借りて分かったこと
サブスクトライでは…
★ 「良いサブスクをもっと知ってもらいたい」
そんな想いで、実際に使ってみたサブスクを紹介しています!
※この記事はアフィリエイトリンクを含みます。サブスクトライは紹介料を受け取る場合がありますが、編集判断は独立しています。
普段はクルマや男性ファッション誌、ライフスタイル誌の撮影をしているプロカメラマンの筆者が、今、評判になっているカメラ機材を使えるサブスク「GOOPASS(グーパス)」に挑戦! 普段使っているブランドとは別のカメラを1カ月使ってみました。グーパスのいいところや気になったところをまとめて解説します。
サービス概要
・アカウント作成はスムーズ。ただし、本人確認に少し手間がかかる
・本人確認後に通知されるRANK内で、使いたいアイテムを探す。グーパスの公式サイトは、検索や撮影シーンで絞り込みができて便利
・使いたい機材のRANKに応じたプランを契約。カメラとレンズのセットをお得にレンタルすることに
・専用のボックスに入って届く機材を手に、街でいろいろな写真撮影にチャレンジ
・楽しみ尽くしたら返却。届いた時のボックスを使って、かなりスムーズに返却できる。ただし、ちょっとした注意点もある
・色んなカメラを使ってみたいなら、グーパスはかなり有効!
※記載している内容は、2026/7/17時点の情報です
こんな人には向いていない、こんな人には向いている
結論から言いましょう。使い慣れた自分のカメラで撮影したい人、あまり頻繁に撮影環境を変えたくない人は、サブスクには向いていません。
無理をしてでも早い段階で自分のカメラを購入することをオススメします。逆に普段使うことのないカメラを色々楽しんでみたい! 自分が持っていない画角のレンズをたくさん使ってみたい! という人にはサブスクはかなり有効と言えるでしょう。
実はプロのカメラマンでも別のメーカーのカメラに触れることは意外と少ないものです。私自身、他のメーカーの現状を知っておくという意味でも、今回のサブスク体験は有意義だったと思います。
アカウント作成は簡単? 本人確認にちょっとしたコツがありました
まずはアカウント作成からスタート! 本人確認に若干の不安……

GOOPASS(グーパス)のサービスを受けるためには、まずは無料の会員アカウント作成からスタート。登録手続きは公式サイトで簡単に行えました。「まだ使うかわからないけど、気になっている」といった段階でも、アカウントを作成しておくと良いでしょう。
実際にサブスクを利用するには、「会員の本人確認」が必要になります。ですので、会員登録に続けて本人確認を申し込んでおくと、利用したくなったときにすぐサブスクに移行できます。
私も会員登録が終わった直後に顔写真と確認書類を提出し、本人確認を行いました。確認書類は、マイナンバーカードや免許証などが使えます。
これによりグーパスのサブスクサービスを使える訳ですが、正直なところ、この段階で個人情報を提出するのには若干の不安がありました。しかし、高価なカメラ機材をレンタルするわけですから、偽造やなりすましの防止、さらに素早い審査のためには必要な手続きと言えるでしょう。
これらの確認は、スマホで撮影してアップロードする仕組みです。私は会員登録をデスクトップパソコンで行ったため、スマホで撮影し、パソコンへ転送するという作業をたびたび行うことになり、思った以上に時間がかかってしまいました。最初からスマホで会員登録や本人確認を行えば、あっという間に終わるはずです。
グーパスからRANKの通知が来る
会員登録と本人確認を完了させると、すぐにRANKの通知が届きます。
私の元には「RANK0からRANK5までのサービスを受けることができる」というメールが届きました。つまり本人確認のみでRANK5までのアイテムをレンタルできることになります。
後で調べてみたのですが、RANK6以上のアイテムをサブスクする場合、本人確認に加えて収入証明などの書類提出が必要になるそうです。グーパスの公式サイトで見てみると、RANK0からRANK5でも多彩なアイテムがラインナップされているので、今回はこのRANK5までの範囲で機材を選ぶことにしました。
なお、RANKの仕組みについては別記事にまとめているので、そちらをご覧ください。
使ってみたいカメラやレンズを選ぶ 2,500種類から選んだのはSONY α7 II
借りるカメラとレンズを探してみよう

グーパスが所有している機材は、なんと2,500種類以上。
今回、使ってみたいメーカーがあったので、メーカー名で検索してみたところ、そのメーカーのカメラボディやレンズ、セットがずらりと並んで表示されました。そのリストを私が使えるRANKで絞り込むことで、レンタルする候補が厳選されてきました。
検索はわかりやすく、目的のアイテムを見つけるのにさほど時間はかかりません。
「ポートレート・人物」や「風景」「鉄道」といった撮影シーンを選べば、オススメの機材をピックアップしてくれるので、チョイスに迷っている人はこれらを参照するのもアリですし、グーパスのチャットで相談したり、コミュニティサイト「GOOPASS HUB」で利用者の意見を参考にするのも有効です。
今回はカメラとレンズのセットをチョイス!
私は普段、Canonの機材で撮影をしています。当初は色々なアイテムを検索してみて、Canonの最新カメラボディや通常使わないような特殊なレンズを借りることも検討したのですが、今回は、以前から気になっていたSONYのミラーレス一眼と標準ズームレンズのセットをチョイスすることにしました。
多くの機材が揃うグーパスですが、実は、その大半がカメラはボディのみ、レンズのみの単体でラインナップされています。そのため、カメラボディとレンズをサブスクするには「PASS(パス)」がふたつ必要です。PASSがふたつになるということは、その分利用料金も上がってしまうのですが、私のような「他社のカメラを試したい人」や、「初めて本格デジタルカメラを使ってみたい人」にぴったりの「カメラ&レンズのセット」が用意されているところもグーパスの魅力です。
カメラ&レンズのセットなら、PASSはひとつでOKな上、比較的お得になるRANKづけがされています。そこで以前からちょっと気になっていたSONY α7 IIとFE24-70mm/F2.8という解放絞りの明るいズームレンズをチョイス。SONY α7 IIは、2014年12月に登場した旧式ボディですが、約2,430万画素の35mmフルサイズExmor CMOSセンサーを搭載し、現行機種にも劣らない性能を持っています。また初代α7では弱かったとされるノイズリダクションや手ぶれ補正も強化され、現在のSONYのベースになっている一台と言えるでしょう。そこでポートレートや風景撮影にも使いやすい標準的なレンズとのセットでSONYを体験してみることにしました。
🎥 2,500種類以上のラインナップから、自分が使ってみたい1台を探せます。
さぁ、契約してみよう! 当日14時までなら最短翌日
使いたい機材のRANKに応じたプランを契約

今回選んだSONY α7 IIとFE24-70mm/F2.8のセットはRANK5なので、追加の審査は不要。このまますぐに契約をスタートできます。
たまたまなのか、新規のグーパス会員はもれなくもらえるのかは不明ですが、会員登録時に往復の送料が無料になるクーポンをいただいたので、このクーポンの期限内にサブスクをスタートすることにしました。
サブスクは各RANKに応じたレベルのPASSを契約することでスタートします。今回はカメラとレンズのセットでワンアイテム扱いなので、Lv.5のPASSひとつでOKとなります。
今回はLv.5 PASSを契約!
選択したアイテムのそばにサブスクとワンタイムを選択するボックスがあるので、今回はサブスクでレンタルをクリック。新たにサブスク契約する場合はPASSが必要となるので、今回RANK5に合わせてLv.5 PASSの契約をクリック。さらに支払いプランの選択で「1ヶ月更新」を選びました。
その後一緒に借りるオプションを選択し、決済に必要なカード情報などを入力。そしてサブスクの開始日、つまり到着予定日と予定時間を選択。最後に各種条項を確認した上で、注文を確定するボタンをクリックして契約作業は完了です。
契約をしてから到着まではかなり素早いのもグーパスの特徴のひとつ。当日14時までの契約を完了させれば、商品は即日発送されて最短で翌日には届きます。また、申し込み画面でお届け希望日や希望時間帯を指定することもできます。新たなPASSの契約は、グーパスが商品を発送した日が開始日になるため、もし予定が詰まっていて、アイテムが届いても数日カメラに触れられないならば、お届け希望日を活用することでお得に楽しめますね。
機材が届く前に準備をしておくこと
記録メディアやメディアリーダーなどは、普段仕事で利用しているものを使いました。
これらはオプションとしてカメラなどと一緒に借りることもできますが、今後もこのようなサブスクの利用やカメラの購入を検討しているならば、これを機に購入しても良いと思います。
また意外に見落としがちなのが、カメラを携行するための「バッグ」です。カメラにはSONY純正のストラップが付属しているため、最低限の持ち歩きには困りませんが、屋外を長時間の移動する際には、破損やトラブルを防止する意味でもカメラバッグがあると便利です。
仕切りに緩衝材が入っている専用のカメラバッグが理想的ですが、厚手でクッション性が高ければ代用も可能です。今後も頻繁にサブスクをする予定がある人は事前に用意しておくと良いでしょう。
機材が届いたら、使う前にこれだけはやっておこう 返却で困らない準備も
ワクワクが止まらない開封の瞬間!

カメラとレンズはホワイト地にロゴが入った専用ダンボール箱に入って到着しました。最近は置き配もだいぶ当たり前になってきましたが、精密機器を扱うグーパスは安心の手渡しです。箱はおそらく新品で、非常にキレイでした。
蓋を開けてみると中はエアパッキンで満たされており、衝撃に対する厳重な対策が施されていることがひと目でわかります。
使う前に検品&動作確認をしよう
開封したら商品を取り出す前に段ボールの蓋の裏に貼られた「商品確認票」をチェックします。これにカメラやレンズはもちろん、バッテリーや充電器、細かな付属品などがリストアップされています。いわゆるパッキングリストです。
大袈裟かもしれませんが、私はこういった開封時に後のトラブル回避のためにもスマホで動画を撮影しておくようにしています。今回、ちゃんと過不足なく届けられていました。万一、不足があった場合やアイテムの間違い、不具合などがあった場合、到着から3日以内にサポートチャットに連絡し、今後の指示を仰ぎましょう。
説明書やマニュアルはついてる?
グーパスは機材の説明書が付属していません。最近のカメラはメーカーの公式サイトで説明書を公開しているので、事前に入手しておくと良いでしょう。
ほとんどのカメラは操作を直感的にできるようになっているので、レンタルしたカメラのできることや基本的な操作方法がわかっていれば、プログラムモードなどでフルオート撮影する分にはあまり問題はありません。ただし、RAWデータでの撮影や露出補正、ピクチャースタイルの変更など細かな設定を行うのは、説明書無しではなかなか難しいと思います。
カメラをしっかりと使いこなしたいという人は、あらかじめ説明書を読み込むことをオススメします。
届いた時の梱包は絶対に捨てちゃダメ!
機材が入っていた専用ボックスやエアパッキンなどは、返却時に必要なため捨てずに保管しておきます。配送時の衝撃から守るために使われていたラッピングクロスやレンズポーチなどは、私は撮影時に使わないためまとめて段ボールの中に入れておきました。こうしておけば紛失を防ぐことができます。それから、到着時にどんな形で梱包されてきたかも覚えておきましょう。こういった時のためにも開封時の撮影は有効です。
まずはカメラの操作に慣れよう メーカーが違うと操作も違う
カメラの操作はメーカーごとに意外と違う。まずは操作を覚えよう

旅行やコンサートなど、撮影する日時が決まっているならば、その日が来る前にカメラに慣れておく必要があります。特に「スポーツの躍動感を撮りたい」「美しい夜景を収めたい」といった特殊な撮影をする場合、フルオートでは表現の幅を広げることはできません。
せっかくの機会なので、シャッタースピードや絞りなどをマニュアルで操作する撮影にもトライしてみましょう。そのためには動作確認を兼ねたテスト撮影をして、カメラ操作を覚えておいた方がいいでしょう。特にファインダーやライブビュー撮影時の液晶モニターを見ながら、ISO感度や絞りなどの各種ダイアル操作ができるようになっておくと、被写体から目を離すことなく設定を変更して撮影を続行できます。
操作がわからない場合の対処方法
撮影をしていてカメラの操作がわからない時、メーカー公式サイトの説明書を読むのが一番確実です。と同時に、インターネット上に数多くアップされているユーザーレポートなどの記事を見ることでもある程度は解決するでしょう。またいろいろ調べてみてもよくわからない場合は、GOOPASS HUBで質問してみるのも有効です。
いずれにしても、カメラに触れられる貴重なチャンスなので、できる限りトライ&エラーを繰り返し、納得のいく撮影を目指してみましょう。
サブスクを堪能したら商品を返却する PASSの解約を忘れると自動更新
返却のタイミングを考えておく
グーパスでは、PASSの更新日までに機材の返却と解約予約手続きを完了しておかなければ、サブスク契約は自動更新されます。返却は、機材をグーパスに返送し、倉庫に到着した後、担当者の確認が終わることで完了するので、その分の時間も見越しておかなければなりません。
短い期間でしたが、街の風景や航空機などの撮影を堪能しました。普段とは違うメーカーのカメラは、そのメーカーが何を大切にしているのかや慣れていないからこそ味わえる新鮮味などがあり、とても楽しいひとときでした。ちょっと専門的な話になりますが、シャドー(暗部)のノイズ特性やレンズのボケ味といった部分は、メーカーによって異なるため、SONYカメラやレンズの特性を知るいい機会となりました。
これらをたっぷり味わえたので、1カ月のサブスク期間でしたが、返送とともに公式サイトのマイページでPASSの解約予約手続きに移りました。初めて使うため、スケジュールに少し余裕を持たせて返却準備を進めましたが、実際には更新日の前日に返送してもおそらく大丈夫だったみたいです。全体的に返却は当初イメージしていた以上にかなりスムーズに進んだと思います。
返却の準備をする

PASSの更新日が近づいてきたら、返却するか、PASSを自動更新させて継続して利用するか決めましょう。私は今回、十分に堪能できたと思ったので、少し早めに返却に取り掛かりました。
自分の記録メディアを利用したので、忘れずに抜いておきます。オプションで記録メディアも借りている場合、撮影データをPCやクラウドにバックアップし、メディアのデータを完全に削除(フォーマット)してから返却すると良いでしょう。その他、ストラップなどを自分で用意したならば、これらを忘れずに取り外しておきます。
なおグーパスでは、次のユーザーが気持ちよく利用できるよう、バッテリーを満充電にしてから返却することを推奨しています。忘れずバッテリーを充電しておきましょう。
万が一返却漏れがあった場合、更新日までに返却が完了せず、PASS契約が自動更新されてしまうかもしれません。パッキングリストを見ながらチェックして、充電器などの細かなパーツも返却漏れがないよう注意しましょう。
届いた際と同様にラッピングクロスやレンズポーチに包み込んで、エアパッキンに入れ、元通り箱に梱包したら返却の準備は完了です。
返却とPASS解約の流れ
無事に返却を完了するためには、グーパスが定義する返送と返却を理解しなければなりません。ユーザーがアイテムを送り返すことを「返送」、そのアイテムがグーパスの倉庫に到着し、担当者が確認をすることを「返却」とそれぞれ定義しています。
返送には3つの方法が用意されていますが、私は「日本郵政を使った郵便局、ローソン、ファミロッカーへの持ち込み」をチョイスし、近くの郵便局に持ち込んで返送しました。利用者それぞれ使いやすい方法を選べるのはとてもいいですよね。
これと並行してマイページからPASSの解約予約を行います。返送しただけで、PASSの解約を忘れてしまうと、PASSは自動更新されて翌月も料金が発生するので、ここも要注意です。返却が完了するとグーパスから「返却完了メール」が届きます。継続して利用する場合、このメールが届いた時点で次のレンタルの注文が可能になります。
返却方法について、徹底解説編でも詳しく解説しています。こちらも併せて読んでみてください。
実際どう? ほかの利用者のリアルな声
オーロラの撮影に広角レンズが必要になり、SIGMAの16-28mmを借りたKiritoruさんの記録です。「14時までの注文で当日発送してくれるので、翌日・翌々日には手元にレンズが到着しました」とあり、付属品にGOOPASSのシールが貼られていて自分の機材と混ざらない、といった細かい気づきも書かれています。
かまたさんは、10万円近いカメラを買って「すぐ飽きた」となる可能性を考え、お試しとしてFUJIFILM X-halfを1カ月借りた方。届いた日から撮った写真を日ごとに記録していて、返却期限を過ぎると自動延長になる点にも触れています。
借りる理由も、撮るものも人それぞれです。最後に、1カ月使ってみて感じたことをまとめます。
色んなカメラを使ってみたいならサブスクはかなり有効! プロが1カ月使って分かった向き不向き
1カ月のサブスク期間を終えて

さて、我が家にこれまで使ったことがなかったSONYのカメラがやってきて1ヶ月。普段仕事で使っているカメラとともにできるだけ携行するようにしていたのですが、結局仕事の際には使い慣れた自分のカメラを使ってしまい、正直あまり活躍することはありませんでした。
そこでSONYのカメラのみを持って出かける日をつくって、このカメラを使う機会にしました。すると、最初こそ操作感に戸惑ったものの、徐々にシャッターを切る機会が増え、仕事を忘れたシューティングジャーニーを楽しむことができました。
SONYのカメラボディはかなりコンパクトなので、こういった大きなズームレンズを装着すると、重量バランスがあまり良くないように感じました。単焦点のコンパクトなレンズと組み合わせて、常時持ち歩くとさらに楽しいフォトライフを送れると思います。
🎥 数十万円のカメラも、買う前にまず借りて試せます。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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