クレジットカードとのつきあいかた | 家計管理のきほん
銀行口座と同様、気がつくと増えているクレジットカード。
複数のクレジットカードというのは、家計管理にとってはやっかいな存在だ。
ちょっと考えればわかる通り、複数のクレジットカードを使っていると、いったい自分がいくら使っているのかがわからなくなるからだ。
先日も、口癖のようにお金がない、お金がないという年金暮らしをされている近所のかたから、
「○○カードを作るとポイントがいっぱいもらえるんでしょ?」
と聞かれた。
「ポイントをえさにたくさんものを売る作戦ですよ。○○カードを作ったら、ポイント倍増とか、セールとかで煽られて、あれこれ買いたくなっちゃうからやめたほうがいいです!私もしばらく使ってたけれど、解約しました。」
と聞かれていない答えを返した。
事実、私も2000円分ほどのポイントにつられて○○カードを作ったことがある。2年ほど利用して、これは危ない!と気づき、解約した。
クレジットカードについては、私も紆余曲折の歴史があり、失敗もしてきた。それらの経験をふまえ、まぁまぁ便利、かつ家計管理の観点でもありでは?と思っているのが、
日常的な生活費はデビットカードを利用する(=生活費用の口座の残高を確認しながら買い物ができる)
クレジットカードは目的ごとに持ち、使用限度額を設定して、管理する。(ちなみに、私は読書が趣味なので、原則書籍代専用としている○マゾンカード、もう1枚、ガソリン・ETC用の○光カード、を使っている)引き落としはいずれも生活費用の口座から。
という方法だ。とにかく、いつでも生活費用の口座の残高が一目瞭然であることが大事。お得なことよりも、生活費をしっかり管理すること(支出を予算内におさめること)のほうがぜんぜん大事。
今後、目的ごとのクレジットカードでもお金の管理が厳しくなってきたら(支出を予算内に収められなくなったら)、クレジットカードを解約して、デビットカードに集約しようと思っている。
ここで悩ましいのが、ポイントの存在だ。ポイントは、いつだって、誰にだって魅力的だ。目の前でポイントをちらつかせられると、今、使わないと損!とさえ感じてしまう。
が、しっかり家計管理をして、資産を作っていくためには、ポイントというのは味方のような顔をした敵だ。
冷静になって考えれば、ポイントというのは、あの手この手で私たちに買い物をさせるための営業ツールなのだ。
○○カードは物欲地獄の入場券だとか、クレジットカードを使っちゃダメだとか、ポイントは悪だ、と言いたいわけではない。
毎月の支出をきちんと管理できれば、なにをどう使おうと問題ない。
が、ポイントがじゃんじゃんつくクレジットカードを持っていて、あの手この手で魅力的な商品をすすめられたら、支出の管理が難しくなるよね、という話。凄腕の営業マンたちが本気で仕掛けてくるのにあらがうなんて、ふつうのにんげんには無理無理。
資産を作りたいのか、お得な買い物を楽しみたいのかは、自分次第。
