見出し画像

122記事目 観察|ぱんだくんは、上の子だっけ?――8月15日の終末期医療。

父の終末期医療。
現在進行形の話です。
2026年6月5日。
父、77歳。
膵臓癌ステージ4、余命6か月。

たぶん、最終ステージ。
それでも、生活は同時に進んでいく。

前回の続きです。
121記事目 レスキュー薬
こちらもとうぞ⇩

■保育園休み■
8月15(土)。
保育園が休みの日、子ども達はウキウキです。
お買い物行こう!と。
お菓子買いたい!と。
双子の圧、強いです(笑)

なぜだろう?
私は当時、幼稚園だったけど、行っていた時間が楽しかったなあと。

さて。
今日のタスクは、叔父さんに電話すること。
父の状態を伝えること。
でも、お見舞いは遠慮してもらうこと。

■叔父さん■
父には、2人兄がいました。
※仮名です※
広之(85歳逝去)叔父さん。
吉之叔父さん。
隆=父。

この記事に書いています⇩
読まなくても大丈夫ですが、興味がある方は是非!

この吉之叔父さんが、連絡相手です。
昨日、8月14日は留守電でした。
正直、話すのが面倒なんです(笑)

■吉之さんの人物像■
父も母も必要最低限しか、関わりたくないと。
エピソードがあります。
まあ、父母から聞いた話なんですけどね。

広之さんの奥さんが、手術をした日。
吉之さんは、広之さん宅を突然訪問したそうで。
話の内容は・・・・
・俺は肝臓癌になった。
・もう死ぬ。
という、この2点を延々と話して行ったそうな。
広之さんと吉之さんの自宅は、車で3時間の距離。

しかも、広之さんは咽頭癌ステージ3の罹患歴があって。

ちなみに、吉之さんの娘さんは、
ずっと、「肝臓癌カテゴリー2」と言っていたらしい。

6月時点で、父曰く。
吉之は、暇で運転もするから。
膵臓癌を知らせたら毎日来るぞ。
それは、嫌だ(笑)とのこと。

■私の考え■
今、この状態の父に毎日見舞いに来られたら困る。
父の負荷、母の負荷が増大する。
しかも、支払う必要のないコストが発生する。
母の余力は、父に使って欲しい。

ならば、ひとつだけ嘘を付こう。
仕方ない。
そのコストは、私が引き受ける。

そして、妻に相談しました。
何時だったら、繋がらないだろう(笑)?
正直面倒だけど、2回電話して繋がらなければそれでいいし。

妻からは、午後7時かな、と。
82歳なら、もう寝ているよ。

なるほど!
遅すぎては非常識。
昼間に掛けたら、面倒だ。

■午後6時39分■
少し、早めの時間に電話をしたら。
留守電!!
よし。何も残さず電話を切りました(笑)。

ところが、すぐに折り返しの電話がありました。

■この場合、ダメなヤツだ■
お久しぶりです。ぱんだです。
※25年ぐらい会っていません※

「ん?誰?」

(あれ?おかしいな?
昨日の留守電と、今の私からの電話で、
折り返したんじゃないのか?)

隆の息子のぱんだです。

「おー。ぱんだ君か。久しぶりだね。
どうしたの?」

父が入院しまして。
ドクターからは、早くて1ヶ月と説明を受けています。
それと、ドクターから面会謝絶で、家族も会えないので。
とりあえず、また、近く連絡するかもしれません。

「そんなに悪いのか?何さぁ?」

膵臓癌ステージ4で、肝臓にも転移しています。

「まいったなあ。俺もよ、肝臓癌で、3分の2を取ったのよ。再発もして、カテーテルやったんだわ。」

それは大変でしたね。
カテーテルなら、心臓もですか?

「いやぁ、カテーテルだ」

(あ・・・。何のカテーテルなのか、よくわからない。)

「ぱんだ君は、隆君のとこの、上の子だよね?」

(!?おいおい、マジか・・・
18歳まで、盆暮れ正月毎年会っていたよなあ。
うん。ダメだ。絶対お見舞い来たらダメ。)

そうです。
叔父さん、運転しているの?

「ボチボチだ。運転してるよ。」

(82歳だよなあ。)

「隆君、どこに入院しているの?」

ドクターからも面会謝絶で、見舞いもできないので、病院は伝えても意味がないので。

「家族もかい?」

そうなんです。ドクター説明の時に会えるぐらいで。

「そうかぁ。まいったなあ。
どこの病院なの?」

(・・・・ダメだ。やはり説得は諦める。早く電話切るか)

ドクターから面会謝絶が出ていて、お見舞いできないので、伝えません。

「そうかあ。困ったなあ。会いたいけど。」

(うん。父が拒否してたからなあ。コストが高すぎる。)

すみません。仕方ないです。
そういう状況なので、病院からいつ電話があるか、わからないので。
電話切りますね。

「そうかあ。わかった。何かあったら連絡ちょうだい。」

ありがとうございます。
ではまた。

およそ、通話時間は10分。
もう、吉之叔父さんの人となりが、
ほぼ確定(笑)
触らぬ神に祟りなし。

■母から連絡■
その後、母と弟からLINE通話。
ビデオ通話にして。
そのとき、AさんBさんは、ぶどうに夢中(笑)
食べる姿を2人に堪能してもらいました。
AさんBさんは、
画面の向こうのおばあちゃんに、
一生懸命ぶどうをあげようとしている(笑)

■父の様子■
レスキュー薬が、
2ミリ→2.5ミリ→3ミリと、上がったらしい。
単位はよくわからないけれど。
ドクターが父のところへ来て。
その場で数字を上げた、と。

その後、看護師が来て。
「これ、誰が上げた?いつ上げた?」
と質問され。
ドクターが調整していったと説明。

おそらく。
カルテ情報にも載らない速度で、
ドクターは、父の変化に対応してくれたのかもしれません。

そして、水ようかんを食べたことも聞きました。
今日は調子が少しよかったと。
食事も2、3口程度食べられた、と。

よかったねと。
返しました。

ただ・・・・。
本当なんだろうか。

■灯火■
最後に持ち直すことはある。
終末期において、突然、『戻る』話は、
よく聞きます。

この持ち直しは、なんだろう。
病院から、転院調整の連絡はない。

まだ、小康状態ではない。

いいなと思ったら応援しよう!