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中学受験、何を基準に選ぶ?情報を集める前に考えたこと|第4話

前回の第3話では、中学受験の情報は待っていても届かないと気づき、自分から情報を集め始めた頃のことを書きました。

けれど、情報を集めれるほど、迷いがなくなるどころか、不安が増えてきました。

合格した家庭の体験談ブログ。
中学受験の掲示板。
学校のホームページ。
塾の説明会。

情報を得られる場所は少しずつ分かってきました。
けれど、今度は別のことで迷うようになりました。
どの情報を信じればいいのだろう。

学校の資料を開くと、まず目に入るのは偏差値や大学合格実績です。

東大に何人合格したのか。
医学部には何人進んだのか。
卒業後、どのような進路を選んでいるのか。

そうした数字を見ながら、私は考えるようになりました。

東大に入れば、子どもは幸せになるのだろうか。

もちろん、東大へ進学することは素晴らしいことです。
長い時間をかけて努力し、高い学力を身につけることは、将来の選択肢を広げます。
だから私は、今でも勉強は大切だと思っています。
子どもには、できる限り学ぶ力を身につけてほしい。
その思いは、中学受験を終えた今も変わりません。

けれど、学歴や肩書きだけで、その人の人生は決まりません。

同じ学校を卒業しても、同じ仕事に就いても、生き方は一人ひとり違います。
肩書きは、その人の一部ではあっても、その人自身ではありません。

そのとき初めて、私は気づきました。
情報を集める前に考えるべきことがあったのです。

私は、子どもに何を望んでいるのだろう。
その問いには、すぐに答えられませんでした。

生活に困らず、自分の力で生きていける人になってほしい。
好きなものを見つけてほしい。
周りの人を大切にできる人であってほしい。
失敗しても、もう一度立ち上がれる人であってほしい。

一つずつ言葉にしていくと、どれも偏差値では測れないものでした。

私が子どもに望んでいたのは、誰かより上になることではありません。

自分で考え、自分で選び、自分の人生を歩めること。
「何になるか」よりも、「どのように生きるか」。
本当に望んでいたのは、そういうことだったのだと思います。

勉強は、そのための大切な力です。
知識があれば選択肢が広がります。
考える力があれば、目の前の情報をそのまま信じず、自分で判断できます。
けれど、勉強そのものが人生のゴールではありません。

中学受験の情報を集め始めた頃、私は学校や塾のことばかり調べていました。

どの学校を目指すのか。
何年生から塾に入るのか。
どの教材を使うのか。

でも、その前に考えなければならないことがありました。
わが家は、子どもにどんな大人になってほしいのか。

振り返れば、わが家が最初に決めるべきだったのは、学校ではありませんでした。家庭の判断軸でした。

中学受験はゴールではありません。
子どもが、自分で考え、自分の人生を選べるようになること。
それこそが、わが家が中学受験の先に望んでいたものだったのだと思います。

次は、低学年で塾を選ばなかった理由へ

子どもにどう育ってほしいのか。
わが家が大切にしたいものは何か。
その判断軸が少しずつ見えてきたあと、次に考えたのは「低学年から塾へ通うか」でした。
周りが学習を始める中で、なぜわが家は塾へ通わないと決めたのか。第5話で詳しく書いています。

第1話から読みたい方はこちらです。
「焦らない中学受験」をつくった7つの話

早く始めた家庭が勝つわけではありません。
大切なのは、わが家に必要なものを選び、「何をしないか」も決めること。
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低学年戦略|焦らない中学受験 読んでもらえたこと、とてもうれしいです😊 これからも、わが家の経験を少しずつ残していきます。