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【愁子】岐阜旅行記vol.4 - 白川郷 -

はじめに

本noteは、配信者「愁子」さんの活動にまつわる記事を投稿しています。

2026年の夏、愁子さんが日々その魅力を語る故郷の岐阜県を旅し、「下呂温泉」、「飛騨金山」、「飛騨高山」について、旅行記を作成しました。

最後は白川郷を取り上げます。





白川郷とは

白川郷は、岐阜県北西部の庄川流域の地域です。急傾斜の茅葺き屋根が特徴的な「合掌造り」の家屋群で世界的に知られ、1995年にユネスコの世界遺産に登録されました。

無料イラストサイト「illustAC」様より

所在は岐阜県白川村(上記地図の塗りつぶし部分)ですが、「白川郷」という呼称の示す範囲はそれよりも広く且つ曖昧なようです。

一方で、多くの観光客が訪れる私たちがイメージする白川郷は、白川村の北部「荻町(おぎまち)集落」という、東西400m、南北1,500mほどの小さな一画です。

私が訪れたのも、そのごく狭い範囲に限られますが、多くの観光客が訪れる白川郷の魅力を本記事に留めようと思います。



愁子さんと白川郷

愁子さんの配信において岐阜の話題になった際、名前が挙がる頻度が最も高い地名が、体感では白川郷です。

それは、白川郷が世界的に有名な観光地である事もありますが、アニメーション作品「ひぐらしのなく頃に」の舞台「雛見沢村」のモデルが「白川郷」である事も大きな要因です。

テレビアニメ「ひぐらしのなく頃に」

「ひぐらしのなく頃に」は、竜騎士07先生が率いる同人サークル07th Expansionによるビジュアルノベル作品を原作とした日本のアニメシリーズです。

ゲームに端を発し、アニメ・漫画・小説とマルチメディアに展開される息の長い人気作品ですが、愁子さんはこのアニメ作品が大変好きで、配信の中で話題にされる姿は枚挙にいとまがありません。

岐阜がモデルである事に加え、ミステリー要素が強く、ネットミームにもなっている場面・セリフが多数存在する本タイトルは愁子さんの好きな要素が詰まった作品なのでしょう。

ただ話題にするだけでなく、「ひぐらしのなく頃に」で使用された楽曲縛りの歌枠配信を行う姿からも、しっかりとファンである事が伝わってきます。

なにがしかの作品の聖地であり、且つ愁子さんの聖地でもあるところは、ゲーム「SILENT HILL f」の舞台のモデルである飛騨金山と共通点があります

ですが、岐阜がモチーフである事から興味を持ったSILENT HILL fよりも、長年愛したひぐらし~の舞台である白川郷の方が、その思い入れはより強いように見えます。


ゲーム「Forza Horizon 6」

また、そんな白川郷への思い入れが転じて、2026年5月には、「Forza Horizon 6」の配信が行われました。

本タイトルはオープンワールドと洗練されたグラフィックが特徴の人気レースゲームの最新タイトル(2026年現在)で、「6」では日本が舞台となりました。

そのワールドの中で白川郷が再現されているという情報が公開されており、かねてより興味を持っていた愁子さんが配信を行ったのです。

上記アーカイブの46分頃、リアルに再現された白川郷に歓喜する愁子さんの様子が残っています。

うわあ、いい景色。あ、え、もうこれってさ、もう白川郷じゃん。え、来た、来た、来た、来た。「ひぐらしのなく頃に」じゃん。「さあ、忘れましょう(ひぐらしのなく頃に解 OPテーマ『奈落の花』の歌詞)」じゃん。ええ 、マジ?マジじゃん。本物じゃん。え、すごい、すごい、すごい。え、めっちゃ嬉しい。白川郷はね、夏と冬行ったけど、全ての時期に行った方がいいとされてるからな。「お持ち帰りぃ~(ひぐらし~の登場人物『竜宮レナ』のセリフ。)」。

(中略)

(ゲーム内の架空のサーキット『白川サーキット』でのレースに参加)すごいレースイベント。 難易度?え、まあまあでもアシストありにしてるからいいか。行ってみよう。我らが岐阜。行けー。

(中略)

ゲーム内ナレーター「白川郷、ユネスコの世界遺産に登録されていて伝統的な合掌造りの家屋が有名ね。茅葺屋根は、世代を超えて技術が引き継がれているのよ。」
愁子さん「『ひぐらしのなく頃に』の聖地よ。」

はじめてのフォルツァ!!Forza Horizon 6でドライブ雑談!! #愁子

やはり、「ひぐらしのなく頃に」に繰り返し触れられていて、白川郷が岐阜県の中でも特に思い入れが強い事が伝わってきます。



地図で見る白川郷

白川郷には高山からバスで移動しました。地図北部の白川郷バスターミナルからスタートします。

あらためて地図で見直すと、観光の中心地から少し離れた場所にも宿や飲食店が点在していて、もし次があるならもっと大きく回ってみたいです。

白川郷は中央を白川街道が走っており、その東西に合掌造りの家屋が点在しています。

エリア内はいくつもの道が交錯しており、北東の丘の上の展望台からは集落全体を見渡すことができます。



白川郷を観光

それでは、写真と共に白川郷を巡ってみます。

白川郷バスターミナル

高山本線の高山駅からバスでおよそ1時間。白川郷バスターミナルに到着です。

待合室があるのですが、利用客でごった返していました。扇風機が生ぬるい空気をかき回していて、決して快適ではありませんでしたが、それはそれで夏の一幕。
唐突な「岐阜県」という標識。味わいがあります。


白川街道

バスターミナルを出るとすぐに私たちがイメージする白川郷の風景が広がります。

中央を走る大きな通りが白川街道。
車が通行するためのバイパスが近隣を通っており、現在では観光客の通行に特化した通りとなっています。

「いろり」さんは座敷もある大きな食堂兼土産物屋。
白川郷の合掌造りは、今も住人がいる普通の家屋ですが、白川街道沿いでは多くが飲食店や土産物屋として営業しています。
外装からはどんなお店か分からないので、店頭を覗く楽しみにもつながっています。


和田家

和田家住宅は、白川郷(荻町集落)にある代表的な合掌造り家屋で、国指定の重要文化財です

バスターミナルから近い和田家。多くの観光客が最初に回るスポット。
江戸時代末期(約300年前)に建てられたとされる集落内でも最大級の家屋で、現在も住居として使われながら、1階の一部と2階・3階が一般公開されています。
2階。かつて養蚕が行われていた広い屋根裏です。合掌造りの複雑な木組みや茅葺き屋根の構造を内側からじっくり観察できます。
和田家2階から望む白川郷。
和田家前の水場。

和田家住宅は、「ひぐらしのなく頃に」の園崎家のモデルと言われています。

既にネット上に存在しているたくさんの聖地巡礼の記事と同様に、私もこの目でその光景を目に焼き付けてきました。

登場人物の一人、古手梨花が醤油を園崎家にもらいに行くシーンのアングルがこちらとの事。素敵な道です。


荻町集落 北部

白川郷の観光には、順路あるいは定番ルートはありません。思いのままに好きな道を選べるのも白川郷観光の良さの一つです。

合掌造りの茅葺屋根の角度は、積雪を考慮した結果です。
集落内は水路や水場が多く、写真で見返すと涼やかな印象も。
街道沿いではない家屋は住人の暮らしが感じられます。
水辺を中心に夏の花が盛りでした。
集落には電柱はありません。無電線化が徹底されており、このような木製の街灯が立っています。
静かな夏の日。


城山天守閣 展望台

集落の北東方向にある小高い丘には展望台があります。観光客が100人いたら99人は登るのではないかという定番スポットです。

丘の手前の家屋。ぽつんと存在していて絵になることから、多くの観光客が足を止めて撮影していました。

こちらは、「ひぐらしのなく頃に」の登場人物、古手梨花の家のモデルとなった家屋です。映像を見返すと、思ったよりこのままでした。

展望台へ向かう坂の下にあります。
坂を上って丘の上の展望台へ。
城山天守閣 展望台から見下ろす白川郷。中央に通っているのが白川街道。壮観です。
この上なく暑い日でかえって良かった気がします。夏の白川郷を肌で感じる事ができました。
すぐそばの荻町城跡 展望台にも行ってみました。
荻町城跡 展望台からの一枚。少し違った角度で撮影できるのですが、木々が生い茂っていて中々撮影には不向き。
丘の上の一枚。ノウゼンカズラの花が咲いていました。
展望台のお土産屋にて。ひぐらしのなく頃にのサイン入りパネルが並んでいました。


神田家

展望台のある丘を下って、和田家の分家、神田家の家屋を見に行きます。

1850年頃に建てられたと言われている神田家は、合掌造り家屋のなかでも非常に高い完成度を誇っているとの事。

まずは神田家に向かいます。

集落の中ほどにある共同の水場。
水が冷たくて気持ちよかったです。
神田家に到着しました。
見学スポットは海外の方に特に大人気。
2階に上がってみました。
風が抜ける構造になっているので家屋の内部は比較的過ごしやすいです。
神田家の窓から望む白川郷。
合掌造りの屋根に登る多くの職人たち。当時の様子が想像できます。


いっぷく ちな

小腹がすいたところで休憩所を発見しました。

飛騨牛コロッケにくぎ付け。
吸い込まれるように購入していました。

食べ歩きの選択肢が豊富なのも白川郷観光の魅力。涼しい季節に再訪して、心ゆくまで食べ歩きを楽しむ旅もいつの日かやってみたいです。


荻町集落 南部

集落の南部も魅力的な家屋や風景であふれていました。

花は意図して植えられているのでしょうか。集落はとにかく花であふれていました。
透明度の高い水路の水。水底の魚の影までくっきりです。どうやらニジマスのよう。
へちまの花が満開。実もぶらさがっています。
アジサイも良い色でした。
集落の南東は商店や宿が少なく、落ち着いて風景を楽しむ事ができます。
日差しが本気を出してきた頃。
合掌造りは、ぽてっとした佇まいが魅力の一つ。
どちらを向いても花が元気でした。
民宿 幸エ門さんのひまわり。
他の方々も暑い中観光に夢中です。
どこで撮ったかはっきりしませんが、集落の端っこの方だった記憶があります。


白川八幡神社

白川八幡神社は、「ひぐらしのなく頃に」の重要な舞台の一つである古手神社のモデルです。

集落の外れにあるため比較的観光客はまばらでした。
一の鳥居。年月の経過を感じます。
夏の陽光が降り注ぐ境内。二の鳥居が見えます。
二の鳥居。奥に本殿が覗いています。
本殿。
お賽銭を入れてお参り。
賽銭箱の裏を覗かずにはいられませんでした。


今昔

そろそろしっかりと食事をとりたい頃。白川郷には飲食店がたくさんありますが、目についたお店に入りました。

「飛騨牛の朴葉みそ定食」とかかっていたのを見て決めました。
飛騨牛の朴葉みそ定食。飲み物はコーラフロート。小鉢も疲れた体に野菜が染みて分量がちょうどよく美味しくいただけました。


白川郷 かたりべ

土産物屋も多数ある白川郷ですが、この「かたりべ」さんは特に「ひぐらしのなく頃に」関連のグッズが多く、ファンなら必ず寄っておきたいお店です。

写真に撮り損ねましたが、こちらでひぐらし~の絵馬をお土産に買いました。
店頭には「ひぐらしのなく頃に」の登場人物、北条沙都子ののれんが。
店内には色紙やフィギュアがたくさん飾られていました。
ひぐらしグッズもたくさん販売されていましたので、ぜひお立ち寄り下さい。
表で販売されていた飲み物たち。流水で冷やされていると、より涼し気です。


荻町 秋葉神社

秋葉神社には火伏せ(ひぶせ)の神である迦具土神(かぐつちのかみ)が祀られています。

木造茅葺の合掌造りは火に弱く、火災から守る神様として地域の信仰を集めています。
こちらもお参り。


おおたザクラ

おおたザクラは、集落西部の本覚寺の境内にある、大変珍しい八重桜です。こちらを見に、集落の西部を歩きます。

集落西部で一枚。消火栓から散水されていました。

こちらがおおたザクラです。
貴重な桜である事はもちろんですが、「ひぐらしのなく頃に」において、主人公の前原圭一と、登場人物の竜宮レナが待ち合わせをしていたスポットのモデルとなった場所です。

石垣の様子に見おぼえがあります。


荻町集落 西部

白川郷観光も帰り道。西側の道を北上します。

小さなかわいらしい家屋。庭木の存在感が素敵です。
畑の植物も花でいっぱいでした。
木製の街灯がそこかしこに。いつか夜の様子も観光してみたいです。
右手に見えるのは土産物屋のこびき屋さん。
石碑。日露戦争に出征して戦死した方の慰霊碑との事。


庄川

白川郷 荻町集落の西側を流れる川です。この川を水源とする水路が集落内のそこかしこに通っています。

土産物屋「こびき屋」のそばの木陰から撮影した庄川。
庄川は豊富な水を白川郷に届けてくれています。


天然温泉 白川郷の湯

集落内にある銭湯です。これがあるから夏場でも安心して汗だくの観光が出来ました。

バスターミナルの近くにあるのでバスに乗る前に汗を流すのにちょうどいい立地です。
中は脱衣所と大浴場と休憩スペースのシンプルな作りとなっています。
風呂上りには飲み物を購入できます。
白川郷サイダーを飲みながら休憩スペースでバスを待ちました。


帰路

バスが来るまで、汗だくにならない程度にバスターミナル付近を一回りしました。

小路と田んぼと用水路。どこを向いても素敵な風景が広がっていました。
さすがにちょっと帰りたくなくなっています。
白川郷の見納め。街道の奥が白川郷バスターミナルです。

世界遺産、白川郷。観光する時間はしっかり1日とったのですが、回り切れなかったスポットが多々ありました。

贅沢を言うなら集落で一泊したい。そして、夜や朝の集落の風景を眺めたかったです。

次がもしあるなら宿泊し、ありとあらゆる食べ歩きを体験して、もっと周辺の観光スポットも巡りたい。

「また来たい。」旅先の一つになりました。



最後に

心残りは多々あれど、それでも満足できた旅、良い旅でした。

岐阜県を代表する観光地「白川郷」。その魅力は十二分に堪能でき、特に季節が夏であった事がとても良かったと思います。

もちろん、季節を選べたならおそらく夏は選ばなかったでしょう。体力と気力がみるみる奪われる夏場の白川郷は過酷でした。

とは言え、太陽の降り注ぐ白川郷の空気は、当たり前ですが他の季節では味わう事はできません。

合掌造りの風通しの良さや、水路の水の心地よさは夏だからこそ感じられるものです。

これでもかと元気な緑に囲まれた白川郷を思う存分体験できた事はこの上ない思い出になりました。


さて、「下呂温泉」、「飛騨金山」、「飛騨高山」そしてこの「白川郷」と回ったこの旅は、配信者の愁子さんの故郷岐阜県の魅力を体験するという目的でした。

愁子さんが日々語る岐阜の良さは、もちろんこの数日間の旅で味わい切れるものではありません。

ですが、その一端は間違いなくこの目で耳で体で感じる事ができました。

そして、一連の旅行記を作成するにあたってあらためて岐阜県や旅先各地を調べた事で、岐阜の理解も深まりました。


そんな愁子さんですが、2026年8月後半は「ストグラSeason2」の配信に力を入れています。

こちらは、GTA5というゲームの世界を舞台として、多数の配信者がその中でキャラクターを演じて、その交流の中でドラマを作り出し視聴者を楽しませるという息の長い大型企画です。

ここで愁子さんは架空のキャラクター「メロイシ ユーコ」を演じています。

お酒とタバコを愛する元トラックドライバーのユーコさん。そのドラマが始まったのは2026年の8月21日。本記事を作成した8月23日の時点では、まだ第2回が配信されたばかりです。

この先、どんな出会いがあって、どんな物語が訪れるかはまだ誰にもわかりません。

愁子さんの第二の人生、メロイシユーコさんの生き様を一緒に追いかけてみませんか?

岐阜を愛する愁子さん、新しい人生を始めたばかりのユーコさん。二人の活動はきっと初めて観た方でも楽しい気持ちにさせてくれると思います。

よろしければ、ぜひ。


ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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