「高3生(高卒生)向け大学受験ロードマップ」を一浪して阪大に合格した僕が教えます。
はじめに
僕は過去に浪人を経験し、現在は高校の国語教師として教育現場に立っています。
今回は、「受験生の視点」と「教える側の視点」。この両方の視点を持つ僕だからこそ伝えられる「大学受験対策ロードマップ」を考えていきます。
受験を控えた方、そして子どもを支える保護者の方にとって、合格への明確なガイドラインになるはずです。
受験を乗り切るロードマップ
過酷な受験戦線を勝ち抜くために必要な要素はズバリ以下の3点。
1. 共通テスト対策は早い段階から計画的にやる
2. 二次試験対策でやってはいけないことを知っておく
3. メンタル管理がとても大事になる
これらについて、「いつ、何をすべきか」を中心に語っていきます。
1. 共通テストに向けた理想的な計画例
国公立志望者にとっては最初の関門。
以下に、理想的なスケジュールをまとめてみます。
【4月〜7月】(インプット 9:演習 1)
目標設定の時期。夏に二次対策へ集中できるよう、古文・社会・理科の暗記を最優先します。過去問には触れず、模試をペースメーカーにして形式に慣れてください。
ただし、現代文の演習だけは、月に2〜3回くらいのペースでやるべき。今の共通テストには読解力が求められすぎているからです。
【8月〜10月】(二次対策を優先!)
ここは「二次の力」を伸ばす時期。共通テストの過去問はまだ我慢。自分が敬愛する先生からオススメの参考書を教えてもらうもよし、自分が受けない大学の過去問を漁って解いてみるのもよし。
【11月〜1月本番まで】(インプット 6:演習 4)
ついに過去問解禁。設問ごとに演習をします。例えば国語なら、「今日は大問4の古文だけを3回分解いてみよう」みたいな感じ。最初は時間は気にせず、納得できる答えが出るまで解きます。演習を重ねながら、「解くスピード」を限界まで上げます。
「今日この勉強をするのはなぜか」を言語化すべき
いまこの文章を読んでいる受験生のみなさんは、これまで述べてきたような計画のイメージは立てられていましたか?
闇雲に勉強をするだけで上手くいくほど、大学受験は甘くありません。しっかりとゴールから逆算した計画を立てて望むことが大事です。
計画的にやれている人は、「今日この勉強をするのはなぜか」をしっかりと口で説明できる人だと思います。
僕が実践した科目別のセンター(現・共テ)対策法
【国語】
評論・小説を合わせて45〜50分、古文・漢文を合わせて合わせて25〜30分。今の共通テストには第3問の資料問題がありますが、僕ならここに10〜15分の時間を使いますかね。
この時間配分を解けるようになるまで、ひたすら設問別に演習をしました。その演習のおかげもあって、基本的に10分は余ってたかなと思います。もちろん、古文単語や漢文句形の暗記は、忘れないように毎日やっていました。
【英語】
共通テストで用いる単語帳は、網羅性を最も重視するべきだと思います。「センター試験や共通テストの英語では、出せる英語のレベルが決まっており、難しい英単語は出せない」という話を浪人時代に某K塾で聞いたことがあります。実際、共テに難解な単語は出てきません。
ただ、僕は先ほど触れたK塾でT置先生の授業を受けていたので、単語帳は3冊やっていました。難関国公立大学を受ける場合は、直前期でも共通テスト対策と並行して、国公立大学出題レベルの英単語帳をやっておくことをオススメします。
【数学】
数学苦手なら「分析」に逃げてください。僕は20年分の過去問を分析し、解法パターンを全て頭に入れました。
ただ、これもセンター試験時代なら対応できたかもしれませんが、現在の共通テストでは、読解力が求められすぎています。単純な数学力以外の力をしっかり養ってほしいです。
【社会】
共通テストを控えた生徒に、「前日に絶対やって!」というのが社会。幸い、高校生がこれまでの定期考査で鍛えてきた一夜漬けパワーはピカイチ。「直前の爆発力」に最後の望みを託します。
僕の場合、倫理・政経などを前日に全範囲復習して過去最高点を叩き出しました。
2. 二次試験対策でやってはいけない2つのこと
二次試験は、共通テストとは全く別の筋肉を使います。僕が絶対にやってはいけないと思うことは2つあります。
早すぎる過去問演習はNG
過去問の目的は「形式慣れ」です。知識がない状態で解いても、貴重な材料を浪費するだけ。ガッツリ取り組むのは共テの後の2月からで十分です(これも某K塾のT置先生の教えです)。
僕はセンター試験までにお試しで1年分やり、センター試験が終わり2月になってから10年分やりましたね。
得意科目への偏りをなくすべき
二次試験は「大問1つの配点」が異常に高い。例えば二次試験に数学が課される場合、たった1問で共通テストの30点差がひっくり返ることもあります。
「得意科目を得点源としてあてにしていたが、当日その科目が極端に難しく取れなかった」などの「事故」が起きたとき、他の科目でカバーできない状態は非常に危険です。
3.メンタル管理が大事な理由
受験に必要なのは学力だけではありません。日々の勉強や、試験当日のプレッシャーに耐えうるメンタルも必要となります。私自身、共通テスト本番で力が出せず、力が出せなかった人を周りで多く見てきました。
入試を控えたときに不安になったとしたら、それは一生懸命やれていた証拠です。ただ、その不安に自分が負けてしまっては、これまでの努力が水の泡になってしまいます。
だからこそ、試験に向かう前日には、「こんだけやったんだから大丈夫だ!」と割り切っていくことも大事だと思う。最後の最後には、自分のしてきた頑張りを自分自身で称えてあげよう。
最後に
大学受験は、単なる学力テストではありません。自分と向き合い、戦略を立て、実行する。そのプロセスすべてが、君の未来の糧になります。
全力で、後悔のない戦いを。受験を闘うみなさんを今後も心から応援しています!
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