どこまでもカオスな締めくくり|ADHD+ASDの私が結婚式を挙げるまでの話34(後編)
お前、飲み過ぎやぞ
結婚式の入場からジャイアンの顔面はニヤけて完全決壊、
私のドレスは肩部分を外したとたんどやさに決壊。
そんな披露宴ですが、歓談の時間になりました。
「我々はあくまでもお飾り。
久しぶりに集まってくれた列席者が
楽しんでもらえるような披露宴にしたい」
というのがコンセプト。
つまりはきれいめな宴会です。
なので、歓談の時間は私達がポラロイドを持ってテーブルを回り、
みんなの写真を撮ってプレゼントしたかったのです。
が、
「時間が足りないのでさっさと回ってください!」
と介添人に怒られながらドナドナされゆくわしら。
しこたま飲んではいるけど頭はシャキッとしてるので、
違和感を感じつつ各テーブルを回る。
それでもみんなと写真は撮れて、
でもみんなにプレゼントではなく
なぜか私達へのメッセージつきでこっちに返ってきた。

これ絶対共有されてないか
あえてこっちの意向無視して進めてるやろ!
と内心はかなり怒りながら、
それでもにこやかに各テーブルを回る。
私の親族の席には
11年前に亡くなった祖母の遺影もあって。
「あんたの結婚式にはコサージュ作ったるからな」
「ひ孫のお守りせなあかん!」
と言ってたパワフルなばあちゃん。
ばあちゃん、これ以上ない人を見つけたぞ。
ときどき斜め上。でも一緒にいてすごく楽に呼吸ができる人。
ばあちゃんも喜んでくれてると思う。きっと。
そんな親族席にちょうど来てくださってた義父の兄夫婦が
「どなたの写真ですか?」
と聞いてくれたので、
私の結婚を心待ちにしていた祖母です、と答えつつ。
おい義両親。
わしの方のゲストに一切挨拶回りせーへんってどういうつもりやねん!
あんたらホストちゃうんか?!
そう。
本来挨拶回りすべき2人は自分らのテーブルにどーんと座りっぱなし。
本家のお2人がその役目をやってる。おかしいでしょ。
うちの両親はビールを持って各テーブルを回っているので、
その差を思うと本当に自分達がどう映るか周りが全く見えていない。
いろんな考え方はあると思うけれど、
この一件で完全に義両親を軽蔑した。
無理だわこの人ら。
そんなわけで、
苛立ちと感慨深さがごちゃ混ぜという大変ややこしい精神状態でケーキ入刀。
ファーストバイトでこんもり掬ったケーキをジャイアンにあーんして爆笑をとった。よし!

そんな感じで飲んで食って喋って、内心はともかく満喫してたら、花束贈呈のお時間。
義両親、涙ぐんでないか?と思って見てたら
父「お前、飲み過ぎやぞ」
いやまだそうでもないけどな?たぶん。
※酔っ払いの大丈夫は信用してはいけません
とまあ、こんな感じで本人的には不完全燃焼、
ゲストの皆様には「いいお式やったよー!」
と言ってもらえた挙式披露宴も無事終了。
式準備の話にも書いたけど、
我々の意向に沿った披露宴をやるなら
断然レストランウエディングだった。
この2か月後にコロナが出始めるので、
結果オーライではあったんだけどね。
花嫁、内心お怒りモードな式後、担当者から
「荷物に受付表と結婚証明書入れ忘れましたー
こっち来られるときあります?送りますか?」
なんてメールがきたもんだから。
ブチッ。
「受付表は会費と一緒に両家父にお渡しくださいと案内していたのですが、
クロークの金庫はチェックされてなかったのでしょうか。
実は差額が出ているのですが、どなたのものからかわからなくなっていまして。
済んでしまったことは仕方ないですが、結婚証明書の件も含めて残念に思っています。」
意訳:
「はぁ?!なんで大事なこと抜けとんねん!!
差額出てるからおそらくご祝儀やろうに
どうやって礼言えっちゅーねん!
いい加減な仕事すんなコラ!」
…次のメールのトーン、変わったよね。うん。
ただ、嬉しいこともあった。
同僚1、結婚式がよかったからと
自分のときに同じ会場使ってくれたのです!
それだけでもやってよかったと思えました。
そして、話はこのまま新婚旅行へ旅立った我々へと続く。
あー飲み過ぎたかやっぱり…ううう…
