5年付き合った彼女にフラれた僕が、前を向けるようになるまで
人生には、その瞬間は「最悪だ」と思っていても、何年か経って振り返ると、
「あの出来事があって良かったのかもしれない」
と思えることがあります。
僕にとって、それは27歳のときの失恋でした。
大学生の頃から5年間付き合い、
「この人と結婚するんだろうな」と思っていた彼女との別れ。
当時は本当に辛かった。
でも、その失恋をきっかけに僕は実家を出て、初めて一人暮らしを始めました。
新しい場所に住み、新しい人と出会い、それまで知らなかった世界に触れていく。
振り返ってみると、
あの失恋が僕にとって人生の転機だったのだと思います。
この記事では、
5年間付き合った彼女にフラれた27歳の僕が、そこからどうやって立ち直り、人生を前に進めていったのかを書いてみます。
今、失恋や何か辛い出来事の中にいる人にも、少しだけ前を向ける話になれば嬉しいです。
この人と結婚するんだろうな、と思っていた
僕が27歳のとき、
当時付き合っていた彼女に呼び出されたのは少し静かな喫茶店。
「ちょっと話がある…」
なんとなく嫌な予感はしていましたが、予感通り別れ話を切り出されたのです。
別れたい理由は
「付き合っていて何も問題はないんだけど、
将来一緒に居たい気持ちが薄れた…。」
そんな少し曖昧な内容でした。
今思えば、他に好きな人ができたのかもしれません。
そんなことは今となってはどうでもいいですが。
大学生の頃から社会人4年目まで、5年間付き合いました。
この人と結婚するんだと、本気で思っていました。
ちなみに彼女とは、大学時代にアルバイトをしていたガストで出会いました。
僕はキッチン、彼女はホール。
その頃の話はこちらの記事に書いています。
まさか、その出会いから5年後にこんな別れ方をするとは、当時は想像もしていませんでした。
本当に凹みました。
普段あまり感情を表に出さない僕ですが、その日は一人で泣きました。
泣きながら
「あ、俺ってこんなに泣くんだ。」
と、少し冷静な自分も頭の中に居ました。
なぜかその感覚を今でもはっきり覚えています。
夢じゃなかったんだ
翌朝、目が覚めて最初に思ったこと。
「あぁ、昨日フラれたことは夢じゃなかったんだ…」
そして、
「やっぱり彼女が居ないと嫌だ」
「もう一度やり直そうって伝えたい」
そんなことばかり考えていました。
とりあえず一人で居ることが辛かったので、仲の良かった大学時代の友人に会って話を聞いてもらいました。
話を聞いてもらっている時間は少し気持ちは落ち着きました。
でも、帰り道で一人になると、やっぱり考えてしまう。
そんな感じで1週間くらいメソメソしていました。
27歳の男が…。
情けないですね。笑
何かを変えないと駄目だ
メソメソとはしていましたが、頭の中では自分なりにフラれた原因を分析していました。
自分なりにたどり着いた答えは、
「自分には尊敬できるところが無かったんじゃないか。」
ということでした。
当時僕は実家暮らし。
社会人4年目で仕事でも特別責任が大きい立場ではない。
毎日をどこかのんびり過ごしていました。
そんな自分が、少し頼りなく映っていたのかもしれない。
もちろんこれは僕なりの答えであって、彼女の真意は分かりません。
そして、この頃はまだ
「彼女ともう一度やり直したい」
という気持ちがありました。
でも、何も変わらないまま復縁をお願いしても、きっと結果は同じ。
他の女性とお付き合いすることになったとしても、また同じ理由でフラれることになる。
そう思いました。
「何かを変えないと、結果は変わらない。」
そこで思いついたのが、一人暮らしを始めることでした。
一人暮らしをすれば、決断力や一人で生きる力が、今より身につくかもしれない。
それに、環境を変えれば、この苦しい気持ちも少しは紛れる気がしました。
すぐに行動へ
この記事を書くために当時の日記を読み返して自分でも驚きました。
彼女にフラれて
1週間後には一人暮らしの準備を始めていました。
でも当時は、何もしない時間を作りたくなかったんです。
一人でぼーっとしていると、どうしても彼女のことを考えて落ち込んでしまう。
だから、常に動くようにしていました。
当時はまだYouTubeも今ほど普及していませんでした。
Webで最低限の情報収集をして、物件サイトで「ここ良さそうだな」と思った物件を見つけ、そのまま不動産屋へ。
内見したのはその一件だけ。
そして、その日のうちに契約しました。
なかなか大胆な決断です。
今の自分からしても
「もう少し物件見てみたら…?」
と、過去の自分に言ってあげたくなります。笑
でも結果的にその部屋に6年ほど住みました。
大きな不満もなく、当たり物件だったと思います。
運が良かったですね。
そして、フラれてからなんと
約1か月半後に一人暮らしが始まりました。
忙しさが心を安定させてくれた
引っ越しの準備は想像以上に大変でした。
不動産屋とのやりとり、家具・家電選び、役所の手続き。
やることが山ほどありました。
でも、その忙しさが救いでした。
それまで頭の中は「フラれたこと」でいっぱいだったのに、少しずつ
「カーテンは何色にしよう。」
「冷蔵庫はどれにしよう。」
そんなことを考える時間が増えていったんです。
一人暮らしが始まる頃にはもう、元カノにフラれたショックよりも新しい生活へのワクワクが大きくなっていました。
少しずつ、視野が広くなっていった
一人暮らし生活が落ち着いてからも、なるべく家にこもらないようにしました。
新しい出会いを求めて、
当時流行っていた街コンに参加してみたり。
新しい価値観を求めて、
本屋に行って自己啓発本を読んでみたり。
そのとき出会ったのが
『チーズはどこへ消えた?』という本です。
30分くらいで読めてしまうビジネス書なのですが、
「変化は必ず起きる。
変化に素早く適応した人が、
新しい幸せを見つけられる。」
というメッセージが込められた内容です。
この本を読んだ時、
「これ、今の自分のことだ。」
そう思いました。
そして、新しい人と出会い、本を読み、いろいろな経験をしていくうちに、元カノしか見えていなかった世界が、少しずつ広がっていきました。
「元カノに固執しなくても、
自分の人生は前に進めていける。」
そう思えるようになっていました。
…こうして色んな人に出会う中で、
人生で初めてマルチ商法に勧誘されかける
という出来事もありました…笑
当時は本当に見抜けず、
「世の中にはこんな世界もあるのか…」
と勉強になった出来事です。
興味があれば、その時の話はこちらにまとめています↓
あの日が、人生の転機だった
27歳の時の、元カノにフラれて凹んでる自分に会えるならこう伝えたいです。
「大丈夫。
ちゃんと楽しい人生が待っている。」
この時は信じられないかもしれないけど、その大きな悲しい出来事がきっかけで色んな人に出会って色んな経験をすることになる。
その先には、あの頃には想像もしなかった幸せな毎日が待っている。
もし、この記事を読んでくれている人の中で、
何かを失くしてしまったり、何かにつまずいて落ち込んでいる人がいたら、伝えたいことがあります。
その経験は絶対に無駄にはなりません。
つらい経験から学んだこと。
立ち直ろうと行動した時間。
その経験は、自分だけの財産になります。
そして
「どうしたら前を向けるんだろう。」
と悩んでいる人がいたら、
環境を変えてみるのも一つの方法です。
僕は一人暮らしを始めました。
転職でも良いと思います。
新しい趣味や習い事を始めても良いかもしれません。
環境を変えるという行動そのものが、つらい出来事から少しずつ心を離してくれます。
そして環境が変わると、自然と出会う人も、価値観も変わります。
人生には、その瞬間は「最悪だ」と思っていても、何年か経って振り返ると、
「あの出来事があって良かったのかもしれない」
と思えることがあります。
僕にとってそれは、この失恋でした。
今つらい思いをしている人も焦らなくて大丈夫です。
そのつらい出来事がきっかけで、
今は想像できない景色が待っているかもしれません。
