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賃貸派だった僕が家を買った理由

結婚して1年ほど経ったある日、
賃貸派だった僕が、家探しを始めることになります。
最終的に30件ほど物件を見て回り、戸建てを購入しました。

その時に考えたことや、買って5年経った今思うことを書いてみます。


妻の一言がきっかけでした

ある日、妻からこんなことを聞かれました。
「家っていつ頃買う?」

妻は結婚前から、
「いつかはマイホームが欲しい」
という考えでした。

一方、僕は当時完全に賃貸派でした。

・賃貸なら有事の際に動きやすい
・大きな災害が起きてもリスク低
・住宅ローン=借金に抵抗がある…
・今の生活でも困ってないし…

「わざわざ家を買う必要あるのかな?」
正直そのくらいに思っていました。

でも夫婦です。
「まぁ、一応調べるだけ調べてみるか。」
そんな軽い気持ちで家探しを始めました。


"団信"という存在を初めて知る

まずはネットで家のことを色々調べてみました。
住宅ローンのこと。
住宅価格のこと。
家を買うメリット・デメリット。

その中で初めて知ったのが、"団体信用生命保険(団信)"という制度でした。

住宅ローンを組んだ人が亡くなったり、高度障害になった場合、残りの住宅ローンを払わなくて良くなる制度です。
これは住宅ローンを組む際に健康上問題無ければ加入できます。

正直、お恥ずかしながらこの制度のことは全く知りませんでした。

当時はまだ子どもはいませんでしたが、妻とは
「将来は2人くらい欲しいね。」
と話していました。

もし自分に何かあっても、家族に住む場所だけは残せる。

賃貸派だった僕も、
「家を買うって、ただ大きな買い物をすることじゃない」
「保険としての機能もあるじゃん!」
そう思うようになりました。

今振り返ると…
第一子が生まれたタイミング、または妊娠が分かったタイミングで
購入を考えても良かったかなとは思っています。

そこは少し早まったかな、と反省している部分です。

ただ僕は、一度「よし買おう!」と決めてしまうと、なかなか止まらない性格で…笑


まずはSUUMOを開いてみた

考え方が少し変わったところで、まずはSUUMOを開いて物件を探してみることにしました。

当時の年収は500万円弱。
予算は4,500万円で考えることにしました。
今思うとかなり強気な予算だなと思います…。

将来家を売ることになった時のことも考えて、
「東京都の山手線内」
「アクセスが良い場所」
そんな条件で検索してみたのですが…。

ありません。

全然ありません!

少し条件を緩めて、足立区、葛飾区、江戸川区あたりで探すことにしました。
山手線内に住むことは諦めました…笑
すると、ちらほら候補が出てきました。

ちなみに、注文住宅も調べてはみましたが、都内では完全に予算オーバー。
これは僕のような庶民が取れる選択肢ではない…と断念しました。


マンション、高すぎる…

最初に見に行ったのは新築マンションでした。
モデルルームを見て、完成予定の素敵な模型なんかも見て、かっこいいプロモーションビデオも見せられて…

そして、価格を見て
「いや、高っ!!」

・足立区
・駅徒歩12分
・2LDK
これで5,000万円前後でした。
当時の自分にはとても手が届きませんでした。

一方で建売戸建てを見てみると、
「これなら何とか手が届きそう。」
と思える物件が見つかりました。

何故か勝手に
マンションの方が安い」
と思い込んでいました。
でも、戸建ての方が安い物件が多いことに結構驚きました。


物件探しで参考にした情報

物件探しでは
「間取り」「駅徒歩○分」
といった物件情報以外にもこんな情報を参考にしました。

・水害時のハザードマップ
  →水害リスクが高い場所は住みたくない!

・将来の都市計画
  →物件の周辺は将来栄えていくのかな…?

・人口の増減
  →人が減っていく街は嫌だ。

・地価推移
  →売るときのことを考えて、地価は下がらないかな?

物件だけを見るのではなく、その周りの情報も気にしました。
もちろん、どれだけ調べても100%安心なんてことはありません。
でも、自分なりに納得して買いたかったんです。


30件見て分かったこと

そこから不動産会社を何社か回り、休日のたびに物件を見に行く生活が始まりました。
気づけば見学した物件は30件近く。

最初は、
「駅徒歩10分以内がいい」
「リビングは子供が走り回れるくらい広く」
「収納は広めで」
「広い庭も欲しいな」

なんて理想ばかり並べていました。

でも、現実はそんなに甘くありません。
予算が決まっている以上、すべての条件を満たす家なんてありませんでした。

物件探しをしていて思ったのは、
「何を選ぶか」ではなく、
「何を諦めるか」なんだな
ということです。

駅から少し遠いけど広い家。
駅近だけど狭い家。
本当にいろいろありました。


最終的に選んだ家

結局、東京の東側エリア、駅徒歩15分、3LDK+納戸付き、
約4,390万円の建売住宅に決めました。

駅までは少し歩くし、もっと収納が欲しかったし、広い庭も欲しかった。
理想を言えばキリがありません。

「100点の家」ではなく、
「70点くらいだけど、まぁ住んでいくうちに慣れるでしょ」
と思える家を選びました。

ちなみに、この家を買うために僕が組んだ住宅ローンは4,206万円
本当は変動金利にするつもりだったのですが、最終的に選んだのは全期間固定金利の「フラット35」でした。

住宅ローンについて考えたこと、5年経って思っていることはこちらの記事に書いています。↓

そして迎えた契約の日。
不動産屋が出してきた契約書の諸費用を確認していると、「ローン代行手数料」という項目があり、約10万円が請求されていました。

「これって何ですか?」
「ローン代行しなければ払わなくていいんですか?」
と聞いてみると、

「あ…これは払わなくても大丈夫です」とのこと。

えっ!?

聞かなかったら10万円を払ってたってこと?
こんなところに落とし穴があるとは…。

不動産屋って怖いな、と思った瞬間でした。
皆さんも契約書はよく読みましょう…!


5年住んで思うこと

家を買ってから5年が経ちました。
住む前はいろいろ不安もありましたが、振り返ると
「買って良かったな」
と思っています。

駅まで15分歩くことにも慣れました。
ご近所さんも素敵な人たちです。
子どもが生まれて、家の中を元気に走り回っています。
「マンションだったら絶対苦情来てる…笑」
と毎日思います。

そして今回、家を買ってから5年経ったことをきっかけに、当時の領収書や契約書を改めて全部見返してみました。

「4,390万円の家を買うのに、結局いくら現金を使ったんだろう?」

実際に支払った仲介手数料や登記費用、住宅ローンの事務手数料などを、当時の資料と一緒にこちらの記事で公開しています。↓


最後に

家を買うか、賃貸に住み続けるか。
これは人によって正解が違います。

僕自身も、最初は「賃貸派」でした。
でも、自分のライフステージや家族のことを考えた時に、団信の存在を知り、「家を買う」という選択肢が一気に現実的になりました。

もし自分に何かあっても、家族に住む場所だけは残せる。
僕にとってはこの安心感が家を買う一番大きな理由でした。

家は人生で一番高い買い物です。
「みんなが買っているから」とか
「ネットでは賃貸派が多い」とかだけではなく、
自分や家族にとって何を大切にしたいのかを考えて決めるのが一番だと思います。


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