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灯火杯6th 灯火賞受賞インタビュー ようさん

先日、6回目となる自主企画コンテスト「灯火杯6th」の結果発表が行われました。

今回は、「エッセイ限定」という趣向や、特別ゲストではなく、企画から一緒に練っていただく「共催」という形でアルロンさんにご協力いただくなど、新しい試みをいくつか取り入れています。

▽各賞の結果詳細はこちら▽

今回は、その灯火杯6thでグランプリ相当の「灯火賞」を受賞された、ようさんへのインタビュー記事です。
※灯火賞の副賞として、受賞インタビューを用意していました。

また、実はようさんから、早速レポートも仕上げていただいています!
ありがたいお言葉をたくさんいただいており、メチャメチャうれしい内容でした!

▽ようさんに書いていただいたインタビューのレポ▽



ようさんに話を伺う前まで

灯火杯のグランプリ相当となる灯火賞は、わたしが独断で選ぶ形を採っています。

自主企画コンテストの灯火杯は、少しでも多くの方にスポットが当たる機会を設けられるようにという主旨で、参加者による投票制のエール賞を除いて、すべてお一人お一人が個人的に選出しています。

そういう意味では、優劣というよりも、単に一番わたしに刺さった賞という位置づけになっています。

▽受賞された、ようさんの作品▽

今回、ようさんの作品を選ばせていただいたのは、ちりばめられていた要素がドンピシャではないものの、共通項としてわたしに確実にダメージが入っていきました。

例えば、「3行日記」というのは、わたしにとって休職からの復職という大きなライフイベントを語る上でなくてはならないアイテムで、現在も2冊目、6年目を記録しています。今の自分軸を生きる、ミドルエイジクライシスを乗り越えた自分の象徴的なアイテムとも言えます。

そして、震災の日の話。
当日は、わたしは関東にいて、それなりに大変な経験をしていましたが、正直東北にいらっしゃった方の比ではないと思います。

ですが、確実にあの日もわたしのなかで何かが変わった日というのは間違いありません。

▽当時の出来事と、心境の変化を綴ったnote▽

そして、もう一つ。わたしは震災から3年経ったタイミングで仙台の事務所に赴任しています。ようさんが綴る当時の生活は、地元採用の事務職の女性が語る話と酷似していました。

赴任当時、どこか「他人事」のように感じていた自分が、目の前の現実に一気に引き戻された当時の記憶を思い返していました。

そして、ホットケーキ。恐らくですが、これがキーアイテムになっているご家庭も多いのではないでしょうか。
少なくとも、ウチはそうでした。片面がプツプツになっていくあの感覚。生地をそのまま舐めて怒られたり。

その記憶は、そのまま子どもたちにも引き継がれています。子ども用のやさいジュースで作ったりもしました。

子どもたちが大きくなってから、焼く枚数が多くなりすぎて最近はあまり焼いていませんが、やはり、わたしにとって、ホットケーキは特別な食べ物です。いつまでも、「しろくまちゃんのほっとけーき」であり、バターとハチミツたっぷりのホットケーキは憧れなのです。

最後は、ZINEです。
わたしはまだ少し調べただけで止まってしまっていますが、製本や形として残ることが好きなわたしとしては、不安を抱えながらも力強く「出発式」を行うようさんの作品を選ばせていただきました。

では、ここからはいよいよ、ようさんから伺ったことをまとめていきます。

「期待されること」を手放す

「ラベリング」されることが嫌で、なかなか個人情報を出すことが怖かったというようさん。今現在もご自身のことはあまり多く出していません。
ですが、今回の作品では、その殻を少し破れたと言います。

ラベリングを嫌う根本にあるのは、勝手にラベリングされて、勝手に期待されて、勝手に消費されたくないという想いでした。

というのも、現在休職中のようさんですが、それまではずっと「期待に応えるように生きてきた」と言います。その結果、メンタルに影響が出てしまったというお話でした。

ZINEも自分ですべて好きなように選べること、形に残ることが楽しく、なんと現在4冊を同時進行で準備中とのこと。なかなかここまでのめり込むことって難しいですよね。ようさんが心から求めていたものが、そこにはあったのではないかと強く感じました。

期待されることに疲れて、自分が本当に好きなものを選んで、エネルギッシュに前進していく。なるほど、その姿はまさにわたしが「なりたい自分の像」そのものです。ようさんの作品を選ばせていただいた理由が、改めてはっきりした気がしました。

繋がれていくバトン

今回、灯火杯のことは小石ゆうべさんの参加作品で知ったというようさん。
小石ゆうべさんのZINEを読んで、「自分もZINEを作ってみたい」とZINE製作を本格的に始めたというお話でした。

いやぁ、もう最高ですよね。
多分、わたし自身がnoteで一番いいと思うのは、こうした連鎖反応のようなつながりが生まれることです。

わたし自身も、シールやマステを使ったデコノートを始めたり、万年筆や色々なノートに手を出したのは、noteで広がっていく輪の影響が大きいです。

あ、そもそも、この「灯火杯」や「お話し会」、「本のオススメ会」などなど、noterさんの企画にインスパイアされて始めたものがほとんどです。

内省して、アウトプットして、それがお互いいい影響を受けて。
いやぁ、noteって本当にいいものですよね(←誰)。

ようさんのZINE製作関連のnoteはこちらのマガジンにまとまってますよ!


過去の灯火杯受賞者インタビューはこちら


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花邑 灯火 @リ・キュレーター 自主企画コンテスト「灯火杯」の賞金や企画、書籍・美術館など“次のnote”の糧にさせていただきます🖋