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期待も想像も天井を突き抜けたゲーム【月姫リメイク】

 こんにちは、わさびです。
 本日は2021年に発売された『月姫 -A piece of blue glass moon-』、通称”月姫 R”のアルクェイドルートをクリアした感想を簡潔にまとめて語りたいと思います。

 はじめに投稿・配信ガイドラインについて。
 公式サイトでは2026年2月27日現在『アルクェイドルート「月姫」 全編』『シエルルート「夜の虹」 オープニングまで』が配信可能な範囲として2024年6月27日に制定されております。

 この記事はアルクェイドルートの感想を語るものになるため、本作のネタバレを多く含みます
 まだ『月姫 -A piece of blue glass moon-』をプレイされていない方や、アルクェイドルートをこれからプレイされる予定の方はご注意くださいますようお願い申し上げます。



前置き〜謎の代行者を求めて

 皆さま、月姫です。苦節……日頃楽しい日々を過ごしているので苦も何もあったものではありませんが、苦節一年ほど。短すぎるだろうというのはさておき、ようやくです。
 遂に紺色わさび、『月姫 -A piece of blue glass moon-』をプレイすることが出来ました〜。念願でした。

 というのも私わさび。FGO含むFateシリーズ歴こそそこそこ長いものの、それ以外のいわゆる”型月作品”というものには殆ど触れずにここまで過ごしてきたのです。

 上述の通りFGO含め”Fateシリーズ”『Fate/stay night』、『Fate/Zero』、『Fate/Apocrypha』。そして現在進行形で『Fate/strange Fake』をアニメで楽しませていただいております。
 どれも素晴らしい作品で、Fateシリーズプロローグで心をぎゅっと掴まれ、そして物語の終わりにはそっと突き放されて別れを告げられるあの感覚がたまらないですよねっ!!

 しかし、やはり”型月作品”といえば『魔法使いの夜』『空の境界』『月姫』などもとても有名ですよね。
 とはいえ、基本無料で遊べるFGOや基本無料で視聴可能なアニメーションと異なり、ゲームソフトとして発売されている『月姫』はそれと比較すると少しハードルがありました。

 ハードルと言ってもFGOで例えると福袋二つ分の金額で購入可能なので、あくまで”意を決する”程度の買うか買わないかといった精神的な関門でしかありませんが。
 買おうと思えばいつでも買えますからね。必要なのは購入を決める意思と遊ぶ時間だけでした。

 しかしながら、私の場合はそれに加えてもう一つ漠然とした不安が購入を妨げていたのです。

 それは『果たしてこの作品の物語は私でも楽しめるのだろうか』というもの。Fateシリーズは大好きですし、『月姫』は昔からとても人気だということも知っています。
 ただ、あくまでFateシリーズが好きなだけでTYPE-MOON作品なら何でも楽しめるかというとそうではないのでは? と考えずにはいられなかったんですよね〜。
 結論から言うと、そんなものは杞憂でしかなかったわけですが、とはいえ往々にして精神的なハードルってそういうものですよね〜

 ということで、セール価格になっていたことをきっかけに理性を挟む間も与えずささっと購入しちゃいました。念願の『月姫』デビューです。
 何故”念願”なのか、まで書き始めると長くなってしまうので割愛しますが、一言で表すと推しが登場した作品だったからでございます。
 それがこちらのサーヴァント謎の代行者C.I.E.L

宝具5でLv.120、アペンドは……アルターエゴ攻撃適正だけ抜けています

 詳しくはnoteのFGO関連記事にて書かせていただいておりますが、とにかく『月姫』も何も知らない私にブッ刺さって”かえし”のせいで抜けなくなったのがこちらのシエル先輩です。
 今でも刺さりっぱなしで日常生活を送っております。
 おそらく同じような疾患を抱えて生きている社会人も多いのではないでしょうか。多いはず。多くなくちゃいけない。

 もちろん、今までの私がそうであったように『月姫』を知らなくてもシエル先輩の良さは享受出来るし、存分に推すことも出来ます。
 極論、そのキャラクターが好きであることに資格も条件も存在しないのですから。
 ……とはいっても、やはり好きなキャラクターが一番活躍する舞台は見てみたいと徐々に思い始めるのが人間の性ですよね?

 FGOの二部終章をクリアした頃からなんとな〜く思っていたのです。あ、私……『月姫』やりたいな、と。
 フルボイスのシエル先輩なんて見てしまったら致死量の幸せでこの身が爆散してしまうのではないかという危惧もありましたが、そちらは無事にFGOバレンタインで解決もとい解消されました。爆散はしません。

 そしてバレンタインで先輩から貰ったチョコレート(片方のみ)礼装のフレーバーテキストを読み、シエル先輩本人のプロフィール欄を読みながら、あ、私……この設定を理解出来るようになりたい、と思いました。
 ついでに第二再臨の正体も知りたい……と。

 前置きが長くなりましたが、そんなこんなで『月姫 -A piece of blue glass moon-』!! の!! アルクェイドルートをクリアしてきたので、早速その感想と間近に控えるシエルルートへの期待をササっと書いていきます。よろしくお願いします〜!!

 ここまで書いておきながら「え、シエルルートの感想じゃないの?」と思ったそこの読者の方。
 ……そうです。確かに私はシエル先輩目当てで『月姫』を購入しました。しかし、同じく『月姫』をプレイされた方なら新参者の私のこの気持ちもきっと分かってくれるはず。

 単純にアルクェイドルートがすごくすごくすごーく良くて一旦ちょっとシエル先輩のことは置いといて一旦感想語ろ、一旦ね、一旦!! って感じになってしまっているのです〜!!
 まぁシエルルートの方は投稿・配信が禁止されているので語ろうにも画像無しになるのと、とりあえず『月姫』の世界観に初めて触れたことで生じた熱量をぐつぐつ沸騰している間に文章にしておきたいというドライな理由も込みでですが。

 それでは改めて、ここから先には『月姫 -A piece of blue glass moon-』のアルクェイドルート及び本作物語上の全体的なネタバレを含みますので、まだ本作をプレイされていない方やこれからプレイする予定のある方はご注意くださいませ。

 ちなみに『本作』という言葉は広辞苑には載っていないのだとか、なんとか。


感想〜アルクェイドが素敵な子すぎてつらい

 始まりました、『月姫 -A piece of blue glass moon-』
 初っ端から何か知っているような知らないような……でも名前だけは知っている、そんな大都市の喧騒の中にあっても一際目を惹くような容姿の女性が登場したことにひと驚きでした。

 蒼崎青子さん、でしたっけ。
 その存在は存じております。何故って、FGOでもよくお見かけする方ですからね!!
 こちらは『月姫』とは別で『魔法使いの夜』をプレイしなければ謎の存在のままというか一般通りすがり超人というか、ここで感想を語る上ではとりあえず”志貴くんにとっての大恩人”と思っておけばよろしいのでしょうか?

 新参者ながら一応はFGOFateシリーズも色々と通ってきた身ですので、青子さんが志貴くんにどれだけの行いをしたのかは知識とニュアンスの両方で理解出来ます。

 直死の魔眼……今まで『月姫』に触れてこなかった私として真っ先に思い浮かぶのは志貴くんではなく両儀式テペウさんの方でした。
 でも、良いですね。両儀式の淡々とした直死テペウさんのスーパー切り札感ある直死ももちろんテンションが上がるものですが、男の子が繰り出す……繰り出す? 使う直死の魔眼って厨二心が疼いてゾクゾクっとします。

 そんなスーパー激レア魔眼持ち(レアとかいうレベルを超えているというのはさておき)の志貴くんが、ふとしたことから実家の遠野家に呼び戻され、遠野一族のしがらみや血族のあれこれと向き合いながら街に突如として現れた吸血鬼との死闘を描いた数日間の物語。それが『月姫』の概要……って感じですかね。

 ヒロインごとにルートが分岐するため、物語の中盤以降は選択した道筋によって大きく変動するようですが、今回の記事はあくまでアルクェイドルートの感想となりますのでそこだけに絞って話して参ります
 ご了承いただければと。

 改めまして、『月姫 -A piece of blue glass moon-』はCERO[Z]のビジュアルノベルで、プレイヤーは精細なグラフィックと豪華声優陣によるフルボイス対応の台詞、そして緻密に編み込まれたストーリーを読みながらゲームを進めていくことになります。
 基本的に操作はボタンを押すだけ。巻き戻し機能やセーブ&ロード機能も完備されているので、間違えて読み飛ばしてしまった部分やもう一度聴きたい台詞も何度だって楽しむことが出来るのです。あなたも本渡 楓さんのシエルをたくさん堪能しましょう。個人的オススメは「わーい!」です。

ボタンひとつで表示される各種表示
既に読んだ場面は飛ばしたり、気に入ったところで止めたり、戻したりと快適に楽しめる

 ストーリーには豊富な差分が用意されており、選択肢ひとつで物語上のあらゆることが変化していくのもビジュアルノベルの大きな特徴。
 時には何気なく選んだ言葉や行動でBAD ENDに直行してしまうことも。そんなことがあっても、任意のセーブ機能や簡単クイックセーブ、コンティニュー機能など多数用意されたシステムで簡単に元の場所に戻ってくることが出来るのが嬉しいですね。

セーブデータは何個でも作成可能(流石に無限ではないかもしれない)

 フローチャートも完備されているので、そちらを見てからセーブデータを漁って読み返したい場面やお気に入りの場面をいつでもどこでも自由に見ることが可能。これは嬉しい。

 さらにイラストCGやMusic Player、Ending Listなどのギャラリーにもタイトル画面から飛んでいくことが出来ます。
 CGギャラリーでは、ストーリーで見た背景や一枚絵を差分付きでじっくり眺めることが出来て大変満足度が高いです。なんとズーム機能もついちゃってますので、じっくり見たい箇所があれば人の目を気にせず堪能しましょうね。

 さて、開幕からTYPE-MOON世界観がバチバチに炸裂する中で、武内崇 氏デザインのキャラクターが豊かに表情や動きを見せてくれるのは不思議な贅沢感を味わうことが出来ました。
 全てが奈須きのこ 氏の物語で、イラストや背景なども武内崇 氏やこやまひろかず 氏など錚々たる面々が揃うこの作品。そう考えれば贅沢と感じるのも当然のことなのかもしれません。

真面目に語っている時もあればトンチキなことを言っていることもあるシエル先輩

 ……真面目に書き過ぎている気がするので、ほんのすこーしだけ姿勢を崩させていただくと、いやもうマジで本当にシエル先輩が超絶グッドで私の求める”『月姫』のシエル先輩”の姿がそこにありました。
 やばすぎる。何がやばいって、マジやばい。制服姿も修道服もいつかSNSかYouTubeで見た覚えのある格好で既視感はありつつも自分の中では新しく、何より眼鏡が似合い過ぎています。

 公式生放送かどこかのコメント欄で「制服か修道服の霊衣を実装してくれ」的なものが流れていた記憶がありますが、今ならその言葉の意味が心で理解出来ますね。

 そして、今回のルートの本命ヒロインであるアルクェイド・ブリュンスタッド。本編を開始する前の私が抱いていた彼女の印象は、最強の人外お姫様、でした。
 良い意味でも、当然ながら悪い意味でも『人よりも強大な能力を備えているが故に人間の気持ちに寄り添うことの出来ない存在』。けれど誰よりも優しく、誰よりもわがままで、誰よりも……それこそ夜空に浮かぶ月のように光を映すお姫様。そんなイメージでした。

 実際のところ、本編を開始して彼女と出会ってからもその印象はなんとなく正しいのだろうと勝手に考えておりました。
 やんちゃで、箱入り娘で、大事に扱われてきた吸血鬼のプリンセス。
 真祖という存在についてはFGOの人智統合真国シン虞美人のことが語られる場面で触れられていたので、それがどれだけ稀有で気高い存在であるかはふわっと「こんな感じ?」という認識がありましたが、改めて吸血鬼の成り立ち等も含めて彼女の口から聞くのはとても面白いし知見が深まるなぁと楽しみながら進めることが出来ました。

 ホワイトボードのところとかめちゃくちゃ良かったです。
 『月姫』と『Fateシリーズ』とでは汎人類史と異聞帯くらいの違いがあるらしいので、厳密にはそれぞれの設定も細かい違いがあるのかもしれませんが……そこはおいおい学んでいくとして、ヴローヴ・アルハンゲリとの決戦が始まった辺りから私の熱量はフルボルテージ。

この視線にゾクゾクくる

 ボタンひとつで文章がサクサク進むのでストレスフリーですし、腰を落ち着けてどっぷり浸りたい時は存分にボイスを楽しめるしで満足と快適の良いとこどりは流石の一言です。

 何より後半に進むにつれ、当初はあまり特別な興味を抱いていなかったハズのアルクェイド愛おしく見えて仕方がなくなってくるのですよね。

 堕ちた真祖を狩ることのみを求められ、そうでない時は千年城で眠りにつく日々。それ以外に知識は与えられず、経験もなく、志貴くんにぶつ切りにされるまでは感情もなく、ただの兵器として運用される

 そんな彼女のこれまでをひとつひとつ知っていく度に志貴くんと同じ気持ちを抱いて、同じような言葉を口にして、急に幸せをとは思わないから楽しいことやつまらないこと、なんでもとにかく人並みの経験を沢山してほしいと思ってしまいました。

完全に味方の時のお姫様がかわいすぎて

 だからこその最後……ッ!!
 あの最後は無いでしょう……。それはもちろん、アルクェイド自身にとってはアルクェイドルートの結末は彼女の長い生においてこれまでの報いであったでしょうし、これからの糧にもなったことは伺えますが、でもそうではなく……もっと、せっかく志貴くんと出会えたのにあんなのってないですよ……。

 出会った時からどんなに些細なことでも満開に咲く、彼女の屈託のない表情がこんなにも辛い感情を抱かせることになるとは思いもよりませんでした。
 激しいアルクェイドロスにより救いを求めて(←全クリするまで絶対にしてはいけない行為です、皆さまやらないようにしましょう)、ゆるーく『月姫』について調べていたところ……やはりというべきか、アルクェイドのルートはこれだけで終わりではないっぽい(?)ので、今後の『月姫2』なるものを期待しながら待ち続けることになってしまいました。

 ロアが出現するまでずっと千年城で待ち続けるアルクェイドとお揃いだねっ

この怪生物の言うとおりすぎる
なーんか良い流れだったのにエンドになったぞ? って1人で笑ってた

 余談ですが、こういったビジュアルノベルゲーム……もっと具体的に言うと選択肢を誤るとBAD END直行でやり直しになる作品をプレイするのは初めてのことで、そういった意味でも新鮮に楽しむことが出来ました。

 選択肢を前にした時の緊張感が癖になるし、BAD ENDっぽいところ選んだなぁって時でもENDまでの流れも読み物として面白く、さらに上と下の画像のような『教えてシエル先生』がはちゃめちゃに笑えるのでやり直すのもそんなに苦ではないというかなんというかです。

唐突に次のルートのネタバレを受ける
デート……無いの!?

 あと、アルクェイドルートシエル先輩の出番が中盤ほとんど無いので、貴重なシエル先輩成分を補給出来るという意味で嬉しかったというのもあります。
 いやー、それにしてもFGOでシエル先輩を再臨させた時から謎で仕方がなかったこの怪生物の正体がようやく……………わからなかった。
 このコーナー専用のアルクェイドはまた別で出てくるし、本当に何なんですか?

イデアブラッド

 そして、FGOにて謎の代行者C.I.E.Lのプロフィールで触れられてはいたが、イマイチよくわからなかった原理血戒についても分かりやすく簡潔な説明がされて、ふふふまたシエル先輩への理解が深まったぞ、と寂しい笑みを浮かべることが出来ました。

 これからシエル先輩原理血戒について聞かれた時は「まぁ一生かけても終わらない夏休みの宿題……みたいなもんかな」って答えるようにします。

イケメン

 当のシエル先輩は後半の佳境に入る辺りから物語に復帰し、度重なる窮地を救ってくれるのでした。
 でも選んだヒロインはアルクェイドだったから、それが初回はアルクェイド以外のルートを歩めないのだと決まっていることだったとしても、それを選んだから、優しくしてくれる、助けてくれるこの人の胸中を聞くことは出来ないし、教えてもらえないし、聞く資格もこの周回ではきっと無いのだろうと。
 そんなことを考えながら進めていると、やはり次に進むシエルルートに対する期待も膨らんでいくというものです。

感慨深さと感動と

 ということで、シエル先輩目当てで始めた『月姫』初回アルクェイドルート、無事クリアすることが出来ました。

 時間にして、約一週間ほど。駆け抜けましたね〜。
 プレイするまでは本当に我儘なだけの平成ヒロイン系プリンセスだと思っていたのですよ、アルクェイドのこと。
 実際のところ、そういう側面も間違いではないのかもしれません。しかし……うーん。

 個人的な感想として、当初はシエル先輩目当てで読み始めた立場だからこそ、突如現れた吸血鬼を自称する謎の女の子と知り合い、その見た目に心を揺り動かされ、彼女が笑ったり拗ねたりするひとつひとつの所作や挙動から目を離せなくなり、その正体に迫っていく中で徐々に見た目だけでなく中身にも興味を抱くようになっていった。
 けれど、自分は普通の生活を送ることを求められる普通の人間だったから、いっときの気の迷いで近付くことはあれど身体を重ね続けることは許されなくて、そんなことは関係ないと気付いた時には全てが遅くて、もう一度こちらが手を伸ばした時には……という、なんというか、人のことを好きになって幸せな一瞬を過ごして舞い上がって周囲の環境を気にして結果として互いに歩みきれずほろ苦い思い出を残す、みたいな学生時代の恋愛体験をまるっと詰め込まれたような感覚に陥ってしまいました。

 アルクェイドルート最後の「だから吸わない」のシーンがいじらしくて微笑ましくて可憐で、大長編の映画を観終わった時のような満足感と虚脱感に襲われているというのが正直な本音です。
 そりゃあ失恋したようなものなのですから、脱力して当然ですよね。

 そんな燃え尽き感はどこへやらといった勢いで早速二周目を始めたのが現在の私です。シエルルートたのしい

 何がたのしいって、また当たり前のように志貴くんの周りにみんながいることが嬉しくて堪りませんね。初回とは異なる選択肢に進むのも見落としや聞き逃しがあったことに気付けて面白いです。

 そして「あれ? 意外とシエル先輩たくさん出てくるな……」と、序盤に悉くシエル先輩が出てくる選択肢を無意識的に避けてしまっていたことが判明して若干落ち込んだりも。
 何より一番驚いたというか涙が出そうになったのは、とある場面でとある選択肢を進むとシエル先輩が傘をさしてくれたことです。

 『生命線』も最高ですが、言わずもがな『ジュブナイル』も良すぎる。

 シエル先輩のルートだけあって、可愛いところばかりではない彼女の異常や生い立ちにも触れられていくので、ここからどんな着地を見せるのか楽しみでなりませんね。

バレイベのこれが着地点に近いような気がしなくもない……

 余談ですが、アルクェイドルート主題歌『生命線』の歌詞が良すぎませんか?
 特に、時には月を〜あなたには誓いを、の部分が曲を聴き終わった後も余韻に浸れてずーっと残るんですよね〜。


各キャラクターへの一言感想〜

 最後に、この項目で『月姫 -A piece of blue glass moon-』に登場した主要人物について感じたことや印象などを一言で語って終わりにしたいと思います。

⒈アルクェイド・ブリュンスタッド

 『月姫』ヒロインのひとり。真祖の中の真祖、みたいなイメージ。最高の真祖ということとFGOアーキタイプ・アースとして実装されたことから原初の真祖のようなものだと思い違いをしておりました。
 アーキタイプといっても最初に誕生したというわけではなく、あくまで自然発生とのこと。真祖を狩るための真祖として生み出されたという話もどこかで聞いたような気がするけれど、もしかするとリメイク前と後で設定が多少変更されているのかも?
 どちらにしても、とりあえず最強のヒロインであることに間違いない。以下は個人的な評価と感想。

”絆レベル上限解放待ったなし”の図

 プレイ前とプレイ後で完全に印象がひっくり返ったキャラクターのひとり。もっとプレイヤーを置いてけぼりにして傍迷惑な事件に突っ込んでいくようなタイプだと思っていました。
 実際最初はそんな感じだったのが、生い立ちや環境を知っていくにつれて徐々に放っておけなくなって気付いたら大好きになっていて、大好きになったことを自分で理解した頃には彼女の方は死別してでも志貴くんの敵を倒してみせると決意していて悲しすぎたなぁ……
 空を見上げると手が届きそうなくらいに大きくて近いのに、いざこちらから手を伸ばしてみると離れていく。確かにお月様ってそんな感じですよね。

⒉シエル

 私が『月姫 -A piece of blue glass moon-』を購入しようと思ったきっかけのキャラクター。かわいい、つよい、かっこいい、たよれる。
 彼女のことを深く知るために始めただけあって、一挙一動に目が離せない。気付いたらパシャパシャ撮ってる。茶道室の選択肢が出たら茶道室以外選べない病にかかってしまった。

 まだシエルルートの前半〜中盤なので今後さらに感じ方が変わる可能性があるが、とりあえず大好き。傘を差し伸べてくれた姿が忘れられない、これが恋……!?
 現在直面している「学校で見せていた先輩の優しさは仮初の姿なのかどうか」という問題。何かの漫画でどうせ他人が心の中で何を考えているのかなんて分からないのだから、それならその人が見せたいと思っている姿を信じるようにしている、という言葉がありましてですね。これを読んで以来、私もそう考えるようにしているので個人的にシエル先輩が見せてくれる外面を好きでいようと思っております

⒊遠野 志貴

 直死の魔眼持ちのやべーやつ。
 彼に関してはプレイするまで殆ど事前情報が無かったため、某ブレイドワークスみたいなイカれポンチな性格かと思いきや至極真っ当な感性の持ち主で良い意味で驚きました。
 あらぁーん、気になる女の子のために背伸びする男の子じゃなぁ〜い。青春よねぇ〜。

 ナイフ片手に当たれば即死の一撃必殺マンとかいう厨二病極まれりな属性持ちで、しかも眼鏡を外すことで実質能力解放は盛りすぎて学生時代に触れていたら帰って来れなくなるところだった。今でも致命傷。なんなら昨日の夜中に公園に繰り出して不審者扱いされる前に帰宅したまである。
 どうか報われて欲しい。救われて欲しい。平穏であって欲しい。みんなを大事にする以上に自分のことも大事にしてあげて欲しい。

⒋遠野 秋葉

 こ わ い 。
 このキャラクターに関しては殆ど教えてもらえていないというのが現状で、今のところ兄のことは本当に大切に想っているというくらいしか分からない。でも一歩間違えると監禁してしまったりする。ヤンデレというかヤン。

 原作の『月姫』には秋葉ルートも存在していたようなので、そのリメイクを待ちたいところです。琥珀さん共々怖いんだよなぁ……。
 そりゃあ、自分の体調も気にせず忠告も約束も無視して夜中に出歩く兄も悪いんだけど……にしたって怖いよ、怖い。

⒋翡翠と琥珀

 前者は本作の良心(今のところ)、後者は本作の良心(だと思っていた)
 感情的な行動を殆ど見せず、アルクェイドルートでは一貫して主人公飲み方だった妹の翡翠は全幅の信頼を寄せて良さそう……な。言うより前に行動して志貴くんが深夜に帰ってきてもみんなにバレないように手を尽くしてくれるところとかBIG LOVE

 琥珀さんは何か怖いね? 普段見せる優しさとか思いやりは本物だと信じておりますが、その上で自分の意思とは関係ない遠野家の使用人という線引きというのがあってそれに従うと途端にやっべーことになる……、あるいは妹の代わりに悪いこと全部引き受けているかの2択。

⒌乾 有彦

 さてはイイやつだな、オメー?
 イイやつすぎる。少しデリカシーに欠けるところと不良なところがあるが、そんな欠点も丸っと抱きしめて感謝を伝えたいくらい最高のフレンド。
 絶対に有彦ルートを作るべき。

⒍弓塚 さつき

 どこいったの?

⒎ノエル先生

 代行者は師匠と弟子のツーマンセルよ〜うっふーん、シエル先輩があの強さで弟子なわけないからこっちが弟子よね〜ん。本当にその通りだった。
 FGOでもFateでもとにかく代行者というのはとんでもなくイカれた強さのやっべー奴らと専らの噂だったのですが、この人がやべーのは内面だったという話。

 異様なまでの死徒に対する執着や怒りから、まだ判明していないが過去に何かしらあったのだろうなぁという想像がつきます。なので、たまたまイカれた性格で生まれ育っただけの奴だとは思っていませんが……果たして。
 代行者という化け物揃いの中で頑張っていることには同情の余地があります。あんなのについていこうと思える時点で凄いですよ。


まとめと感想〜

 本日は遂に始めることが出来た『月姫 -A piece of blue glass moon-』のアルクェイドルートの感想を語らせていただきました。
 最初にお話ししたように私はこれまでビジュアルノベルゲームというジャンルに触れずに育ってきたので、新たな道が開拓出来たような感覚で楽しい一週間を過ごすことが出来ました。まぁやっていることは選択肢と分岐とBAD ENDのあるFGOみたいなもの……かもしれませんが。

 刺激的な描写や専門的な用語も沢山出てくるので万人向けではありませんが、そういった色々なことを加味した上でもまだプレイしたことのない方には是非とも触ってみてほしいなと思える作品です。

 まぁFGOをプレイしていて、Fateシリーズもある程度知っていて、それでもまだ『月姫』には踏み込んだことが無いという私のような奇特な人がいればの話ですが。

 FGOといえば、アルクェイド謎の代行者C.I.E.Lの再臨状態をどうしたものか最近ずーっと悩んでいるんですよね。これって『月姫』プレイ後あるあるなのでしょうか?

 もしも間違いがあったらすみません。アルクェイドの再臨は、大元の状態とあるルート(?)から数年後の姿ロアと会わなかった姿(?)の3種類ですよね。
 うーん。第一再臨の状態がすっぽり収まるなぁというのが個人的な本音です。二臨は志貴くんが実装されたら並べてあげたいとは思うけれども……うん。三臨は最もFGOらしさの溢れる状態な気がするので”らしい”のはここな気もしますが、本当にこの辺りは人それぞれって感じがしますね〜

 対して、シエル先輩はもうどうすればいいのか分からなくなっちゃいました。
 今までは通常が水着でレイドバトルやボスバトルの際にスターシエルになってもらう、というスタンスでやっていたのですが……修道服の霊衣が欲しい。学生服は無いのもしゃーないとして、修道服は良いでしょ……むしろそっちがデフォじゃないの???
 ……そんで眼鏡かけてほしい。眼鏡で水着なシエル先輩が見たい。うおおおおおおおおおーん(号泣)。うおおおおおおおおおおおーん(号泣)。うおおおおおおおおおおーん(号泣)。

理想↑

 ……ちなみに、これはシンプル疑問なんですけど、途中あったBAD ENDの『眩病月』ってなんだったんですか?
 原作の『月姫』には秋葉翡翠たちの個別ルートもあったということで、普通に考えたら後々公開されるであろう続編の方で回収されるものだということは分かります。分かりますが、それにしたってあのENDだけ怖すぎませんか???

 遠野家って一体なんなんです???

あとこの人も地味に怖い

ヒルダ(FE)やガレス(FGO)と同じ桑原 由気さんだから完全に油断してたけど、
眩病月の朝の琥珀さんおかしくない?
いや多分あれは約束破りまくった志貴くんが悪いのだろうけれども……

 さて、本日は『月姫 -A piece of blue glass moon-』アルクェイドルートの感想を語らせていただきましたが、如何でしたか?

 シエル先輩に関する言及の方が割合多めだったかもというのはさておき、あれだけ沢山の方が続きを切望していて、あれだけ沢山の方がアルクェイドシエル先輩のことを大好きでいる理由が魂で理解出来る最高の作品だったことに私はとても満足しております。
 セール価格だったので今回はダウンロード版を購入しましたが、設定資料集のためにアニプレで初回限定版を改めて購入してもいいなぁ……。これ購入可能ということはまだ買えるということですよね? 一応”在庫確保が出来次第”と書いているので即発送とはいかないかもしれませんが。
 アクスタも欲しい……ポスターも欲しい……いやポスターよりはタペストリーの方が嬉しい……もっと早く知っていれば。

 もっと早くやっておけばよかったなぁ〜、そうすればバレンタインイベントも終章も奏章Ⅲももっともっと楽しめたんだろうなぁ〜なんて。

 最後についで話ですが、マーリオゥヴローヴが好きになりました。ヴローヴ格好良くないですか?
 あと『月姫』をプレイした後に見返すと趣きが深くなる場面や話などございましたら教えていただけると幸いです。
 もしかするとFateシリーズより月姫の方が個人的に好みかもしれない。

 それでは、本日も最後まで読んでいただいてありがとうございました。
 また次の記事も読んでいただけると嬉しいです。いいね!も押していただけると大変励みになりますので、是非よろしくお願いします〜。それでは!!


 …………死の線の、”ここをナイフでなぞったら死ぬんだよなぁ”って感じすごくえっちだと思いませんか?

↓ 月姫関連記事はこちら ↓


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