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#353 snap / Panasonic LX3 〜 街と人と植物と 〜

こんにちは。遺跡発掘と埋蔵文化財の写真を撮るというお堅いお仕事をしながら、「猫撮り」と「街撮り」を楽しんでいる、Yurihiro Yoshida です。

本日は、「街に見る植物」の、お話です。お付き合い頂けると嬉しいです。この記事で使用している機材は「Panasonic LX3」です。

以前にも「街に見る植物」のお話を、「足元の世界」というサブタイトルをつけて書いています。
どうも僕は、定期的に植物を撮りたくなるようです(笑)。

今回も、書く内容を決めていないのに「街と人と植物と」なんて壮大なサブタイトルをつけてしまったので、それに沿うような文章を書いていきたいと思います。

「街に見る植物」としては、鉢植えのものがあったり、街路樹や花壇など整備されたものや、道端に自然と生えてきたものなど、色んな植物があります。

これら「街に見る植物」は、多かれ少なかれ人との関わりを持っていて、その植物たちの姿からも、人の営みが垣間見れると思うのです。

そしてそれは、「街の姿」にも、少なからず影響していると思うのです。

なんて、サブタイトル以上に壮大なことを書いてしまっているのですが、「街」と「植物」は、お互いに影響し合っていると僕は見ているのです。

そして、そこに姿は無くとも「人間の面影」を感じられたりするのも、僕的には面白かったりするんです。

ここまでは、すごくざっくりしたお話だったのですが、ここからは、もう少し踏み込んでいきたいと思います。

「人の面影」と書きましたが、そんな人の中には「区域を分ける」という感覚があると思います。

例えばそれは「私有地」みたいに土地の権利の区分であったり、

「歩道」「車道」みたいな利用区分であったり、街の中には、人為的に設けられた「区域分け」がたくさんあると思うのです。

と、いうのも、街を眺めていると、その「区域」の「境界」に植物が存在していることが多く、そんな「区域分け」と「植物」は、大きな関係があると僕は思っているのです。

例えば、鉢植えを置くという行為は、その置いた人が、その置いた場所が自分の「区域」だという主張に感じるのです。

それは、実際の土地の所有区分と一致しているとは限りません。あくまでも主張な訳ですが、だからこそ、そこに人の思いや気持ちが見え隠れしていて面白いのです。

それが、花壇などの地植えの場合は、植木鉢の時とはまた違った意識を感じられます。

鉢植えは移動できますが、花壇は移動できない。つまり、花壇を作る段階から「区域」を意識しているのです。

さて、その「区域分け」で思い浮かぶものに「塀」があります。「塀」は空間を遮断するもので、「区域分け」でも、その意識が強く感じられるものです。

ところが「花壇に植物」は、「塀」に比べ、少し柔らかな意識を感じるのです。その感じ方は人それぞれだとは思うのですが、「花壇に植物」な「区域分け」にも、人の気持ちが見え隠れすると言っても良いと思います。

さて、今度は「利用区分」での「区域分け」について考えてみましょう。

街における「利用区分」は、人が決めたものなので、もちろん人為的なもので、そこに強い意志を感じる訳なのですが、その「境界」にも植物が存在しています。

例えば、「私有地」と「歩道」、その間に置かれた植木鉢。

そこにも、はっきりと「境界」を示した、人の気持ちが見え隠れしていると思います。

その植木鉢が置かれているのが、「私有地側」なのか「歩道側」なのかによって、感じる印象が変わるのも面白いところで、そんな狭間を行ったり来たりできるのも植物であり、そんな植物が人の意識の代弁者になっていると考えると、更に面白いのです。

さて、一方で、人為的でない「区域分け」がされている場合もあります。

例えば、画像のようなデッドスペースと歩道。

これも「使うところ」「使わないところ」という「区域分け」がされていて、ある意味、これも「利用区分」と言えるでしょう。

ここは、人の手が加わっていない所で、植物が生えてきて成長しているので、人為的ではないと言えるのですが、手が加わっていて除草されていれば、植物は生えてこないと考えると、この「境界」に植物があるというのも、人との関わりによるものと考えられなくもないのです。

なんて小難しいことを色々と考えながら文章を書いていた訳なんですけど、何かに着目し、そのことについて色んな角度から考えを巡らしてみると、新たな理解も生まれてくるもので、こんな思考の流れをスナップ撮影にフィードバックしてみると、新たな視点での撮影も出来るんじゃないか、そんなことも思えてくるので、何だかとっても面白くなるのです。

明朝のスナップは、こんな思考のまま行ってみようって考えると、何だかワクワクが止まりません。

何だか楽しくなってきちゃいました。

それではまた、次の記事でお会いしましょう!

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