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【京都府南丹市】「1週間で、こんなに変わるんか」湖で浮き輪を怖がってた4歳児と、京都るり渓温泉へ

プールの真ん中で、うちの子が浮き輪に入って、涼しい顔でぷかぷかしてた。

こっちを見もせん。呼んでも生返事。ただ水に浮いてるのが楽しいらしい。

その光景を端から眺めながら、俺はちょっと呆けてた。

1週間前、こいつは湖で半泣きになりながら「離したらあかん!!」と俺に怒鳴ってたのに。

逃げ場を探して、京都まで来た

8月1日。前の週末に琵琶湖で湖水浴をして味をしめたので、またどこか連れて行こうと思ったけど、問題は暑さやった。

外は無理。この暑さで屋外に4歳児を放り出すのは、遊びやなくて修行になる。

そこで「屋内」で探して見つけたのが、京都・南丹市の「ASOBIYUKU 京都るり渓温泉」。室内の遊び場と、水着で入れるプールと、温泉がある。要は逃げ場として完璧やった。

7時半に家を出て、9時着。駐車場は無料で、当然のようにガラガラやった。

その日いちばん食いついたのは、水やなくてトミカやった

先に言うておくと、プール目当てで来たのに、うちの子が最初に直行したのはトミカとプラレールのコーナーやった。

しばらく戻ってこん。

わざわざ京都まで来て、家でもできる遊びを全力でやってる。まあ楽しそうやからええけど、親の想定というのはこうも当たらんものかと思った。湖では浮き輪、今日はミニカー。何が刺さるかは連れて行ってみるまでわからん。

恐怖の正体は、たぶん「広さ」やった

さて、プールである。

浮き輪を渡したら、こいつは何のためらいもなく入って、そのままぷかぷか浮きはじめた。

1週間前と同じ道具、同じ「水に浮く」という行為。なのに反応がまるで違う。

なんでや、と考えて、たぶん理由は「広さ」やなと思った。

湖は向こう岸が霞んでる。底も途中から見えん。どこまで続いてるのか、4歳の目にはたぶん「終わりのない水」に見えてた。だから浮き輪から手を離されることが、そのまま「消える」ことに直結してたんやと思う。

プールは端から端まで見える。底も見える。人もおる。だから怖くない。

子どもが怖がってるのは「水」やなくて「わからなさ」なんかもしれん。

そう考えると、あの日湖で1時間かけて水際をうろうろしてたのは、びびってたんやなくて、ちゃんと自分の目で確かめてたということになる。当時の俺は「びびりやなー」と思ってた。すまん。

「あつい、やだ」——いや、家では入ってるやん

締めくくりに温泉「るり湯」へ入った。ここで、この日いちばんのツッコミどころが来る。

「あつい、やだ」

……家では毎日フツーに入ってるやん。

しかも家の風呂のほうが体感あつい。なだめすかして少しだけ浸からせたけど、最後まで納得してなかった。

さっきまで水にぷかぷか浮いてたやつが、湯には入らん。湖は怖くてプールは平気で、風呂は家ならOKで外ならNG。4歳児に一貫した論理を期待したらあかん、というのがこの日の結論のひとつです。

11時を過ぎたあたりで、平和が終わる

ここからは実用の話。

快適やったのは、最初の2時間だけやった。

9時台は屋内施設に10組もおらんかったのが、11時を回ったあたりから一気に増える。メインのアスレチックは順番待ちの列ができて、まともに遊べない。プールも「泳ぐ」というより「人の間でちゃぷちゃぷする」感じに変わっていった。

フードコートも同じ。お昼どきは行列で、席を取るだけでもひと苦労しそうな空気やった。うちはオープン直後に早めのランチを済ませたのですんなり座れたけど、あれは30分ずれてたら詰んでた。

この施設、朝から「早め早め」に動くと全部うまくいく作りになってる。逆に言うと、昼から行くと一日ずっと混雑と戦うことになる。

浮き輪を持っていくなら、ドーナツ型一択

これは調べて確認した情報。プールへの持ち込みルールがはっきり決まっている。

持ち込みOK

  • 浮き輪(真ん中に穴があいているドーナツ型)

  • アームリング(腕に着けるタイプ)

  • ゴーグル

持ち込みは遠慮してほしい、とされているもの

  • ビーチボール

  • 水鉄砲

  • ボート、いかだ型のもの

  • 動物型の乗るタイプの浮き具

  • シュノーケリング

で、ここが面白いところなんやけど、この日スワン型の浮き輪を持ち込んでる家族がおった。あれ、たぶん「動物型の乗るタイプ」に当たるはずのやつです。

ルールとしては明記されてるけど、現場の運用はそこそこ緩いのかもしれん。とはいえ、持っていって使えんかったら子どもがかわいそうなので、素直にドーナツ型かアームリングを選ぶのが安全やと思う。

ちなみにゴーグルはOK。琵琶湖でゴーグルを忘れて悔しい思いをした身としては、ここは強調しておきたい。

施設の印象と、俺の凡ミス

施設は文句なしにきれい。新しいのもあって、トイレが各所にあるのが子連れにはとにかくありがたい。「あ、今どこにトイレある?」を探し回らんでええだけで、親の消耗がだいぶ違う。

で、俺の失敗を書いておく。

プールエリアは撮影NGやと思い込んで、カメラをロッカーに突っ込んでた。そしたら、まさかの撮影OKのエリアもあった。

浮き輪でぷかぷかしてる、あの記念すべき瞬間。撮れてない。

思い込みで動くと損する、といういい教訓になりました。これから行く人は、荷物をしまう前にエリアごとの撮影可否を確認してください。

持ち物:屋内は準備が圧倒的に楽

湖水浴のときは「キャリーがないと詰む」「マリンシューズいる」と装備の話が延々あったけど、屋内施設はここが本当に楽。特に足りんかったものはなかった。

強いて挙げるなら、

  • 汚れてもいい大人用の靴下(室内砂場があるので、気になる人は)

  • 浮き輪はドーナツ型かアームリング(上のルール参照)

このくらい。準備のハードルの低さは、屋内施設の一番わかりやすい利点やと思う。

よくある疑問

Q. 駐車場は?
無料。9時時点ではガラガラやった。

Q. 何時に行くべき?
開園直後。11時を過ぎるとアスレチックもプールもフードコートも一気に混む。

Q. 何歳向け?
屋内の遊び場は体感1〜7歳くらい。プールは未就学児から大人まで幅広く、混雑時は「泳ぐ」より「浸かって楽しむ」場所になる。

Q. 浮き輪は持ち込める?
ドーナツ型・アームリング・ゴーグルはOK。ビーチボール、水鉄砲、ボートやいかだ型、動物型の乗るタイプ、シュノーケリングは遠慮リストに入っている。

ドーナツ型というのは、こういうやつです。

Q. 屋内だけで一日もつ?
うちは室内の遊び場・プール・温泉だけで9時から満足して帰った。外にはバギーやグランピング、ランタンテラスもあるので、そっちを足せば余裕で一日以上遊べる。

Q. 猛暑や雨の日の逃げ場になる?
今回まさにその使い方をした。外に出したくない日の選択肢として機能する。

Q. プールエリアで写真は撮れる?エリアによって違う。撮影NGだと思い込んでカメラをロッカーにしまったら、撮影OKの場所もあった。荷物をしまう前に、エリアごとの可否を確認しておくこと。

Q. フードコートは混む?お昼どきは行列になり、席を取るだけでもひと苦労。オープン直後に早めのランチを済ませると、すんなり座れる。

Q. 室内砂場がある?持ち物は必要?ある。砂場もあるので気になる人は、汚れてもいい大人用の靴下を持っていくと快適。

Q. 温泉にも入れる?「るり湯」がある。ただし4歳児は「あつい、やだ」と抵抗した。家では普通に入っているのに、外の温泉は別物らしい。

Q. 屋内の遊び場は何時から使える?屋内エリアは早朝から夜遅くまで開いている。ただし混雑を避けるなら、結局は朝一が正解。

最後に:帰りの車で、5分で寝た

湖では浮き輪を怖がって、プールでは涼しい顔で浮いて、温泉は「あつい」と拒否して、帰りの車では出発5分で寝落ちした。

一日のうちにこれだけ表情が変わる生き物と過ごしてると、こっちの予想なんて何の役にも立たんのがよくわかる。

ひとつだけ確かなのは、1週間前に「無理」やったことが、場所を変えるだけで平気になることがあるということ。あのとき湖で「びびりやなー」と思ってた俺は、たぶん間違ってた。

もし「うちの子、水こわがるしなあ」と思って迷ってるなら、怖がってるのは水やなくて、その場所かもしれません。環境を変えて、もう一回だけ試してみてください。

そして行くなら、11時前に着いてください。これだけは譲れません。

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