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chipsynth SFCとFM音源 其の2


 前回の記事で紹介したデモトラックの詳細を書きたいと思います。サンプルのソースをFM音源とエフェクターで作り、chipsynth SFCでに取り込んで鳴らしたものです。

 ベースとドラムスの簡単なデモですが、チップチューンの作り方に倣って各々1chで鳴らしています。表記している波形サイズはmac上に保存したbrr(サンプルのフォーマット)ファイルのものです。

・バスドラム1KB
・スネア2KB
・ハイハット4KB
・ベース8KB

 バスドラムとスネアはスーパーファミコンのサウンドエディットでも書いた「ピッチを上げて録る」「ループを設定する」テクニックを使っています。

 スネアが汚いかもしれませんが、FM音色の段階でピッチを上げたものをスーファミ音源化するとかなり崩れてしまう為、原音をオーディオ化→ピッチを上げる→スーファミ音源化と言う手順を踏んで今の品質になっています。
 ハイハットは元がノイズと言うか非整数次倍音の塊なのでピッチは弄っていませんが、オープンとクローズを兼用出来る様にループを設定しています。スネアのサイズと倍の差がある事から分かるように、ピッチを上げて録る節約の効果は大きいのです。
 ベースの8KBは破格なのですが(実機制作時の最長は約6KBのストリングスだったと思います)、ソースの段階でアタック部分とループさせる持続音を別に用意しています。アタック部分の音色はDX7-2のユニゾンサウンドをReasonで作った話で書いたユニゾンのテクニックで作ったもので、持続音はループさせ易い単純波形にしています。それらをレイヤーしてスーファミ音源化しました。容量を小さくする場合はアタック部分を小さく(短く)する事で対応出来る設計にしていますが、切り詰めず出音重視にしてみました。

 今回は1パック(16KB)を目安に作りました。ベースとドラムスでほぼ使い切っているので、曲作りに必要な音色を考慮して、ベースは半分以下に、バスドラムも200バイト削れるかな、なんてことを考えるのも楽しいです。
 人によっては何が良いのかサッパリなデモトラックかもしれませんが(笑)、chipsynth SFCを曲作りに使えそうかなと言う手応えは感じています。


 実はこの記事を書いた後にchipsynth SFCを購入しました。導入の腹づもりは決まっていて、後はいつ買うかを考えていたのですが、デモ版の時間制限と保存が出来ない状態で使い続けるのは難しい、と言うかデモ版でガッツリ制作しようと言うのが間違っている訳で。(笑)(しかし代理店の商品説明がchipsynth MDのものと混じっているのが残念です)

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