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「こんなもの」と我慢しなくてよかった── ホットフラッシュとHRT、私の折り合い方

暑くもないのに、汗が出る。

美容院で髪を切っているとき。
試着室で服を着替えているとき。

「お願い、今はやめて」
そう思うと、なぜか余計に汗が出る。

これが、噂に聞く更年期というもの?
とはいえ、汗は拭けばいいし、メイクも最近は崩れにくい。

年齢を重ねれば、まあ、いろいろある。
そう思っていた。


「一度、婦人科で相談してみたら?」

きっかけは、年に一度の健康診断だった。
問診票に、最近の汗について何気なく書いてみた。
「ホルモンかな。一度、婦人科で相談してみたら? 保険適用ですよ」

あ、相談していいんだ。

少し気が重いまま婦人科へ行き、血液検査を受けた。
結果を見た先生は、
「ホルモン、ですね」
……えっ、それだけ?

「朝から元気が出ないとか、感情の浮き沈みとかありませんか?」

思い当たることはいくつかあった。
でも朝が弱いのは昔から。
夜な夜な韓ドラで泣くのも、むしろ楽しみのひとつ。

自分では「不調」だなんて思っていなかったけれど。

HRTを始めてみたら

治療の効果や合う・合わないには個人差があるけれど、私にはよかったようだ。

1|ホルモン補充療法(HRT)は保険適用だった

私の場合、診察と薬を合わせて月1,500〜2,000円前後。医師の診察を受けながら継続中。

2|突然の汗に振り回されなくなった

治療を始めたら、思いのほか早く変化を感じた。
もう人前でも余計な心配をせずに過ごせる。

3|肌の乾燥が落ち着いてきた

一年中乾きが気になっていたけど、なんだか肌の調子がいい。

ラクになる方法があるなら、頼ってみる

汗くらい。
肌の乾燥くらい。
ちょっと疲れるくらい。

我慢しようと思えば、できてしまう。
でも、小さな不調が毎日の機嫌を削っていた。

身体の変化は、これからもきっといろいろ出てくる。
そのたびに全部がんばって克服するのではなく、さっさと相談して、さっさとラクになる。
それも、年齢を重ねた自分との付き合い方のひとつなのだと思う。


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