ソロ活④22年前に諦めた夢が繋がる。働き方と学び直しの両立に気づいた日|通信制大学合同説明会

慌てて決めた進路

「大学へ行きたかった」
この思いは胸にあったり、ひっこんだりしながらも
ずっとあったような気がしている。

そこそこの進学高にいた。
高校2年生で弟が倒れ、母親がおかしくなり、祖母が不安症。
しっちゃかめっちゃかな高校生活だった。

「悪いこと言わない。短大行っとけ。高卒だと就職先が選べない。給料だってフリーターとさほど変わらない。でも4年制行くのは気が引けるんだろう。なら短大行っとけ。専門学校だとその道に行かなかった場合は高卒扱いになるけれど、短大なら一応準大学卒みたいな扱いになるから。
奨学金・特待生制度、全部使ってでも進学したほうがいい」

と教えてくれた当時の顧問であり進路担当だったO先生には感謝しかない。


母親には一切相談せず、
栄養科短大にAO入試で進学した。
フル奨学金、特待生もとれるくらい勉学にも励んだ。
人生で一番遊びほうけた2年間でもあった。よく学びよく働き(バイト)よく遊んだ。

後悔はしていない…と言ったらうそになる。

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気づけばいつも福祉と隣り合わせ

心のどこかで、ずっと「四年制大学で学んでみたい」
あと「福祉を学びたい」思いがあったのかもしれない。


栄養科の短大か、福祉系の短大かは最後まで迷った。
福祉系の短大=就職先は介護系が当時のメジャーだった(今はどうだろ)


介護系は違うかな。という理由で栄養科にした。
よって実習で簡単に挫折し、卒業後は全然違う仕事をしている。

しかし。

社会人になって
祖母が長期入院する際にお世話になったこと
自分がネフローゼ症候群を発症したため、治療(体調)と仕事の両立に向き合うことが増えたこと

いわゆる「ソーシャルワーカー」さんをすごく身近に感じていた。


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気になっていた通信制大学

今、「第二の思春期」wだと思う。
時間がある今、
気づいたら通信制大学合同説明会の会場新宿エルタワーにいた。


パンフレットがおいてあるブースでひととおり眺める。


面白いくらいに、福祉系にしか興味がわかない。
今時のビジネス系、IT系、教職系、美大もあった。


けれど。面白いくらいに。
「もし、もし…ソーシャルワーカーになるとしたら…」

そんな目線だった。

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「AS(自閉症スペクトラム)サポーター?」

ふと、ある大学のブースにあった資格名に目が留まった。
わたしは、ASDグレーを自覚している。


福祉というか、発達障害について大学で学ぶのもありだな、それで四大卒を得て、何かライフワークで関わるってのもありかもな…」

なんてぼんやり考えていたら。

「どうぞお気軽に」

と、スタッフの方に声をかけられた。
そう言ってもらえると、わたしはけっこう声をかけてしまう。

「AS(自閉症スペクトラム)サポーターってなんですか?」


スタッフの女性は丁寧に、説明をしてくれた。
この資格だけを取りたいのみなら、「科目等履修生」として受講してもいいらしい。

なるほどなぁ。

たまたまか、と思ったが
このスタッフの女性がこの大学関係者かはわからないけれど
福祉系特有の雰囲気を感じ、話をもっと聞いてみたくなった。


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忘れかけてたダブルライセンス


ブースにいた、おそらく広報のような女性と話をしたのだが
なんとなく盛り上がった。

私が取ったある資格?を使いたいが、うまく使えない。
自分のためにはフルに使っているが、何かお役立てたい、みたいなことを
ついしゃべってしまった。

「社会福祉士、目指すのはどうですか?社会人経験があって、事務ができる社福はニーズあります。年齢的にも大丈夫。あと30年いける」


社会福祉士。
22年前も考えた、名前が挙がった資格。
わたしには4年制大学に通う暇ない、20歳で働かなきゃという思いが強くて
断念した資格。


そう、ぼんやり考えてた「ソーシャルワーカー」。


どうしても、わたしは「難病」の経験があるのでそちらをメインに考えてしまいがちではある。



大学で勉強すれば、きっと新たな視野が広がるだろう。


社会福祉士として、なにかできること。
22年経過した今だからこそ、祖母と伯父の死までの経緯、自分が経験した病、弟の今おかれている状況。

18のあたしが想定つかない経験をしてきた今だからこそ、
この仕事ができるのではないか、きちんと勉強することで
わたしなりのかたちで関わることができるのではないか。


そんなことを感じました。


「待ってますね」
名刺を渡され、わたしは会場を後にした。


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22年ごしの答え合わせ


自宅で、パンフレットを見直してみた。
この大学は、知っている大学だった。
知人がこの大学の系列高等部に関わっていたから。

学校に通いにくい学生さんたちに、きめ細やかなサポートをしている学校だと聞いていた。
こういう学校必要だよな。私も当時からあったら選択肢に上がったんだろうなと考えていた。

その大学版。
高校より緩やかではあるが、その感覚は残っているように感じられ
スローガンに初めて「この学校いいな」って感動しちゃったりして。

もし、大学生になるならここがいいなって思う。


「居場所」がとにかくほしかった時代があった。
どれだけ必要なものか、経験を通じて知ってはいるつもりだ。



この大学で学び、仲間を作り
「わたしの人生」をすこし色づけてみたい、そんなかんじです。
社会福祉士になるかはちょっと踏ん切りついていないけれど。


ここで大学生になって、卒業して栄養&福祉のダブルライセンスを持てたら

「苦労してきたかいがあったね、これからだね」
って、笑ってくれるかな?

これまで“働くか学ぶか”の二択で考えていたけれど、学びながら働く、という両立の道もあるんだなと改めて。

大学生に、なりたいな。もういっかい。

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