
電池5カ年計画、AIVの海外進出を政策課題に|中国自動車ニュース速報2026年9月29日
1.中国7部門、「第15次五カ年計画」新型電池産業計画――全固体・ナトリウム・液流電池を並行育成
工業情報化部、国家発展改革委員会、交通運輸部、商務部、市場監督管理総局、国家能源局、国家鉄路局の7部門は、「新型電池産業発展『十五五』計画」を共同で発表した。
計画では、高品質な電池製品の供給を充実させる方針を示し、用途ごとに異なる電池技術を並行して育成する。
リチウムイオン電池については、出力密度とエネルギー密度の向上、高効率液流電池、ハイブリッド型スーパーキャパシタなどを推進。軽量化、柔軟化、液体から固体への移行を進める。
さらに、全固体電池の産業化能力向上を明記したほか、ナトリウムイオン電池、水系電池、超急速充電電池なども対象とした。
用途もNEVだけではない。長時間エネルギー貯蔵、航空・船舶、ロボット、低空経済などを見据えた電池供給能力の構築を目指している。
2.工信部、AIVの海外展開を政策課題に――中国標準の国際化も加速
工業情報化部の都広礼氏はWICV 2026の記者会見で、インテリジェント・コネクテッドNEVの国際展開について今後の政策方針を説明した。
「智能網聯新能源汽車産業発展『十五五』計画」では、グローバルな産業協力を重要任務の一つに位置付ける。
具体的には、サプライチェーンの安定確保と海外進出企業への支援、中国企業の国際市場への深い参入、さらにWP.29、ISO、IECなど国際標準・規制活動への参加を進める。
単純な完成車輸出から、サプライチェーン、規格・標準、現地事業まで含めた海外展開へ政策の射程が広がっている。
3.安徽省、人型ロボットを自動車産業へ――完成車メーカーとの共同開発を促進
安徽省人民政府弁公庁は、ロボット産業の高品質発展に向けた実施意見を公表した。
自動車産業との連携では、完成車メーカーとロボット企業の高度な協業を促し、自動車産業向け「具身智能+」の構築を進める。
人型ロボットの重点分野への導入、完成車メーカーとの共通技術開発、研究成果の実用化、人材交流を支援するほか、完成車メーカーがロボット分野へ人材を送り出すことも奨励する。
さらにロボット企業による中小企業向けの部品受託加工、試作、製品検査などへの参入も促す。
4.広東省、「AI+ロボット」を大規模産業クラスターへ――自動車・高級装備も重点
広東省党委員会の会議では、AIと実体経済の融合を一段と進める方針が示された。
重点対象として電子情報、NEV、高級装備などを挙げ、「AI+ロボット」を高技術、高成長、大規模な産業クラスターへ育成する。
人型ロボットについては、産業化に向けた技術突破や応用シーンの拡大を進めるとともに、部品供給、完成品開発、サービスまで含む産業チェーンの構築を目指す。
5.Geely、2027年型博越Lを発売――1.5TD+7DCT
GeelyはSUV「博越L」の2027年モデルを発売した。
新型は新世代のGEEA 3.0電子・電気アーキテクチャを採用し、1.5TD+7DCTのパワートレーンを搭載する。
博越シリーズは世界60以上の国・地域で販売され、累計販売台数は245万台を超えている。
6.北京現代、IONIQ 5 Nを中国投入――中国専用仕様として開発
北京現代は新型中型車「IONIQ 5 N」を発売した。全5グレードで、メーカー希望価格は10万9,900~13万9,900元、期間限定価格は9万9,900~13万1,900元としている。
発売時には車両権益、品質保証、バッテリー・モーター・電装系の保証など複数の購入特典を設定する。
記事では、中国市場向けの新エネルギー車ブランド「艾尼氪」の最初のモデルとして、中国ユーザー向けに開発し、今後海外にも展開するとしている。
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