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問界「賽力斯主導」から半月で再調整――午後に再交渉報道、夜にHuaweiと新たな5年協力を正式発表

    [メンバーシップ限定]10月1日午後、華為(Huawei)と賽力斯(seres)の問界(AITO)を巡る協業関係が、再び動き始めた。

    第一財経は同日13時過ぎ、9月15日に両社が問界の協業モデル変更を発表してからわずか半月で、新たな交渉が始まったと報じた。

    関係者によれば、問界の「専属・専営」という新しい枠組み自体は維持される可能性が高い一方、両社の協力関係はさらに強化される方向であり、単純に「Huawei主導」から「賽力斯主導、Huaweiが支援」へ切り替えるものではないという内容だった。

    さらに同報道は、両社が同日中にも新たな共同声明を発表するとしていた。

    そして夜になり、その内容が正式に明らかになった。

    Huaweiと賽力斯は、深圳で「鴻蒙智行(hima)・問界事業高度化戦略協力」調印式を開催。Huawei常務董事、製品投資審査委員会主任、デバイスBG董事長の余承東氏、賽力斯集団董事長(創業者)の張興海氏らが出席し、新たな5年間の協力関係を結んだ。

    午後に浮上した「再調整」は観測では終わらず、同日夜には新しい協業体制として正式発表された形である。

    9月15日、「問界は賽力斯主導」へ

    今回の動きを理解するには、わずか半月前まで戻る必要がある。

    9月15日、問界と鴻蒙智行は協業モデルの変更を発表した。

    それまでHuaweiが深く関与してきた問界について、製品定義、製品設計、ブランドマーケティング、販売チャネル、サービス体系を賽力斯が主導し、Huawei端末部門が支援する体制へ変更するとされた。

    一方、問界は引き続き鴻蒙智行に所属する。

    尊界、享界、智界、尚界についてはHuaweiが全工程を主導する従来の方式を維持するため、問界だけが異なる協業形態へ移行することになった。

    これは、Huaweiと自動車メーカーとの協業モデルを見る上でかなり大きな変化だった。

    問界は鴻蒙智行の原点であり、最も成功したブランドでもある。その問界で、賽力斯が自ら製品やブランド、販売を主導する段階へ移ると発表したからである。

    ところが10月1日午後、「再交渉」が表面化

    しかし、それから半月しか経っていない10月1日、第一財経が新たな動きを報じた。

    Huaweiと賽力斯が再び交渉に入り、協業モデルが再調整される見通しだという。

    ここで重要だったのが、関係者による説明である。

    「専属・専営」という新しい問界の運営方式そのものは、おそらく変更されない。

    しかし、そのうえでHuaweiと賽力斯の協力をさらに高度化する方向であり、「Huawei主導」から「賽力斯主導、Huaweiが支援」へ単純に変更するものではないとされた。

    これは9月15日の発表後に広がった「Huaweiが問界から一歩引き、賽力斯へ主導権を戻した」という理解に修正を迫る内容だった。

    第一財経はさらに、両社が同日中にも共同声明を発表すると伝えた。

    夜になって正式発表、新たな「5年間」

    そして夜、午後の情報は正式発表へ変わった。

    Huaweiと賽力斯は、新たな5年間の協力関係を結ぶ。

    両社によれば、問界ユーザーはすでに120万人を突破した。今後5年間も、問界を「高級スマート自動車ブランド」とする中核的な位置付けを維持する。

    さらに今回、非常に重要な一文が加わった。

    Huaweiと賽力斯が共同で「問界事業専属チーム」を組成する。

    その専属チームを通じて問界事業をさらに高度化し、「専属・専営」の体制によって問界ユーザーへのサービスを強化する。

    つまり、9月15日に打ち出された「専属・専営」は撤回されない。

    変わるのは、その中身である。

     
     
    急速に進む中国のCASE(Connected&Cabin,Autonomous,Shared&Service,Electric)やAIについての最新情報。2018年から1日1本以上のレポート配信。毎朝8:00日刊中国モビリティレポートと適時号外レポート

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