【共働き家庭の中受日誌】SAPIX夏期講習マンスリー確認テスト結果発表
夏期講習マンスリー確認テストの結果が出ました。
この夏、単元の洗い出しから始まり、
スケジュールを組み、
隣について観察しながら、
「知識ではなく選ぶ問題だった」という発見にたどり着いた、その答え合わせです。
結果は、総合偏差値53.8
これまでの一連のテストの中で、最も良い数字でした。
ただ、単純に「良かった」で終わらせず、設問ごとのデータを丁寧に読み解いていくと、もっと面白い発見がありました。
算数、一番時間をかけたのに伸び悩んで見えた理由
この夏、一番時間をかけて対策したのは算数でした。
それなのに、算数の偏差値は49.7
5月からほぼ横ばいの結果を見て、あれだけやったのにという、強い徒労感に襲われたのが正直なところです。
子ども自身も、算数への苦手意識をずっと口にしています。
でも、設問ごとの内訳を見て、印象が変わりました。
「規則性」が、0点から75%まで伸びていた
これまでの模試では、規則性の問題はほぼ全滅でした。
5月のテストでは0/18
ところが今回、規則性の設問は15/20、正答率にして75%
平均点(9.0/20)を大きく上回っています。
これは、「これは何算か、解く前に判断させる」という、この夏取り組んできた訓練が、そのまま結果に表れた形でした。
応用問題への苦手意識の正体は「知識不足」ではなく「見分ける力の不足」だったという仮説が、数字として裏付けられた瞬間です。
新出単元の立体図形も、平均とほぼ同じ水準まで到達していました。
新しい内容にもきちんとついていけています。
それでも偏差値が伸びなかった、本当の理由
では、なぜ算数全体の偏差値は上がらなかったのか。答えは「計算問題」にありました。
配点20点のところ、得点はわずか5点
平均は14.1点なので、大きく下回っています。
正答率一覧を見ると、1問目は全体の88%が正解している、いわば「落としてはいけない」問題を間違えていました。
これは知識不足でも、応用力の不足でもありません。
単純なケアレスミスです。
せっかく規則性で稼いだ得点を、基礎の計算問題での取りこぼしが相殺してしまっていました。
「苦手意識」と「データ」のギャップ
ここが今回、一番興味深いと思った点です。
子どもは「算数が苦手」だと感じています。
でも実際のデータを見ると、この夏対策してきた部分(規則性・新出単元)は、着実に、しかも大きく伸びていました。
苦手意識を生んでいたのは、応用力の不足ではなく、基礎計算でのケアレスミスという、全く別の場所にありました。
「苦手」という感覚は、必ずしも実態を正確に反映しているとは限らない。
これは、成績表を丁寧に読み込んで初めて分かることで、総合点や偏差値だけを見ていたら、絶対に気づけなかったと思います。
国語・理科・社会はどうだったか
国語は偏差値50.3で、大きな崩れはありませんでした。
分野別に見ると、漢字と読解は平均を上回っている一方、ことわざ・慣用句などの「知識総合」だけが平均を下回っていました。
ここも、算数の計算問題と同じく、対策すれば伸びやすい「基礎知識の抜け」だと考えています。
理科(偏差値57.6)と社会(偏差値59.1)は、シリーズを通して最高値でした。
総合偏差値53.8がこれまでで一番良い数字になったのは、この2教科の伸びが大きく貢献しています。
今後の対策
今回の分析から見えてきたことを踏まえ、次のように動こうと思っています。
算数の計算問題は、「見直す」習慣を徹底する:応用力はついてきているので、次は基礎の取りこぼしを防ぐ段階
規則性の成功体験を、本人に自覚させる:「苦手」という思い込みを崩すには、データだけでなく本人の実感が必要
国語の知識分野を、隙間時間で反復する:暗記量で解決できる部分なので、即効性のある対策がしやすい
まとめ
「算数が苦手」という感覚は、本人にとっては紛れもない実感です。
でも、成績表を丁寧に分析すると、その実感と、実際に起きていることの間にはズレがあることが分かりました。
この夏の対策は、少なくとも「見分ける力」という部分では、確かな成果を出していたのだと思います。
次は、この成果を本人にも実感してもらうことが、苦手意識を変える一歩になりそうです。
同じようにお子さんの成績表と向き合っている方の、参考になれば嬉しいです。
