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[16]犬が教えてくれた、人間関係が穏やかになる「期待しない」生き方

こんにちは。すももです。

私は小さなシニア犬と大きめの犬と暮らしています。普段、愛犬と暮らす中で、しつけに関する悩みを持ったことがほとんどありません。

「犬に怒らない、叱らない」という我が家のスタイルをお話ししてきましたが、実はこのマインド、私の人間関係の築き方とも完全に直結しています。

身近な人に対して、「どうして言った通りにできないの?」「なぜそんなことをの?」と、怒りをぶつけている光景を目にすることがあります。 かつての私にもそんな時期があったかもしれませんが、今は、人間関係においても怒りを感じることがほとんどありません。

犬への接し方は人への接し方そのもの。 今回は、犬から学んだ他人に期待せず、ありのままを受け入れる生き方と、イライラをユーモアへ変換するコツについてお話しさせてください。

怒りの原因は、すべて「自分の勝手な期待」にある

人間関係でイライラが生まれるメカニズムは、実は犬に対してイライラするのと同じです。それは、相手を自分の思い通りにしたいという、勝手な期待を抱いているからです。すなわちエゴです。

「普通は、こうするだろう」 「それくらいの気遣いはできて当然だ」

自分にとっての普通や正論を相手に押し付け、そこから外れた行動をされると、裏切られたと感じて怒りが生まれるのだと思います。

約束をすっぽかす人、いつも不機嫌そうな人、やりっぱなしの人…。悪気があって相手を困らせようとしているわけではありません。その人のキャパシティ、育ってきた環境、その日の体調など、そうせざるを得ない理由が背景にあると思っています。

犬の困った行動に対して、冷静に観察する心の余裕があれば、人間の行動に対しても、何か事情があるのかなと、一歩引いて受け入れることができるようになります。最初から相手に過度な期待をしなければ、裏切られることも、怒りが湧くこともなくなるのです。

コントロールしようとせず、仕組みと佇まいを変える

吠える犬に「静かに!」と叫ぶのが逆効果であるように、人に対しても、感情的に「ちゃんとして!」と怒鳴ることは何の解決にもなりません。力で相手をコントロールしようとすれば、強い反発が生まれます。

人間関係で困ったトラブルが起きたとき、相手を責めるのをやめて、自分の関わり方や、周囲の仕組みをどう変えれば解決するかにフォーカスします。

  • 何度も同じミスをする人がいるなら、怒るのではなく、先回りしてリマインドする

  • イライラした空気を放っている人がいるなら、私はただ静かに佇み、その負のエネルギーを受け流す。

相手を変えようとするエネルギーを自分の環境づくりや佇まいをチューニングするエネルギーへとシフトさせる。これだけで人間関係のストレスは消えていきます。

日常の凸凹をクスッと笑える「ユーモア」に変える魔法

予期せぬ理不尽なことに遭遇したとき、私の心を救ってくれるのがユーモアの視点です。

2匹が、悪気のない無邪気な顔でとんでもないイタズラをしてくれたとき、私は感情的になるよりも先に「おいおい、珍しいパフォーマンスを見せてくれたね🤣」とクスッと笑ってしまいます。

その視点を人間関係にも応用するのです。 例えば、信じられないほどマイペースで周囲を振り回す人がいたら、「私よりも不動の心を持っている人が現れた!さぁ、どうする?」と、頭の中でコミカルなナレーションを当ててみます。

こうやって、どんな状況もエンタメとして楽しんでしまうこと。 どんなことも深刻に捉えすぎず、視点を変えて、人間とは不完全で愛おしい生き物だなと微笑むことができたら、世界は一気に優しくなるのではないでしょうか。

完璧じゃない世界を、愛おしむということ

犬には人間社会のルールや正論は通用しません。ただ、ありのままで生きています。そんな犬たちと長く暮らしてきたからこそ、私は人間社会のルールや正論というガチガチの鎧を、優しく脱ぎ捨てることができたのだと思います。人間も犬も、みんな完璧ではないし、凸凹していて、たまに失敗もする。

期待を手放し、コントロールしようとするエゴを捨て、ありのままをリスペクトして、そっと寄り添う。 その心の距離感が、私の周りの人間関係を穏やかで、優しいものにしてくれています。

今日も私の目の前には、愛おしい世界が広がっています。 犬たちが教えてくれた「不動の心」と「ユーモア」の魔法を胸に、いつも穏やかな微笑みを絶やさずに、ゆったりとした足取りで歩みを進めています。

すもも

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