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シューベルト「ピアノソナタ第17番」攻めの姿勢って大事だよね。内田光子

作曲者:シューベルト
曲名 :ピアノソナタ第17番 ニ長調 D850 第1楽章
演奏者:内田光子

内田光子の演奏って丁寧なんだけども、かなり攻めの姿勢があっていい感じだ。このギリギリ感ってアルゲリッチにもあるけども、滅多に居ないタイプだと思う。


Schubert: Piano Sonata No. 17 in D Major, D. 850 "Gasteiner": I. Allegro vivace

シューベルトの演奏ってベートーヴェンほどこの人じゃないと駄目だっていうのが無い。誰でも挑戦できる自由があるように思う。だけど選ばれるのはどうしたって実力がある人だ。ベートーヴェンほど演奏者を選ばないけどもシューベルトの演奏で選ばれるのも凄いことなのだと思う。

内田光子の演奏はバランス感覚がなによりも凄い。リズムも旋律も同じようにバランス良く音を置いていく。そしてこの攻めているように感じるのは、ほんの少しの前ノリからくる躍動感からだろう。
モーツァルトの演奏が一番評価されているんだろうけども、シューベルトの演奏もかなりのものだ。
以前私はケンプとタイプが似てると判断してたけど、ケンプは調和型でこんなに攻めの姿勢をしないから被っていない。実際にはアルフレート・ブレンデルとタイプが似てるしレパートリーも被ることもある。だけどブレンデルと十分に張り合えるし、内田光子の演奏を採用しようと思うことも多いからそれだけの実力がある。
ブレンデルと張り合えるのって物凄いことだと思う。

内田光子の演奏を聴くようになって今までそんなに聴いてこなかったのが勿体なかったなと思う。先入観から演奏を選ばないことって今でもまだ良くあることだ。その人の演奏を聴くようになる切っ掛けは名演に出会えるかどうかだと思う。良い演奏さえ聴ければ好きになるのだ。






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