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なぜ会議で発言しないのに評価されるのか

「会議では積極的に発言した方がいい」
若手の時よくそう思っていました。
たしかに発言することは大事ですが正直に言うと発言の量そのものが評価に直結しているわけではありません。
過去に会議中の発言を聞いた記憶がない人がトントン拍子に出世していったのをみたことがあります。何であの人が??と不思議に思ったものですが今思うと納得できる部分もあります。

今回は、会議で発言しなくても評価される人は、なぜそういう評価がつくのか、管理職目線でお話ししてみたいと思います。

発言量と評価は比例しない
会議でたくさん発言する人はたしかに目立ちます。
ただ発言の中身が薄かったり同じような意見の繰り返しだったりすると正直「発言のための発言」に見えてしまうこともあります。
それに対してほとんど発言しなくても資料をきちんと読み込み要点を押さえて参加している人はそれだけで「ちゃんと理解している」という印象を持たれます。
管理職が見ているのは発言の量ではなくその場で何を考えていたかです。
発言しない=評価されないということばかりではないのです。

準備してきたことが端々に出る
発言していなくても事前準備がしっかりしている人は資料の見方やメモの取り方に自然と表れます。
議題に関連する部分にあらかじめ印をつけていたり質問されそうな箇所をメモしていたり。
管理職としては発言の有無にかかわらずそういう細かい準備の様子も見ています。
いざ何かを振られたときに的確に答えられる人はそれまで黙っていても「準備してきたんだな」という印象がしっかり残ります。

発言させてから最後にいいとこ取りをする人
これは会議で発言しなくても評価される人の中でも印象に残るタイプです。
議論が始まってしばらくはあえて口を挟まず他のメンバーの意見が出尽くすのを待ちます。
そして議論が一通り出たタイミングで「つまり、こういうことですよね」とそれまで出た意見を整理しながら核心を突く一言でまとめてしまう。
本人は特に新しい発言をしているわけではないのに最後にまとめた瞬間、まるでその人が議論を導いていたかのような印象になります。
これは狙ってやっているのか、それとも全く自分の意見を元々持ってなかったのかよくわからないことがあります。
とはいえ、管理職の立場からするとみんなの意見を的確に拾って言語化できるということが高い能力です。
発言の回数は少なくてもこういう形で会議に貢献する人は結果的に「発言していた人たち」以上に強く印象に残ることがあります。

会議後のフォローで信頼を得る人
発言しなかった分を会議の後にフォローできる人も評価が高い傾向にあります。
「先ほどの件気になったので少し調べてみます」と会議の後に一言添えてくれたり議事録やメモを整理して共有してくれたり。
会議の場では発言できなくても後からしっかり動く人は結果的に会議への関わり方として十分な印象を残します。

おわりに
会議で発言しなくても評価される人には準備の丁寧さ、聞く姿勢、そして議論を見極めてから的確にまとめる力といった共通点があります。
特にみんなの意見を聞いてから要点をさらってまとめる人は発言量では測れない存在感を持っています。
無理に発言の回数を増やそうとするよりまずは準備と聞く姿勢を大切にし、必要なタイミングで的確にまとめるテクニックを意識してみてください。上司からの評価もいい方向に向かうかもしれません。

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私は自動車製品開発の管理職として、
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