見えない子だった私へ。
見えない子だった私へ。
そして、かつての私のように、
静かに、誰にも気づかれないまま頑張っているあなたへ。
この言葉が、どこかでそっと灯りますように。
私はきっと、「見えない子」だったんだと思う。
片側から見れば、特に困っているようには見えなかったかもしれない。
表面上はうまくやれていた。
それなりに愛されて、それなりに評価されて、それなりに笑っていた。
だけど、本当の私はずっと――
助けの求め方がわからなかった。
声のあげ方も知らなかったし、
どうして「そのままの私」を見てくれる人が、こんなにいないのか不思議だった。
わがままでもなかった。
問題児でもなかった。
でも、どこにも「私」はいなかった。
ただ、自分を殺して生きる方法だけを覚えた。
⸻
今、私の娘たちには、ちゃんと「居場所」がある。
学校の友達が家に遊びに来てくれる。
「遊ぼう!」って言ってくれる友達がいる。
バスケットの監督や、話を聞いてくれる大人たちもいる。
居場所って、こんなふうにあるものなんだ。
私にも、あったような気がする。
でも、きっと、そこにも私はいなかったんだと思う。
⸻
何も失っていないように見えて、
実は大切なものがまったく手に入らなかった。
「問題のない子ども」の顔の下で、
私はずっと見捨てられたままだった。
⸻
それでも。
こうして言葉にできるようになった今、
私は少しずつ、自分の居場所を自分の手で作っている。
もし、かつての私のような誰かが
静かにこの言葉を見つけてくれたなら。
あなたにも、
「いていい」って思える場所が、どこかにありますように。
**
読んでくれて、ありがとう。
もし、あなたの心がどこかふるえたら、
その「ふるえたこと」を、
スキで伝えてもらえたら嬉しいです。
それが、わたしの次の言葉をつくる手がかりになります。
よければ、ひとことだけでも、残していってね。
あなたが、ここにいてくれてよかった。
still.
**
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