キリマンジャロ登山体験記 登山編5日目前半-キボハット〜ウルルピーク-
こんにちは、minaです。🦅
有言実行、コンスタントに続きを書けました✌️
最後まで頑張りたいですね。
キリマンジャロ登山、マラングルートDAY5になります。
DAY5は最も過酷なスケジュールで、とっっっっっても長い1日だったので、前半後半と分けていきたいと思います。
(前半:キボハット〜山頂ウルルピーク / 後半:山頂ウルルピーク〜ホロンボハット)
これまでのキリマンジャロ登山に関する記事はこちらです↓
それでは波乱の DAY5:キボハット〜ウルルピークまでの山頂アタック編
少し長くなりますが、どうぞ〜〜〜!
DAY5(前半):キボハット(4720m)〜ウルルピーク(5895m)
深夜0:00出発。いよいよ待ちに待った(?)山頂アタックの日。
上半身8層・下半身4層・靴下2層、手袋2層、ニット帽に、バラクラバのフル完備。
上はインナー2枚、Tシャツ、長袖、フリース、マウンテンパーカー薄いの、分厚いの、といった感じ。ダウン一番あったかいダウンは基本的には山頂のみ。
下はスパッツ2枚、マウンテンパンツ薄い、分厚いの。

カメラのフラッシュで明るく見える
大体出発の時間はみんな同じなので真っ暗の中、キボハットからゾロゾロと一列でゆっくりゆっくりとヘッドライトの明かりが進んでいく。
スタートした時はこんなにゆっくり進むの?何時間かかるの?と思うくらいのスピードだったが、かなり標高が高いので普通の速度では確実に歩けない。
昨日の時点でぐったり青ざめていたベルギーチーム🇧🇪の1人はやっぱりアタックには参加していなかった。悲しい。
デイビッド🇦🇺は誰よりも早く、いつものようにガイドさんとマンツーマンでスタートしていたが、少ししたところでいつものようにあっという間に追いつき、『頑張ろうね!またあとでね!』と会話をし、元気をもらえた。
そしてどんどんと遠ざかってしまったので、心配になったが、人の心配をしている余裕もないのでまた山頂で会えるといいなあと思いつつ。
ただ、60歳超えで、ここまで来れていることがもはや奇跡のような、挑戦しているだけで尊敬の念を抱く。すごい。
ひたすら1列で🐜のように歩いていくのだが、(富士山登頂の時のようなイメージ)
2時間くらいいったところ(おそらく5000m付近?)で、明らかに山に慣れていて、いつもすごい速度で歩いていたブラジル(確か)のご夫婦の旦那さんがぐったりした様子で担がれて降りていったのを目撃。
途中で運ばれる人がいる、ということは聞いていたが、実際にみると衝撃で、しかもいつも余裕そうだった方だったので、恐ろしいな、、、と。
山小屋で見かける時いつもタバコを吸っていたので、おそらくそれが原因ではないか?と失礼だがそんなことを考えながら、我々は黙々と登っていく。
また、この時常に考えていてストレスになっていたのはまさかのトイレ。
今までずっとトイレしたくなったら岩陰に隠れたり人目のつかないところでしていたが、もうここには岩も草もなく、しかも今までとは明らかに比べ物にならない人の数。
さすがに道の真ん中で列を止めてするわけにはいかないので、少し離れたところに行くのだが、そこに行くのにまた体力を使い(2mほどの移動も長く感じる)、それ以上に止まると凍える寒さ、そして真っ暗の中、着込みすぎているのでトイレするのも一苦労。
加えて痛恨のミスだったことは、保温ボトルを持ってこなかったため、プラスチックの水筒に入れた水がめちゃくちゃ冷え切っていて、飲むたびに体が凍えそうになること。よってあんまり飲みたくなくなる、かつ、水を持ってくる量をミスって少なかったので、絶対足りなくなると途中で思い、気持ち遠慮しがちになってしまったこと。(山頂まで行っても、そのあとまたキボハットまで降りてこないと水にありつけない)

そんなことを言いながらもまだ色々考えられるくらいの余裕はあった。
ただ4時間くらい歩きつづけるとその頃にはぐったりする人も増えてきてあちこちに吐き跡が出てくる。まだ大丈夫、と言い聞かせながら一歩ずつ確実に進んでいく。(こんなに一歩一歩着実に進んでいく感覚初めて、誰かわかるかなあ)
キリマンジャロのピークは3ヶ所ある。
・GILMAN'S POINT(ギルマンズポイント):5681m
・STELLA POINT(ステラポイント):5756m
・UHURU PEAK(ウルルピーク):5895m
いわゆる山頂はウルルピークになるのでもちろん全員がウルルピークを目指す。
5時間くらい歩き続けたところでガイドが『あと少しでギルマンズだよ!よく頑張ってる!』と励ましてくれ、と同時により斜面が急になり、山頂を見上げる感じになる。足場も悪く普通に怖い。
と、途端に吐き気に襲われる。わ、、、きた、、、といったかんじ。
吐き気、悪心、胃のムカムカ、は容赦なくどんどんひどくなる。
吐いたら楽なんだろうけど、吐く体力もなく、2歩進んで止まって深呼吸、を繰り返す。もうあと少しでギルマンズなのにかなりきつい。
荷物もガイドに持ってもらい、なんとか1つ目のポイントであるギルマンズポイントに到着。少し安堵。だがどんどん日が登ってくる。日の出をウルルで見るのは難しそうだが正直そんなのどうでもいいって感じだった。笑

喜びも束の間、ここからが地獄だった。
私の中では3つのポイントはそれぞれ近く、ギルマンズに着いたらもううるるピークはすぐそこ、と思っていた。
それはとんでもない勘違いで、ギルマンズからステラ、ウルルまでとそれぞれ標高100mずつ登らないといけない。
この時点での100mはとても辛く長く、果てしなく感じた。
幸い頭痛はないものの、酸素が薄すぎて、ずっと過呼吸気味だし、吐き気はひどい。
ゆっくり休みながら行きたいのに、私の様子を見たガイドたちが『この標高にずっといるのは危険だから!』と早く登って早く降りようといったモードになりもう地獄of地獄。
止まるたびに、『Mina! Be strong! Pole Pole! Don't stop!』と言われ、(冷静にBe strongって初めて言われたしやばいおもろい笑)
『Pole Pole』とはタンザニアの言語スワヒリ語で『ゆっくりゆっくり、焦らず』という意味で、基本的にキリマンジャロ登山のモットーになるのだが、この場合のPole Poleは『止まらず、ゆっくりゆっくり進め』っていう意味で、余計イライラしてしまった。
(え、どうしてPole Poleなのに止まらせてくれないの!?歩けないし、追いつけない、もう無理)といった完全ネガティブ感情爆発。(笑)
とにかく前だけ見て進み、6:00ごろなんとかステラポイントに到着!

ここまできたらもうあとは意地で進むだけなので、心を無にしながら一歩一歩足を伸ばす。ふと見ると、景色がめっちゃ綺麗。
楽しむ余裕は全くなくてもったいないけど、来てよかった、頑張ってよかったって思ったのは覚えている。


もはやステラポイントからウルルピークはキツすぎてあんまり覚えてないけど、気づいたらウルルピークについていた。
到着した時、嬉しさよりも何よりもきつすぎて、でもなんとか登頂した安堵で涙が込み上げ大号泣。(達成感ともまた違う新しい感情すぎて困惑、とにかくきつかった、、、)


登頂したも束の間、『この標高に居続けるのは危ないから一刻も早く降りろーーー!!!』とガイド。忙しない。
ウルルピークから今日中にキボハットを通り越してホロンボハットまで行くなんて地獄なスケジュールなんだ、、と思いながら訳も分からず下山スタート。

、、、と、下山の様子は後半戦にて〜〜〜!
前半、だいぶ長くなってしまいましたが、読んでいただきありがとうございました😂
この日のことは一生忘れないでしょう。今となっては本当にいい思い出です。
それでは〜〜!🦅
